投資初心者向け!100万円の安全な資産運用方法をご紹介

初心者が意識しておきたい100万円の運用商品

手元の100万円を運用する。

100万円というと、なかなかまとまった額となりその運用方法には悩んでしまいますよね。

せっかくある100万円の資産は、減らさずかつ効率よく増やしていきたいところです。

そこで今回は、これから投資を始める資産運用初心者の方向けに

  • 100万のおすすめ資産運用方法5選
  • 100万円を運用する際のポイント

を、まとめて紹介していきます。

この記事を読めば、投資初心者の方でも手元の資産100万円を安全かつ効率的に増やしていける方法がわかります。

まず初めに、100万円の運用方法を決める上で是非知っておきたい、リスクとリターン(利益)の相関性について見ていきます。

リスクとリターン(利益)の相関性

100万円はとにかく安全に運用したい。そう考える人は多いでしょう。

そうなると、考えられる100万円の運用方法は「定期預金」。銀行にお金を預ければ、あとは満期を待つだけ。基本的には元本保証で額面上の資産は減る心配なく安全に運用出来ます。

さて、ここで気になるのが100万円を定期預金で運用するとどれくらいお金が増えるのか?ここで、シミュレーションしてみましょう。現在日本の定期預金の金利は約0.01%程(参照:日本銀行 定期預金の預入期間別平均金利

単純計算して100万円を1年預けて得られる利子はたったの、100円です。少ないと感じられる方が、多いのではないでしょうか。

資産運用において、リスクとリターンは比例関係にあります。リスクを低く抑えようとすると期待できるリターンは低くなり、まとまったリターンを得ようとするとその分リスクも高まります。

リスクとリターン

よって、無条件で、低リスクな運用商品がベストというわけではありません。100万円を運用し、数年後の車の買い替え費用をつくりたい。そんな方が、100万円を定期預金で運用していては、いつまでたってもその目標は達成できません。

資産運用において、ご自身が取れる投資リスクと希望リターン(投資の目標)に合った商品を選ぶ必要がある。ここは、しっかり覚えておけると良いですね。

2020年最新版!おすすめの資産運用方法5選とその利回り

さて、資産運用おけるリスクとリターン(利益)の相関性を理解できたところで、ここからが本題。

100万円の資産運用におすすめの投資方法5選を各運用方法で期待できる利回り(期待利回り)と共に紹介していきます。

まず初めに紹介するのが、とにかく100万円を低リスクに運用していきたい方におすすめな「個人向け国債」です。

1、個人向け国債

期待利回り:0.05%

国債は国が発行する債券で、国債を購入するということは発行元の国にお金を貸し出すような意味合いとなります。国債の保有期間中は利息が発生し、満期がくれば元本に利息がついて戻ってくる仕組みです。

日本国債は格付けでも高く評価されています。個人向け国債には、半年ごとに利率が変わる「変動10年」、発行時の利率そのままの「固定5年」「固定3年」の3タイプの商品があります。

個人向け国債
参照:財務省 個人向け国債HP

金利は税引前で0.05%程とわずかなものですが、利率0.01%程と低利率な定期預金で運用するより100万円の資産をずっと効率よく運用することが出来ます。

メリット・デメリット

100万円を個人向け国債で運用する一番のメリットはなんと言っても、ほとんど元本保証であること。

投資を始めるときに一番気になるのが「損失のリスク」。そんな中、購入し満期まで保有するだけと投資初心者でも簡単に失敗せず資産運用を行える点は嬉しいです。

反対にデメリットをあげるとすれば、やはりその利率の低さ。現在の利率感(0.05%程)であれば、1年で数百円ほどしか増えない計算になりますから、100万円の運用益で車やマイホームの購入をお考えの方には物足りないと言えるでしょう。

上記の内容を踏まえ、大きなリターンは望まずにとにかく安全に少しでも100万円の資産を増やしたいという方は、個人向け国債で資産運用にチャレンジしてみても良いですね。

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続けて紹介するのは、手元の100万円を気軽に投資可能な「保険」です。

2、保険

期待利回り:1%以下

保険で資産運用?と思われるかも知れません。保険と言ってもその種類は様々で、中には一定額お金を積み立て、満期が来ると積み立て額以上のお金が戻ってくるような「貯蓄型保険」といったようなものもあります。

例を上げるのであれば、オリックス生命保険のRISEという終身保険。30歳から60歳までの30年間月々1万円弱の保険料を払い込めば、60歳を超えた段階で払戻率が100%を超え、払込金額が払い戻し金額を超えます。

オリックス生命保険のRISE
参照:オリックス生命保険RISE[ライズ]

それでも、年利に換算すると1%以下と微々たるものですが、保険という身近な商品で手元の100万円を運用でき、その始めやすさは抜群と言えますね。

メリット・デメリット

100万円を保険で運用する一番のメリットはなんと言っても、その手軽さ。ショッピングモール内の保険代理店や、知り合いの保険外交員さんなどから気軽に購入することが出来ます。

また、契約さえしてしまえば、後は毎月の保険料を払い込むだけ。勿論、通常の保険機能も備えていますので、怪我や入院などいざというときにはきっちり保険金が下りるのも嬉しいですね。

反対にデメリットをあげるとすれば、数年~数十年といった長期に渡り割高な保険料を支払い続けなければならない点。途中解約をすると元本割れをして損をする可能性もあります。

上記の内容を踏まえ、長期期な保険料の払込の目処がたつ方で、現在保険の乗り換えや新規加入を考えていたり、手軽に100万円を運用したいとお考えの方は保険で資産運用にチャレンジしてみても良いでしょう。

3つ目は、100万円の運用を丸々ロボットにお任せできる、その手軽さが人気の「ロボアドバイザー」です。

3、ロボアドバイザー

期待利回り:3~4%

100万円という少ない資金で資産運用未経験者が、とにかく何かしらの形で投資を始めたいと思った時におすすめなのが「ロボアドバイザー」。

ロボアドバイザーは最初にウェブ上で、100万円という資金を使ってどの程度のリスクを取れるのかなどの簡単な質問に答えることから始まります。

それに対して回答をすることで、初心者にもあった運用方法をロボットが提案、入金するだけでその後の運用までもを全て自動で行ってくれるのです。

ウェルスナビ
参照:WealthNavi HP

ちなみにウェブ上ではリスク許容度をどの程度にすれば、運用資金はどのように変動するのかも確認できます。

つまり直接的に投資活動はしませんが、ロボアドバイザーを利用することで、初心者でも投資リスクとリターンの割合や運用成績の確認作業が簡単にできるようになります。

メリット・デメリット

100万円をロボアドバイザーで運用する一番のメリットはなんと言っても、投資初心者でもロボットの力を借り、複数の金融商品へ資産を分散投資できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

基本的にはお金を入金するだけで、その後の運用はロボットが行うので、投資初心者の方、また投資に手間と時間をかけられない方でも、始めたその日から上手に100万円の資産を運用していくことが出来ます。

とにかく手元の100万円を手間を掛けずに、分散投資でリスクを抑えながら運用したいという方は、ロボアドバイザーでの運用を考えても良いですね。

3つ目は、信託商品を購入するだけで、その後の100万円の運用は投資のプロにお任せできる「投資信託」です。

4、投資信託

期待利回り:3~4%

投資信託は投資対象を株式とするもの、債券とするものなど複数ある信託商品の中から投資商品を選んで購入。それだけで、プロが100万円を様々な商品に分散しその後の運用まで一括して行ってくれます。

投資信託
参照:JPモルガンHP 投資信託を知る

とは言っても、投資初心者の方であれば、100万円の運用にはどの投資信託が良いのか迷ってしまうかも知れません。そんな中、数ある投資信託商品の中でも100万円の運用であれば「バランス型投資信託」がおすすめ。

バランス型ファンド
参照:ゆうちょ銀行 JP4資産均等バランス

バランス型投資信託に投資すれば、債券だけ、株式だけではなく複数の金融商品にまんべんなく分散して投資を行うことができリスクを抑えた投資が可能です。

メリット・デメリット

100万円を投資信託で運用する一番のメリットはなんと言っても、100万円の運用を投資のプロにお任せできること。個人で複数の株式や債券に分散して投資しようと思うと、手間と時間がかかります。

しかし、100万円を投資信託に投資するだけで、運用を始めたその日からプロの手腕で上手に運用できる点には、100万円の運用に投資信託を利用する大きなメリットを感じられそうです。

投資信託は先述したロボアドバイザーとは異なり、複数の信託商品から投資先ファンドは選ぶ作業は投資者自身で行う必要があります。

興味のある市場(国内・海外)や株式や債券などと言った投資対象をイメージ出来ている方は、手元の100万円は投資信託で自分の投資スタイルや興味関心に合った運用を行えると良いでしょう。

また特に投資対象にこだわりのない方は、先述したバランス型投資信託を利用することを考えても良いですね。

4つ目は、100万という比較的少額でも手軽に不動産投資を始められる「REIT(リート)」です。

5、REIT(不動産投資信託)

期待利回り:4~5%

不動産を投資対象とするファンドである「REIT(リート)」であれば、金融商品を購入するだけで投資のプロが複数の不動産へ分散投資、そこから得られる家賃収入や売買益を配当金として投資者に利益配分してくれます。

金融市場は世界経済の影響を受けるので、基本的にはどの市場に投資しても同じような変動をします。その中で強みをみせるのは不動産市場。

不動産は現物資産なので、需要と供給のバランスによって相場が形成されます。以下東証REIT指数を見てもわかるように不動産価格は現在も上昇を続けています。

東証REIT指数2019

参照:SBI証券 マーケット「指数・為替・金利」 東証REIT指数

手元の100万円を最大限効率よく安定運用したい方にはおすすめの運用方法です。

メリット・デメリット

個人で不動産投資を始めようと思うと、最低数千万円~と高額な初期資金が必要です。その点、REITであれば10万円からと少額から投資が可能となっている点は手軽さの面で大きなメリットを感じられるでしょう。

また、不動産投資のリスクとして懸念されがちなのが流動性のリスク(売り手や買い手が見つからないなどで、売買したいときにできないリスク)。その点REITは株式市場上場しているために、株式感覚で売ったり買ったり手軽に取引ができる点は嬉しいですね。

100万円という資金で不動産投資を行いたいという方は、不動産投資信託であるREITでの運用を考えてみても良いでしょう。

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さて、ここまで100万円の資産運用におすすめの投資方法を5つ紹介してきました。いかがでしたでしょうか?今回紹介したものに関しては、どれも投資初心者でも取り組みやすい100万円の運用方法となっています。

とは言っても、各運用方法ごとに期待できる利回りと伴うリスクは異なりますので、実際に運用させる際は本サイト内の関連記事も活用し、各運用方法についてしっかり知識を深めた上で始められると良いでしょう。

【番外編】資産の一部を株式投資・FXで運用する

この項目は、100万円の資産運用方法の応用編となります。今回は紹介を省きましたが、100万円の資産を元手によりまとまった利益を狙いたい。上記の運用方法での期待リターンだと、少し物足りない。そんな方は、100万円の一部を株式投資FX(外国為替証拠金取引)での運用を考えても良いでしょう。

今回紹介した4つの金融商品と比べると、ある程度の勉強やリスク管理を行うことが必要です。また、投資の難易度もぐっと上がります。しかし、100万円の運用の一部として取り入れることができれば、100万円の資産運用を加速させる事ができるはずです。

弊サイトには株式投資やFXの関連記事もございますので、興味のある方は合わせてチェックしてみてくださいね。

100万円の運用をしていく上で押さえておきたい3つのポイント

さて、この記事の最後に実際の100万円の運用で損をしないために、是非押さえておきたい100万円を運用する際の4つのポイントを紹介しておきます。

1、複利で運用していく

複利とは、運用で得られた利子(利益)を運用額に組み入れて運用し、利子にもまた利子がつくことで資産を雪だるま式に増やせる効果のことを指します。

ここで例を挙げてみましょう。例えば、100万円を30年間年間3%のリターンで運用を続けたとするとどうでしょう?

運用で出た運用益は別で置いておき運用を続けた場合(単利)と、運用額に運用益を組み入れながら運用を続けた場合(複利)では築ける資産に50万円以上の差が生じる計算に。

運用が上手くいくと、嬉しくなって自分へのご褒美をと考えがちです。上手く利益が出たからといって、それを再投資せずに使ってしまってはもったいないですね。

100万円運用利益をどう生かすのか、その判断が以降の投資活動に影響を与えることは知っておきたいところです。

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2、元本保証を意識しすぎない

冒頭でリスクとリターン(利益)の相関性について説明した通り、投資活動はリターンを望めば、同時にリスクも取ることになります。

運用資金は増減を繰り返しながら変動します。増減を繰り返しながらも資金が増えていけば、それは成功といえます。

一時的に損失を出したとしても、5年、10年と運用を続け最終的に手元の100万円というお金が増えればよいのです。その意味では、不用意に元本保証を意識する必要もありません。

逆に元本を割り込みことを意識しすぎると、リスクが取れなくなります。重ねてになりますが、資金運用で大事なことは、リスクとリターンのバランスをどのように取るかということです。

資産運用の初心者は、ある程度の損失を許容するように意識しましょう。もちろん過度のリスクを取らないように、分散投資をすることは大切です。

3、分散投資をこころがける

初心者は100万円という少ない投資資金を、なるべく早く増やしたいと思いがちです。よって中にはリスクを多く取り、利回りの高い金融商品に全額をまとめて集中投資することを考える人もいるでしょう。

しかし、初心者のうちにこそ、そのようなリスクの高い投資は可能な限り避けるべきです。

リスクを抑えた、投資の基本は「分散投資」。複数の金融商品・投資先へ分散して運用することにより、マイナスが出ても他の投資先でプラスを出せればプラスマイナスで上手に損失をカバーしながら利益を出すことができるでしょう。

資産運用初心者だからこそ、丁寧に商品選びを行い分散投資でじっくりと増やすようにこころがけましょう。それだけ心がけるだけでも、100万円の資産運用の成功確率はグッと上がると言えますね。

4、NISA(ニーサ)制度を上手に活用する

NISA(ニーサ)という制度をご存知でしょうか。NISAとは2014年からスタートした、少額投資を行う方の為の非課税制度です。

具体的には証券会社で別途開設したNISA口座内での取引であれば、年120万円までと金額の制限はありますが、購入した年から数えて5年間の間に発生した利益は非課税になります。

100万円というまとまった額の投資となれば、上がる利益に対する税金も無視できない存在に。投資で得た利益をまるまる懐に入れられるのは、投資者として嬉しいですよね。

因みに、NISAの利用開始ができるのは2023年まで。今年2020年中に購入した金融商品についても5年間(2024年まで)非課税で保有することできますので、是非100万円の運用時には活用したいところです。

貯金・預金から運用へ一歩踏み出そう

さてここまで、100万のおすすめ資産運用方法と運用する際のポイントについて見てきました。

貯金や預金以外で100万円を運用するとなると、手間と知識が必要となり難しそうと思われがち。しかし、今回紹介したロボアドバイザーや投資信託などプロにお任せできる運用方法なども活用することで、より手軽により高利回りでの運用も可能です。

実際に100万円の運用を始められる際には、今回紹介した4つのポイントもしっかり抑えた上で上手に資産運用の始めの一歩を踏み出せると良いでしょう。

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