日本でできる低リスクで預金よりも利回りの良い個人向け国債

個人向け国債
「昔は銀行や郵便局に預けているだけで2倍になったのに」

 

その通りです。高度経済成長期の日本では、郵便局定期貯金の金利が8~12%でした。10年程放置しておけば貯金が勝手に2倍になる計算です。今では到底考えられないですよね。

 

「時代が変わって運用しなければならないことはわかってるけど、株のようなリスクは取りたくない」「安全性にも問題がなくて、預金よりも良い利回りで運用できないかな」と思っている方におすすめなのが、この個人向け国債です。

 

実はこの個人向け国債、預金よりも良い金利で運用ができるんです!

 

ここでは元証券ウーマンさくらが個人向け国債が発行される意味や、個人向け国債を購入する際におすすめな金融機関を一緒にご紹介致します!個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンについても解説致します!さっそく個人向け国債とは一体どんな仕組みで発行されているのかみていきましょう。

 

この記事の要点

・個人向け国債は低リスクに銀行預金より高金利で運用出来る。
・変動10、固定3・5の3種類の個人向け国債の中でもしばらく使わない資金があれば変動10がおすすめ。
・金融機関のキャンペーンもうまく利用してお得に運用。

 

個人向け国債とは

国は日本国民の生活をより豊かなものにするために、道路や体育施設、美術館などの施設や設備をつくります。建設をするのに税金も投入されますが、これだけでは足りないとなったとき、国は債券を発行し、お金を借りて建設費用に充てます。

 

「国債の購入=国にお金を貸す」と解釈して頂ければ分かりやすいと思います。国にお金を貸したのに見返りがないとなると誰もお金を貸してくれませんので、国は貸してくれた人にお礼として利息を渡し、満期日までの間お金を借りるというシステムを作りました。

 

個人向け国債は、証券会社や銀行、郵便局を通して毎月購入でき、最低金額も1万円~となっているため、誰でも気軽に始めることができます。

選べる3種類の個人向け国債

個人向け国債には3つのタイプがあります。それぞれ金利や満期までの期間に違いがあるので、ここで確認しておきましょう。

 

個人向け国債
引用:>>財務省ホームページ 個人向け国債商品概要(外部リンク)

変動

まず一番左側ピンクの変動金利型10年満期ですが、満期まで10年と一番期間の長い個人向け国債となっています。また、変動金利タイプとなっており、半年に一度金利が変わる可能性があります。

 

現在の金利が下限の0.05%ですので、これ以上下がることはありません。今後の金利はそのまま0.05%据え置きもしくはそれを上回ります。運用期間に余裕がある方は、金利上昇のチャンスがある10年変動タイプを選択することをおすすめします。

固定5

真ん中ブルーの固定金利型5年満期。こちらは満期までの期間が5年、金利は満期まで変わらずにずっと0.05%となります。

固定3

最後に右側オレンジの固定金利型3年満期は、固定5年タイプのものよりもさらに短い期間での保有が可能です。こちらも満期まで金利0.05%となります。

金利の設定方法

また、購入する個人向け国債のタイプによって金利の決め方(設定方法)が異なります。

 

金利の決め方
>>財務省ホームページ 個人向け国債についてのよくある質問(外部リンク)

 

変動10の金利の決め方は、基準金利に0.66%をかける、そして固定5と固定3には基準金利からそれぞれ0.05、0.03を差し引くとなっています。さて、ここで出てくる「基準金利」とは一体なんのことを指すのでしょうか?

 

個人向け国債の基準金利とは
引用:>>財務省ホームページ 個人向け国債についてのよくある質問(外部リンク)

 

金利の設定方法は少し複雑ですね。「ちょっとむずかしい」と感じても特に気にする必要はありません。証券会社や銀行で作成している個人向け国債のパンフレットや、財務省のホームページで金利を確認することができます。

 

また、計算によっては金利がマイナスとなることもありますが、現在の最低金利である0.05%は国が保証してくれるので、計算の結果がマイナスだとしても0.05%を下回ることはありませんのでご安心下さい。

これまでの金利の推移

平成26年度からの金利の推移をグラフにしてみました。

 

金利の推移

 

グラフにしてみると金利がどれだけ下がっているかがよくわかります。固定タイプの2つにおいては、平成27年以降0.05%を据え置いています。

 

変動10でしたら金利が上がることも有り得るので、しばらく使わない資金があれば変動10をおすすめします。

個人向け国債のメリット

個人向け国債を購入することによってもたらされるメリットについて見ていきましょう。

定期預金より金利が高い

現在大手銀行の普通預金金利は0.001%であり、日本の銀行の金利は大変低くなっています。例えば1,000万円というまとまったお金が普通預金にあったとしても貰える利息は年に100円、税金を引いてしまえば約80円となります。雀の涙とはまさにこのことですね。

 

今後も日本の金利が上がらないとして、このまま10年預けた場合、貰える利息は税引き後の合計で約800円。1,000万円を10年間寝かせておいても、ランチ1回で使い切ってしまう計算です。

 

では、個人向け国債を同じく1,000万円分購入した場合はどうでしょうか。金利は年間0.05%ですから1年で貰える金利は税引き後で約3,980円、10年間受け取り続けると合計39,800円となります。また変動10ですと金利が上昇する可能性もあるので、39,800円より高い金利を受け取れる可能性があります。

 

普通預金を個人向け国債にするだけで約50倍の金利を受け取ることが可能です。

 

金利は毎年2回決まった時期にご指定の金融機関の口座に振込がなされます。金利にかかる税金を抜いた金額が振込まれるので、確定申告の必要はありません。

リスクが低い

株や他の債券、投資信託ですと、会社の経営や外部の影響によって値段が上下しますが、個人向け国債において購入時と売却時の価格は同一です。たとえ中途換金したとしても元本部分は保証されます。

 

日本という国が破綻しない限りは安全に運用することができます。

デメリット

極めて安全性が高いと言われている個人向け国債であってもリスクはありますので2点ご紹介致します。

発行後1年間は中途解約できない

個人向け国債の購入者が亡くなられた場合、もしくは大規模な災害に遭った場合などを除き、購入してから1年の間は解約することができません。

中途換金すると貰える金利が減る

先程中途換金したとしても元本部分は保証されると言いましたが、もらった金利においては少しばかりペナルティーが課されます。

 

満期を待たずに解約する場合、直近1年分の金利を国に返さなければなりません。直近1年分なので2回分の金利部分となります。もし1年間だけ保有していた場合は元本部分だけ戻ってくることになり、個人向け国債を購入した意味が無くなってしまいますので注意しましょう。

 

以上2つのデメリットから、しばらく使用予定のない資金で購入することをおすすめします。

どこで買えばよいの?キャッシュバックキャンペーンとは?

個人向け国債は国が発行しているものなので、どこの金融機関で購入しても商品性に違いはありません。

 

しかし購入する金融機関によっては、個人向け国債を購入すると購入金額に応じてキャッシュバックしてくれる嬉しいキャンペーンを実施しており、お得に買うことが可能となっております。(購入金額は50万円以上)

 

キャンペーン対象となっている個人向け国債は変動10もしくは固定5がほとんどですが、一部の証券会社では固定3購入時にもキャンペーン適用となっています。そこで、現在キャッシュバックキャンペーンを実施している各金融機関の比較をしてみました。

 

キャッシュバックキャンペーン

 

変動10を700万円以上1000万円未満購入の場合はみずほ証券のキャッシュバック金額が一番高くなっています。それ以外の購入金額であれば、野村證券、SMBC日興証券、大和証券も同じです。固定5は野村證券またはSMBC日興証券のキャッシュバック額が一番高額となっています。

 

固定3のキャッシュバックキャンペーンはみずほ証券とSBI証券にて取扱があります。500万円以上であればみずほ銀行がより高くなっています。

 

個人向け国債は購入時の手数料がどこの金融機関であってもかかりませんので、購入金額とキャッシュバック額を照らし合わせて一番キャッシュバック率が良い金融機関を選択しましょう。

 

各金融機関により異なりますが、だいたい発行日より1ヶ月~2ヶ月ほどでキャッシュバックを受けられます。詳しくはご購入の金融機関へお問い合わせ下さい。

眠っている預金ではじめてみませんか?

「銀行より高い利回りで運用したい、しばらく使う予定のないまとまった資金がある」そんな方は個人向け国債で低リスク運用はじめてみませんか?

 

金融機関のキャンペーンもうまく利用してお得に運用しましょう!

 

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