資産2000万円のリスクを避けた資産運用方法とは?

2000万円貯金

多くの人にとって、2000万円ものまとまった資産を運用するのはかなり勇気がいることです。

「運用に失敗して減ってしまったらどうしよう」

不安な気持ちから、なかなか手元の2000万円の運用の1歩を踏み出せない。

そんな方が、ほとんどではないでしょうか?

でも、実は方法さえ上手に選べば、手元の2000万円はリスクを抑え安全に運用できます。

今回は、現在実際に2500万円程の資産を運用中のマネーブリッジ編集部が、

貯金2000万円を低リスクで安全かつ効率的に運用できるおすすめ運用方法6選

こちらを、1つずつわかりやすく紹介していきます。

資産2000万円の運用方法

  1. 個人向け国債
  2. 不動産投資
  3. ヘッジファンド
  4. 投資信託
  5. ソーシャルレンディング
  6. 株式投資

2000万円の貯金を堅実に運用して、老後も不安なしの安定した資産づくりを目指していきましょう。

この記事の要点

・2000万円の資産はリスク管理をしっかりした上で、安全に運用しさらに増やしていくべき。
・プロに運用を任せられるヘッジファンドなどを賢く利用し、上手に運用していけると良い。

2000万円を資産運用して増やすことはできる

そもそもの話、2000万円もの大金をわざわざリスクを取って運用する必要があるの?そう、思われる方もいるでしょう。

そこで、まず最初に貯金の2000万円を運用した時と、運用せずそのまま貯蓄し続けた時を比較していきます。1年後、5年後、10年後にどのくらい総資産額の差がついているのか、具体的に確認して資産運用の大切さを理解していきましょう。

貯金は運用して増やす

2000万円もの貯金があれば、元本保証のあるような低い利回りの運用でも、銀行にそのまま預けているより資産は増えるものです。実際どのくらいの違いが出るのか見てみます。

今現在では、どのメガバンクも普通預金の金利は0.001%といったところが現状です。これを踏まえて1年後、5年後、10年後の資産額を比較して表にすると以下のようになります。

貯蓄の運用した時に築ける資産額

パターン 1年後 5年後 10年後
運用を行う場合 2100万円 2500万円 3000万円
銀行に貯蓄する場合 2000万+200円 2000万+500円 2000万円+3000円

このように2000万円の貯金を運用した時、しない時では10年後の資産額の差は約1000万円ほどにもなっています。1000万円というと、有名な高級車を一括で買えてしまうほど大きい金額です。

もちろん、運用に失敗すれば10年後には2000万円を下回った総資産額になっているかもしれませんが、リスクを回避した安全な資産運用を心がければその心配は必要ありません。

分散投資は資産運用の世界の基本

先ほど、2000万円の運用は「安全な資産運用を心がける」とお話しさせて頂きましたが、その1つの方法として投資の定石をかりてくるならば「投資は一つのカゴに盛るな」という言葉が浮かびます。2000万円の資産運用をするのであれば、分散して運用しなさいということです。

分散投資
(引用)
・アセットマネジメントOneHP「分散投資」(外部リンク)

 

2000万円ものまとまった資産を1つの投資先に集中投資して、大暴落でもされたら目も当てられません。2000万円の運用は、複数の投資先へ分散投資をしリスクを抑えた運用を行うことをおすすめします。具体的には投資のポートフォリオを作成するのが良いですね。

 ポートフォリオとは?
保有している株式や債券などの保有資産の組み合わせのこと。
想定リスクと期待できるリターンの違う金融商品を組み合わせてポートフォリオを作成することで、投資リスク・リターンをコントロールし安定した運用を実現させることができます。

投資ポートフォリオの作成

2000万円もの資産の運用となれば、最低3つ以上の投資先に資産分散したいところです。以下、金融商品のリスクとリターン度合いを表にまとめてみました。

リスクとリターン

取れるリスクに合わせて、複数の投資先へ資産を上手に分散させられると良いですね。投資ポートフォリオの作成方法については以下記事に詳しくまとめましたので、ポートフォリオ作成の際には是非ご参考ください。

また、ご自身での投資ポートフォリオ作成に不安のある方は、後ほど紹介するヘッジファンドで資産運用を投資のプロにまるまるおまかせしてしまうのが良いかもしれません。

自身で運用するにせよ、プロに運用してもらうせよ、資産運用に欲張りは禁物。安定運用で、2000万円という資産は分散投資を心がけ減らさずにじわじわと増やしていきましょう。

2000万円のおすすめ投資先とリスクを解説

前置きが長くなりましたが、早速ここから2000万円の運用ポートフォリオに組み込みたいおすすめの投資先とそのリスクを解説していきます。

それぞれの投資先の特徴をしっかりとらえて、貯金の2000万円を堅実に運用していきましょう。

安全度順おすすめ投資先一覧

以下の6つが、安全度順に並べた投資先です。大切な貯金2000万円を安全に運用するために、それぞれの運用方法を一つずつしっかり見ていきましょう。

安全度順おすすめ投資先一覧

金融商品 期待利回り 詳細
個人向け国債 0.05%程 国が発行する債券を購入する
不動産投資 4~5%程 家賃収入や土地の売買益を受け取る
ヘッジファンド 10~20%程 利益優先の委託投資(運用をプロに任せる)を行う
投資信託 3~5%程 委託投資(運用をプロに任せる)を行う
ソーシャルレンディング 8%程 貸金業を営む事業体に出資する
株式投資 5~7% 株の売買、保有することにより配当金を受け取る

早速、以下でこの6つの投資先を、1つずつ簡単にまとめていきたいと思います。

1、個人向け国債

個人向け国債のメリット
・元本損失のリスクが限りなく低い
・購入し満期を待つだけと投資の手間がかからない
個人向け国債のデメリット
・低利率でなかなかお金が増えない
個人向け国債の始め方
銀行・証券会社などで購入可能。店舗に足を運ばずとも、一部ネット銀行でも購入できます。

個人向け国債を購入すると、国に一定期間お金を貸していることになります。お金を貸しているので、もちろん定期的に利子が支払われます。そして満期になれば、元本に利子が付加された金額を受け取ることが可能です。

個人向け国債の特徴は元本と利息の支払いを国が保証していて、銀行よりも安全だということです。そしてこのように、元本割れは基本的に起こらないので、数年後に2000万円の投資資金を使う予定がある方は、この個人向け国債を使って安全に運用することが良いでしょう。

個人向け国債
(引用)
・財務省HP「個人向け国債」(外部リンク)

 

また個人向け国債は、保有期間が1年を過ぎればいつでも解約することができるので、急用で資金が必要になった時でも条件を満たしていれば、すぐに資金を調達することが可能です。この安全さに加え、手軽さも投資者に取っては嬉しいポイントです。

2000万円で個人向け国債を購入するなら

個人向け国債の種類は、固定3年、固定5年、変動10年の3種類があります。

個人向け国債

(引用)
・財務省「個人向け国債 商品概要

 

固定3年、固定5年は購入時の利率が満期まで変わらない「固定金利」を採用したものです。また、反対に変動10年は半年毎に利率が変わる「変動金利」を採用したものとなります。

2000万円を運用するならズバリ、変動10年をおすすめします。金利が変動すると言っても、国債の場合最低金利として0.05%が設定されています。また、10年間という長期での運用がネックと思われがちですが、国債は購入から1年を過ぎれば、直近2回分の利息が引かれるだけで自由に払い戻しが可能です。

個人向け国債の変動10年を活用すれば、今後の金利上昇の恩恵を受けながら2000万円の資産を安全に運用していくことが出来るでしょう。

2、不動産投資

不動産投資のメリット
・インカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(売買益)の2方面から利益を狙える
不動産投資のデメリット
・初期投資額が高額になりがち
・物件の選定から購入~維持と投資に手間がかかる
・建物の維持費がかかる
不動産投資の始め方
投資用物件の取扱業者へ問い合わせ、物件の検討・購入を行う。

不動産投資は2つの方法で収益を上げることができます。それは、家賃収入で得られる収益のインカムゲインと、保有している不動産の価格が上がったことで得られる収益(売買益)のキャピタルゲインの2種類です。家賃収入のインカムゲインでは毎月安定した収入となり、不動産売買のキャピタルゲインでは一度に大きな利益が期待できます。

このように多方面から利益が狙えるというメリットを持ち合わせた不動産投資ですが、建物のメンテナンスや投資額が高いということがデメリットに挙げられます。

投資の手軽さで言うと、投資初心者の方にはハードルが高めの運用方法と言えるでしょう。2000万円という資産の運用に、時間と手間を避ける方は不動産投資での運用を考えても良いかも知れませんね。

おすすめ投資用物件の取り扱い業者

REISM(リズム)

REISM

REISM株式会社は東京都内のリノベーション・デザイナーズマンションへの投資をメインとする、不動産投資会社。安心の99%という入居率を誇り、不動産の購入からその後の管理までをお任せできます。「不動産という資産を通じて、人生をゆたかにしたい」というモットーを元に、ユニークかつ収益性の高い優良物件を紹介してくれます。

REISMではほぼ毎週多様なテーマにて、不動産投資セミナーの開催を行っています。参加費無料とは思えない充実の内容で、多くの方が参加するREISMのセミナー。基本的には都心での開催となりますので、首都圏にお住まいの方は週末に一度REISMのセミナーに参加してみることから始めても良いでしょう。

REISM公式サイトを見に行く

3、ヘッジファンド

ヘッジファンドのメリット
・プロの力で年利10%以上のまとまったリターンに期待できる
・投資に時間を取られない
ヘッジファンドのデメリット
・初期投資額が1000万円~と高額になりがち
ヘッジファンドの始め方
運用会社へ直接お問い合わせ後、直接契約。

ヘッジファンドは、投資家から集めたお金で代わりに運用を行う投資会社のことを言います。そんなヘッジファンドの特徴は、高い利回りと投資額の大きさです。ファンドによっては年間利回り20%以上のヘッジファンドもあり、他の金融商品と比べても圧倒的に大きいリターンが期待できるのです。

このような大きなリターンを実現するためにも、指定出資額は大体1000万円~とややハードルは高くなっています。しかし、リスクを徹底的にカバーしながら、資産を預けるだけでプロの力で高いリターンができるヘッジファンドは2000万円の資産がある方にとてもおすすめな運用先でしょう。

おすすめのヘッジファンド

BMキャピタル(ビーエムキャピタル)

BMキャピタル

東京大学・京都大学を卒業後、外資系銀行で活躍経験のあるファンドマネージャー達により運用される国内ヘッジファンド。過去にマイナスになった年ゼロ回と、資産の損失の可能性を最大限に抑えた運用が特徴です。リスクを抑えた運用となるとパフォーマンスが心配ですが、年間平均利回り10%以上と申し分なし。

市場で割安に放置されているバリュー株(割安株)への投資で、預かり資産を丁寧に運用してくれるBMキャピタルは、1000万円の資産を守りながらも、着実に増やしていきたいと言う方におすすめの国内ファンドです。

BMキャピタル公式サイトを見に行く

▶ファンド紹介記事

Oceans Bridge(オーシャンズ・ブリッジ)
Oseans Bridge
世界トップのオックスフォード大学卒のファンドマネージャー在籍の、国内ヘッジファンド。同ファンドでは運用成績・投資銘柄をお問い合わせ資料で積極的に開示しており、投資前の不安材料を最大限に減らす努力が見て取れます。

頂いた資料によると、設定来からのリターンは20%超えとヘッジファンドならではの高リターン。投資の判断材料が手軽に得られ、かつパフォーマンスの良いと言うことで、ヘッジファンド初心者の方におすすめできる国内ファンドです。お問い合わせをするだけで資料が貰えるので、興味がある方は問い合わせをしてまずは資料だけでも貰ってみると良いでしょう。

Oceans Bridge公式サイトを見に行く

▶ファンド紹介記事

4、投資信託

投資信託のメリット
・少額から投資を始められる
・投資に手間と時間がかからない
投資信託のデメリット
・手数料が割高
投資信託の始め方
証券会社にて口座開設後、ファンドの購入。

投資信託は、プロに資産運用を委託する運用方法です。また、投資信託は少額で始めることができ、投資のプロがしっかりと分散投資をしてくれるので、2000万円を比較的安全に資産運用することができます。利回りも、3~5%程と比較的高い水準になっているので注目の運用方法です。

 

投資信託
(引用)
・SMBC日興証券HP「 投資信託とは~投資信託のイロハ~」(外部リンク)

 

先述した通り基本的に投資信託は金融商品を1つ購入するだけで自然と分散投資が出来ますが、可能であれば投資先が海外のもの、日本のものなど複数の投資信託に分けて投資を行うことでその効果はさらに高まるでしょう。また、2000万円を投資信託で運用する際にネックとなってくるのが手数料。

投資信託の手数料は、運用資産額に対して~%という形で発生するので、2000万円を投資信託で運用する際は複数ファンドを比較して、手数料が割安なファンドを選択できると良いでしょう。

投資信託の手数料

投資信託の手数料 中身 手数料
販売手数料 投資者目線では「購入時」の手数料として、ファンド購入時に発生。 0%~3.0%
信託報酬 プロに運用を代行してもらう、運用手数料。保有期間中は毎日発生。 0.1~2.5%
信託財産留保額 売却手数料。ファンド売却時に発生。 0~0.5%

おすすめの投資信託

三菱UFJ国際投信-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

TOPIX

三菱UFJ国際投信が販売する、東証株価指数(TOPIX)に連動した値動きを目標とする投資信託。こちらはインデックスファンドとなり、市場平均に合わせた運用となりますが、同ファンドの運用パフォーマンスは設定来で+14.4%と非常に安定しています。

また、同ファンドの信託報酬は0.154%、また購入時・売却時の手数料は無料と業界最安値と無駄なコストを省いて投資を行える点は嬉しいですね。インデックスファンドですので、初心者にも数字が追いやすく、始めの1本としてもおすすめできる投資信託です。

eMAXIS Slim 公式ページを見る

5、ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングのメリット
・少額から投資を始められる
・投資に手間と時間がかからない
ソーシャルレンディングのデメリット
・投資期間中はキャンセルが出来ない
ソーシャルレンディングの始め方
ソーシャルレンディング事業者にて口座開設後、希望する事業者へ投資。

ソーシャルレンディングとは、貸金業を営む事業体に出資をすることです。ソーシャルレンディングの運営者はネットを通じ個人の投資客から資金を借り受け、担保をとって中小企業に貸し付けを行います。そして、借手から返済された金額から、手数料を控除した額が投資家に分配させる仕組みです。

ソーシャルレンディング
(引用)
・SBIソーシャルレンディング「SBIソーシャルレンディング」(外部リンク)

そんなソーシャルレンディングは、2000万円で資産運用を行う場合の分散先としておすすめです。次世代の金融サービスとして個人投資家からも注目されていますので、自分では2000万円ものまとまったお金を資産運用できない、したくない、そのような方におすすめです。

おすすめのソーシャルレンディング事業者

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングはSBI証券などを展開する、SBIグループ属するソーシャルレンディング事業者。融資残高366億円以上、登録完了者数4万人以上と多くの投資者の方に利用されています。

なんと言っても、大手のSBIグループ所属ということで安心感が違います。また、SBIソーシャルレンディングは入金・出金手数料が無料となっており、気軽にお試し感覚で投資が行える点おすすめできるソーシャルレンディング事業者です。

SBIソーシャルレンディング公式ページ

6、株式投資

株式投資のメリット
・多方面から利益を狙える
・投資コストを抑えられる
株式投資のデメリット
・投資に手間暇がかかる
株式投資の始め方
証券会社に口座開設後、希望する株式を購入。

株式投資は、キャピタルゲインに当たる株購入時より高い値段で株を売却した場合の差額の利益(売買益)と、インカムゲインに当たる、会社が得た利益の一部を株主へ支払う配当金の2つで利益を上げることができます。多方面から利益を狙える株式投資は、まとまった利益を狙いたい方にもピッタリな運用方法と言えます。

また、株価は絶えず変動していて資産運用初心者の方には少し難しい投資かもしれませんが、普段生活していてとても身近に感じることができるものが株式投資なので、取り組んでみるのも1つの手かもしれません。2000万円というまとまった資金を株式投資で運用するならば、配当金狙いで安定した運用を行うのも良いですね。

株式投資を始めるのにおすすめの証券会社

楽天証券

楽天証券

人気ネット証券の楽天証券。同証券会社は、なんと言ってもその手数料の安さがポイントです。1取引ごとに手数料が発生する「超割コース」と、1日の約定代金によって手数料が発生する「いちにち定額コース」の2種類があり、どちらも業界最低水準と割安に設定されています。

取引金額が2000万円ともなれば、手数料もなかなかものに。そんな中、コストを最大限に抑えて取引が可能な楽天証券は2000万円での株式運用の取引口座としておすすめです。

楽天証券公式ページ

さて、ここまで以下2000万円の資産運用におすすめな6つの運用先の特徴や仕組みを解説してきました。いかがでしたでしょうか?投資にかけられる時間や、現在の経済状況によっても適した運用方法というのは投資者によって変わってきます。

まずは、上記の運用方法を理解し、比較しながらご自身にピッタリの運用方法を選択できると良いですね。

  1. 個人向け国債
  2. 不動産投資
  3. ヘッジファンド
  4. 投資信託
  5. ソーシャルレンディング
  6. 株式投資

さて、2000万円の運用方法には上記の運用方法を含め様々ありますが、今回は一番現実的な、2000万円の資産を運用初心者でもプロの力を借りて安定的に運用できるヘッジファンド投資を深堀りしてみます。

ヘッジファンドの高い利回りで増える収入

ここから、先述した2000万円の資産運用におすすめなヘッジファンド投資のメリットや仕組みを投資信託と比較して見ていきます。

基本的には少額での投資を受け付けていないヘッジファンドは、2000万円というまとまった資金があるからこそできる投資方法です。

投資信託よりヘッジファンド

形態が似ている投資信託と比較することが、ヘッジファンドを理解する第一歩。ということでここから、投資信託とヘッジファンドを比較してヘッジファンドの実態を見ていきます。

投資信託とヘッジファンドの特徴比較

比較項目 投資信託 ヘッジファンド
募集方法 公募 私募
出資額 1万円~ 1000万円~
収益目標 相対利益 絶対利益
運用規制
コスト 購入時手数料や信託報酬など 管理報酬、成功報酬など
レバレッジ

以上が表でまとめた、投資信託とヘッジファンドの特徴比較です。いかがでしょうか?これだけだと、まだパッとこない人も多いと思います。早速、以下の順に投資信託とヘッジファンドの違いを一つずつ見ていきましょう。

投資信託とヘッジファンドの違い

  1. 収益目標
  2. 募集方法
  3. 出資額
  4. 運用規制
  5. コスト

1、収益目標の違い

まず最初に解説するのは、最も大きな違いと言っても過言ではない「収益目標の違い」です。投資信託は「相対収益型」という方式を採用しており、これはTOPIXや日経平均株価といった特定の経済指標をベンチマーク(競合相手)に設定し、それに勝つことを目標としている運用方法のこと。

例えばベンチマークの運用成績が-10%を出していた場合、投資信託は-9%の結果でもベンチマークには勝っているので、運用自体は成功しているとみなすわけです。つまり、相対収益型の投資信託は、上昇相場の時にだけ利益を上げることができるということになるのです。

しかし、投資者からしてみれば、預け資産が減っているのに成功していると言われても困ります。一方ヘッジファンドは、「絶対収益型」という方式を採用しています。絶対収益型はベンチマークを設定せずに、そんな相場でも絶対的に収益をだすことを優先させている運用方法。競争相手は設定せずに、とにかくプラスを出すことを考えて運用します。

実際に2008年に起きた金融危機では、他の金融商品が軒並み暴落している中ヘッジファンド(下図、青色線)だけは良い結果を出していたといいます。相場の悪さに言い訳をせず、どん欲にリターンを狙っていくヘッジファンドならではですよね。

 

ヘッジファンドで資産運用
(引用)
・Morningstar「Morningstar カンファレンス」
(外部リンク)

 

完全裁量で運用する分、ファンドマネージャーの実力に左右されるところはありますが、どんな相場でも大きなリターンが出る可能性があるというのはヘッジファンドだけではないでしょうか?

2、募集方法

投資信託は「公募」と言い、個人を中心とした一般投資家から資金を募集しています。つまり、証券会社を通したくさんの幅広い投資家から資金を募集しているということです。対してヘッジファンドは「私募」という募集方法を取っています。私募形式での募集は証券会社や銀行を介さず、「直接販売」によってのみ50人未満の限られた投資者が投資できるものとなります。

これは上記した高いリターンを実現するためのものでもあり、少数の投資者一人一人のしっかり向き合い責任を運用を行うために少数に絞っているのです。

3、出資額

投資信託は公募でいろいろな個人投資家から資金を集めるので、1万円という少額から投資をすることができますが、ヘッジファンドは私募で、機関投資家や富裕層だけが投資をすることが可能という背景があるので、1000万円~という高額な出資額になります。

とはいえ、2000万円の貯金がある方であればヘッジファンドに出資することは十分に可能でしょう。また、今ではもっと少額からの出資が可能なヘッジファンドが出てきているので、これからは幅広い投資家がヘッジファンドに投資することが可能になっていくはずです。

4、運用規制

投資信託は市場の状況に従った運用をし、幅広い投資家から資金を預かっているので運用規制が多く存在します。対して、ヘッジファンドは相場の状況に依存しない運用を行うことができ、少数の投資家の資金で運用しているので厳格な運用規制はなく、比較的自由度の高い運用が実現できます。

そのため、年利10%以上と投資信託よりも比較的に大きな利益を狙うことができるのです。ヘッジファンドの高利回りの秘訣は、この運用規制の緩さにあると言っても良いでしょう。

5、コスト

投資信託の場合、証券会社などに払う「購入時手数料」や投資した資金から差し引かれる「信託報酬」のように、金融機関のなどの仲介が行われているので、合計のコストが比較的高くなります。一方ヘッジファンドは、20%の成功報酬や管理報酬があります。これだけを見ればコストの比重は重くなりますが、金融機関の仲介を行うことが少ないので、他の中間コストがかかりません。

また、ヘッジファンドではコスト形態を「報酬」として設定しているので、運用成果を追求するシステムが必然的に成り立っています。運用会社もプラスを出さないと、利益が出ないので運用には本気で取り組みます。この点から見ても、ヘッジファンドが高い収益を得ることが期待できる要因の1つと言えるでしょう。

運用の選択肢に入れるのもあり

さて、ここまで2000万円の資産運用方法としてヘッジファンド投資について深堀りしてまいりました。

あなたが自分の投資哲学に100%の自信があれば、ご自身で株式投資などで運用しましょう。ただし、運用中は保有している銘柄の含み損を見てもなにも動じないという、それだけの投資戦略と投資哲学があることが前提になります。

もしも、そのような意識を持てない、また仮に持っていたとしても、実績をすでに出してるプロに資産運用をまかせる方が確率は高いと感じるあなたは、2000万円の運用を、ファンドに預けてみると決めても決して悪くはないと言えますね。

 本サイトの管理人もヘッジファンドを含むポートフォリオで2000万円弱を資産運用中。実際の投資成績・運用ポートフォリオは以下ページにまとめております!

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最後に、まとめです。

まとめ【生活を豊かにするために】

ここでは、2000万円の資産の安全な運用方法について紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

貯金が2000万円もあったとしても、将来を安心することは難しいでしょう。この先安心して暮らすためには、貯金2000万円を増やしていかなければいけません。

そこで重要になってくるものが資産運用。ヘッジファンドなどでプロの力も借りつつ、貯金の2000万円を上手に運用し、将来の生活を豊かにしていきましょう。

ちなみに当サイトには、国内にいくつか存在しているヘッジファンドをランキング形式でまとめた記事もございます。きっと、2000万円の資産を運用するのにピッタリのファンドが見つかるはずです。

 

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