資産2000万円のリスクを避けた資産運用方法とは?

2000万円貯金

コツコツ貯めた大切な貯金2000万円。せっかく貯めたのですから、資産運用をせず銀行に預けている方は多いと思います。しかし、2000万円もの貯金を銀行に預けていても、今のような低金利の時代では資産はほとんど増えないと言っても過言ではないでしょう。そこでおすすめしたいのが資産運用です。

貯金2000万円を資産運用するのはかなり勇気がいることですし、少なくとも運用を始めるならなるべくリスクが低い安全な運用先がいいですよね。

そこで今回は、マネーブリッジ編集部が大切な貯金2000万円を資産運用していくうえで理想的な運用法を紹介していきたいと思います。将来的にも資産は必ず必要になるものです。2000万円の貯金を堅実に運用して安定した資産づくりを目指していきましょう。

この記事の要点

・2000万円の資産はリスク管理をしっかりした上で、安全に運用しさらに増やすべき。
・プロに運用を任せられるヘッジファンドなど賢く利用し、上手に運用していけると良い。

2000万円を資産運用して増やすことはできる

そもそもの話、2000万円物大金をわざわざリスクを取って運用する必要があるの?

そう思われる方もいるでしょう。そこで、まず最初に貯金の2000万円を運用した時と、運用せずそのまま貯蓄し続けた時を比較していきます。1年後、5年後、10年後にどのくらい総資産額の差がついているのか、具体的に確認して運用の大切さを理解しましょう。

貯金は運用して増やす

2000万円もの貯金があれば、元本保証のあるような低い利回りの運用でも、銀行にそのまま預けているより資産は増えるものです。実際どのくらいの違いが出るのか見てみます。まず最初に、資産額に関わらず資産運用をしている方は、年間で100万円の収益がある割合が1番高いことがデータによって出ているので、これを前提に進めていきます。

そして、貯金の2000万円を全て銀行に預けている方は、銀行の金利分でしか収益はありません。今現在では、どのメガバンクも普通預金の金利は0.001%といったところが現状です。これらをまとめて1年後、5年後、10年後の資産額を比較して表にすると以下のようになります。

貯蓄の運用した時に築ける資産額

パターン 1年後 5年後 10年後
運用を行う場合 2100万円 2500万円 3000万円
銀行に貯蓄する場合 2000万+200円 2000万+500円 2000万円+3000円

このように2000万円の貯金を運用した時、しない時では10年後の資産額の差は約1000万円ほどにもなっています。1000万円というと有名な高級車を一括で買えてしまうほど大きい金額です。

また、2000万円の貯金を運用せず銀行に貯蓄した時の予想金額は、どんなことがあっても大幅に増えることはありませんが、一方で運用した時の予想資産額は、効率よく運用することができた場合、さらに資産を増やせるかもしれないという希望があります。言い換えれば、安全で効率の良い資産運用を行えば10年後には+1,000万円である3000万円以上の資産額に到達しているということです。

もちろん、運用に失敗すれば10年後には2000万円を下回った総資産額になっているかもしれませんが、リスクを回避した安全な資産運用を心がければその心配は必要ありません。

分散投資は資産運用の世界の基本

先ほど、2000万円の運用は安全な資産運用を心がけるとお話しさせて頂きましたが、その1つの方法として投資の定石をかりてくるならば「投資は一つのカゴに盛るな」という言葉が浮かびます。2000万円の資産運用をするのであれば、分散して運用しなさいということです。

分散投資
(引用)
・アセットマネジメントOneHP「分散投資」(外部リンク)

 

2000万円ものまとまった資産を1つの投資先に集中投資して、大暴落でもされたら目も当てられません。2000万円の運用は、複数の投資先へ分散投資をしリスクを抑えた運用を行うことをおすすめします。資産運用に欲張りは禁物。安定運用で、2000万円という資産を減らさずにじわじわと増やしていきましょう。

2000万円のおすすめ投資先とリスクを解説

貯金の2000万円を運用するのであれば、なるべくリスクの少ない安全な運用方法を選択したいと思います。そこで、ここから2000万円のおすすめの投資先とそのリスクを解説していきます。それぞれの投資先の特徴をしっかりとらえて、貯金の2000万円を堅実に運用していきましょう。

安全度順おすすめ投資先一覧

以下の6つが、安全度順に並べた投資先です。大切な貯金2000万円を安全に運用するために、それぞれの運用方法をしっかり見ていきましょう。

安全度順おすすめ投資先一覧

金融商品 安全度 利回り 詳細
個人向け国債 A 0.05% 国が発行する債券を買う
不動産投資 A 5.00% 家賃収入や土地の売買益
ヘッジファンド B 20.00% 利益優先の委託投資(運用をプロに任せる)
投資信託 B 5.00% 委託投資(運用をプロに任せる)
ソーシャルレンディング B 8% 貸金業を営む事業体に出資
株式投資 C 10.00% 株の売買

この6つの投資先を、1つずつ簡単にまとめていきたいと思います。

個人向け国債

個人向け国債を購入すると、国に一定期間お金を貸していることになります。お金を貸しているので、もちろん定期的に利子が支払われます。そして満期になれば、元本に利子が付加された金額を受け取ることが可能です。

個人向け国債の特徴は元本と利息の支払いを国が保証していて、銀行よりも安全だということです。そしてこのように、元本割れは基本的に起こらないので、数年後に2000万円の投資資金を使う予定がある方は、この個人向け国債を使って安全に運用することが良いでしょう。

 

個人向け国債
(引用)
・財務省HP「個人向け国債」(外部リンク)

 

また個人向け国債は、保有期間が1年を過ぎればいつでも解約することができるので、急用で資金が必要になった時でも条件を満たしていれば、すぐに資金を調達することが可能です。この安全さに加え、手軽さも投資者に取っては嬉しいポイントです。

 

個人向け国債のメリット
・元本損失のリスクが限りなく低い
・購入し満期を待つだけと投資の手間がかからない
個人向け国債のデメリット
・低利率でなかなかお金が増えない

不動産投資

不動産投資は2つの方法で収益を上げることができます。それは、家賃収入で得られる収益のインカムゲインと、保有している不動産の価格が上がったことで得られる収益(売買益)のキャピタルゲインの2種類です。家賃収入のインカムゲインでは毎月安定した収入となり、不動産売買のキャピタルゲインでは一度に大きな利益が期待できます。

このように多方面から利益が狙えるというメリットを持ち合わせた不動産投資ですが、建物のメンテナンスや投資額が高いということがデメリットに挙げられます。投資の手軽さで言うと、投資初心者の方にはハードルが高めの運用方法と言えるでしょう。2000万円という資産の運用に、時間と手間を避ける方は不動産投資での運用を考えても良いかも知れませんね。

不動産投資のメリット
・インカムゲイン(家賃収入)とキャピタルゲイン(売買益)の2方面から利益を狙える
不動産投資のデメリット
・初期投資額が高額になりがち
・物件の選定から購入~維持と投資に手間がかかる
・建物の維持費がかかる

ヘッジファンド

ヘッジファンドは、投資家から集めたお金で代わりに運用を行う投資会社のことを言います。そんなヘッジファンドの特徴は、高い利回りと投資額の大きさです。ファンドによっては年間利回り20%以上のヘッジファンドもあり、他の金融商品と比べても圧倒的に大きいリターンが期待できるのです。

ヘッジファンド

このような大きなリターンを実現するためにも、指定出資額は大体1000万円~とややハードルは高くなっています。しかし、リスクを徹底的にカバーしながら、資産を預けるだけでプロの力で高いリターンができるヘッジファンドは2000万円の貯金がある方にとてもおすすめな運用先でしょう。

ヘッジファンドのメリット
・プロの力で年利10%以上のまとまったリターンに期待できる
・投資に時間を取られない
ヘッジファンドのデメリット
・初期投資額が1000万円~と高額になりがち

投資信託

投資信託は、プロに資産運用を委託する運用方法です。また、投資信託は少額で始めることができ、投資のプロがしっかりと分散投資をしてくれるので、2000万円を比較的安全に資産運用することができます。利回りも、5.00%程と比較的高い水準になっているので注目の運用法です。

 

投資信託
(引用)
・SMBC日興証券HP「 投資信託とは~投資信託のイロハ~」(外部リンク)

 

先述した通り基本的に投資信託は金融商品を1つ購入するだけで自然と分散投資が出来ますが、可能であれば複数の投資信託に分けて投資を行うことでその効果はさらに高まるでしょう。

投資信託のメリット
・少額から投資を始められる
・投資に手間と時間がかからない
投資信託のデメリット
・手数料が割高

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングとは、貸金業を営む事業体に出資をすることです。ソーシャルレンディングの運営者はネットを通じ個人の投資客から資金を借り受け、担保をとって中小企業に貸し付けを行います。そして、借手から返済された金額から、手数料を控除した額が投資家に分配させる仕組みです。

 

ソーシャルレンディング
(引用)
・SBIソーシャルレンディング「SBIソーシャルレンディング」(外部リンク)

 

そんなソーシャルレンディングは、2000万円で資産運用を行う場合の分散先としておすすめです。次世代の金融サービスとして個人投資家からも注目されていますので、自分では2000万円ものまとまったお金を資産運用できない、したくない、そのような方におすすめです。

ソーシャルレンディングのメリット
・少額から投資を始められる
・投資に手間と時間がかからない
ソーシャルレンディングのデメリット
・投資期間中はキャンセルが出来ない

株式投資

株式投資は、キャピタルゲインに当たる株購入時より高い値段で株を売却した場合の差額の利益(売買益)と、インカムゲインに当たる、会社が得た利益の一部を株主へ支払う配当金の2つで利益を上げることができます。多方面から利益を狙える株式投資は、まとまった利益を狙いたい方にもピッタリな運用方法と言えます。

また、株価は絶えず変動していて資産運用初心者の方には少し難しい投資かもしれませんが、普段生活していてとても身近に感じることができるものが株式投資なので、取り組んでみるのも1つの手かもしれません。2000万円というまとまった資金を株式投資で運用するならば、バリュー株(割安株)投資で長期的スパンで安定した運用を心がけるのが良いでしょう。

株式投資のメリット
・多方面から利益を狙える
・投資コストを抑えられる
株式投資のデメリット
・投資に手間暇がかかる

さて、ここまで運用先ごとに特徴や仕組みを解説してきました。2000万円の運用方法には様々ありますが、今回は一番初めに紹介した、貯金の2000万円を運用初心者でもプロの力を借りて安定的に運用できるヘッジファンド投資を深堀りしてみます。

ヘッジファンドの高い利回りで増える収入

ここから、先述した2000万円の資産運用におすすめなヘッジファンド投資のメリットや仕組みを投資信託と比較して見ていきます。基本的には少額での投資を受け付けていないヘッジファンドは、2000万円というまとまった資金があるからこそできる投資方法です。

投資信託よりヘッジファンド

形態が似ている投資信託と比較することが、ヘッジファンドを理解する第一歩。ということでここから、投資信託とヘッジファンドを比較してヘッジファンドの実態を見ていきます。

投資信託とヘッジファンドの特徴比較

比較項目 投資信託 ヘッジファンド
募集方法 公募 私募
出資額 1万円~ 1000万円~
収益目標 相対利益 絶対利益
運用規制
コスト 購入時手数料や信託報酬など 管理報酬、成功報酬など
レバレッジ

以上が表でまとめた、投資信託とヘッジファンドの特徴比較です。いかがでしょうか?これだけだと、まだパッとこない人も多いと思います。早速、以下の順に投資信託とヘッジファンドの違いを一つずつ見ていきましょう。

投資信託とヘッジファンドの違い

  1. 収益目標
  2. 募集方法
  3. 出資額
  4. 運用規制
  5. コスト

 

収益目標の違い

まず最初に解説するのは、最も大きな違いと言っても過言ではない「収益目標の違い」です。投資信託は「相対収益型」という方式を採用しており、これはTOPIXや日経平均株価といった特定の経済指標をベンチマーク(競合相手)に設定し、それに勝つことを目標としている運用方法のこと。例えばベンチマークの運用成績が-10%を出していた場合、投資信託は-9%の結果でもベンチマークには勝っているので、運用自体は成功しているとみなすわけです。

 

つまり、相対収益型の投資信託は、上昇相場の時にだけ利益を上げることができるということになるのです。しかし、投資者からしてみれば、預け資産が減っているのに成功していると言われても困ります。一方ヘッジファンドは、「絶対収益型」という方式を採用しています。絶対収益型はベンチマークを設定せずに、そんな相場でも絶対的に収益をだすことを優先させている運用方法。競争相手は設定せずに、とにかくプラスを出すことを考えて運用します。

実際に2008年に起きた金融危機では、他の金融商品が軒並み暴落している中ヘッジファンドだけは良い結果を出していたといいます。相場の悪さに言い訳をせず、どん欲にリターンを狙っていくヘッジファンドならでは。

 

ヘッジファンドで資産運用
(引用)
・Morningstar「Morningstar カンファレンス」
(外部リンク)

 

完全裁量で運用する分、ファンドマネージャーの実力に左右されるところはありますが、どんな相場でも大きなリターンが出る可能性があるというのはヘッジファンドだけではないでしょうか?

募集方法

投資信託は「公募」と言い、個人を中心とした一般投資家から資金を募集しています。つまり、証券会社を通したくさんの幅広い投資家から資金を募集しているということです。対してヘッジファンドは「私募」という募集方法を取っています。私募形式での募集は証券会社や銀行を介さず、「直接販売」によってのみ50人未満の限られた投資者が投資できるものとなります。

これは上記した高いリターンを実現するためのものでもあり、少数の投資者一人一人のしっかり向き合い責任を運用を行うために少数に絞っているのです。

出資額

投資信託は公募でいろいろな個人投資家から資金を集めるので、1万円という少額から投資をすることができますが、ヘッジファンドは私募で、機関投資家や富裕層だけが投資をすることが可能という背景があるので、1000万円~という高額な出資額になります。

とはいえ、2000万円の貯金がある方であればヘッジファンドに出資することは十分に可能でしょう。また、今ではもっと少額からの出資が可能なヘッジファンドが出てきているので、これからは幅広い投資家がヘッジファンドに投資することが可能になっていくはずです。

運用規制

投資信託は市場の状況に従った運用をし、幅広い投資家から資金を預かっているので運用規制が多く存在します。対して、ヘッジファンドは相場の状況に依存しない運用を行うことができ、少数の投資家の資金で運用しているので厳格な運用規制はなく、比較的自由度の高い運用が実現できます。そのため、投資信託よりも比較的に大きな利益を狙うことができるのです。

コスト

投資信託の場合、証券会社などに払う「購入時手数料」や投資した資金から差し引かれる「信託報酬」のように、金融機関のなどの仲介が行われているので、合計のコストが比較的高くなります。一方ヘッジファンドは、20%の成功報酬や管理報酬があります。これだけを見ればコストの比重は重くなりますが、金融機関の仲介を行うことが少ないので、他の中間コストがかかりません。

また、ヘッジファンドではコスト形態を「報酬」として設定しているので、運用成果を追求するシステムが必然的に成り立っています。運用会社もプラスを出さないと、利益が出ないので運用には本気で取り組みます。この点から見ても、ヘッジファンドが高い収益を得ることが期待できる要因の1つと言えるでしょう。

運用の選択肢に入れるのもあり

さて、ここまでヘッジファンド投資について深堀してまいりました。もちろん、テンバガー(株価が10倍に上がる株)などという奇跡的な株を見つけて2000万円を投資すれば2億円になるなんていう夢の資産運用もあります。そこをねらって、2000万円を可能性の感じる株式銘柄4つほどにしぼって分散投資することも、運用の選択の一つして悪くありません。

 

あなたが自分の投資哲学に100%の自信があれば、ご自身で運用しましょう。運用中は、保有している銘柄の含み損を見てもなにも動じないという、それだけの投資戦略と投手哲学があることが前提になりますが、そのような意識を持てない、また仮に持っていたとしても、実績をすでに出してるプロに資産運用をまかせる方が確率は高いと感じるあなたは、2000万円の運用を、ファンドに預けてみると決めても決して悪くはないと言えますね。

 

ちなみに当サイトには、国内にいくつか存在しているヘッジファンドをランキング形式でまとめた記事もあるので是非チェックしてみてください。

最後に、まとめです。

まとめ【生活を豊かにするために】

ここでは、2000万円もの貯金は運用した方が将来のためになるということを解説してきました。いかがでしたでしょうか?貯金が2000万円もあったとしても将来を安心することは難しいでしょう。この先安心して暮らすためには、貯金2000万円を増やしていかなければいけません。

そこで重要になってくるものが資産運用。貯金の2000万円を上手に運用し、将来の生活を豊かにしていきましょう。2000万円の運用方法に困ったら、上記の運用方法から検討してみても良いですね。

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