目的・期待利回りの点で資産運用と投資は運用の考え方が違う

投資と資産運用違い
このコンテンツでは、現役の投資家でも意外と理解していない投資と資産運用の違いについて特集しています。いきなり質問をしますが、資産運用と投資の違いって何だと思いますか?

 

この質問をすると「え!?何が違うの?」と思うかもしれませんが、投資と資産運用は見かけ上は似つつも実態は全くの別物です。資産運用は投資のように短期間で大きなリターンを狙うことはできませんし、投資は資産運用のように安全に資産を増やすことはできません。

 

このコンテンツではマネーブリッジ編集部が、資産運用と投資における目的と期待利回りの違いについてまとめています。今回紹介している内容に目を通すことで、投資と資産運用のどちらがあなたにぴったりなのかが分かります。

この記事の要点

・投資と資産運用には期待利回り、安定度、達成確率の点で違いがある。
・投資が良いのか資産運用が良いのかは、投資者が目指すゴール次第。

投資と資産運用の違いとは何か?

多くの人は資産運用と投資は同じものと考えていますが、実は両者には大きな違いがあります。資産運用と投資の違いを知るためには、資産運用はどのような行為を指し、投資はどういった行為であるかを知る必要があります。

 

まず最初に投資について説明しますが、投資とは「資産を作ることを目的にリスクのある投資商品を買うこと」になります。つまり、投資というのは今ある資産を増やすのではなく、これから資産を築くことを指す言葉になります。

 

逆に資産運用は、「今ある資産を具体的な目標を決めた上で増やす行為」を指します。これは投資のようにゼロから資産を築くのではなく、今ある資産をできるだけ安全に増やすことに重きを置いています。

 

資産をゼロから作ることに重きを置くのか、今ある資産を増やすのかという方針の違いが投資と資産運用の違いを考える際のポイントになります。

 

資産運用と投資のどちらが良いかは、あなたがどのくらいの期間でどの程度の利回りを求めるかで変わりますのでどちらが良いかは一概には言えません。

投資と資産運用の違い

投資 資産運用
これから資産を築くこと 今ある資産を増やすこと

両者の期待利回り、安定度、達成確率の違い

次に資産運用と投資における期待利回り、安定度、達成具合の違いについてそれぞれ紹介していきます。

期待利回りはどう違うのか

まず最初に期待利回りですが、資産運用の場合ですと今ある資産をできるだけ安全に運用することになるので年間で数%~10%程度になっています。今ある資産を現実的に増やすので年利80%とか期待利回り300%といった非現実的なリターンは見込めません。

 

逆に投資の期待利回りに関してはどの投資商品で投資に取り組むかで変わります。例えば比較的安全性の高い投資信託ですと年間で3%程度の利回りしか見込めませんが、新興国の株式や借り入れを行い自己資本を増やして投資を行う「レバレッジ」が使えるFXや先物投資ですと年利300%も夢ではありません。

 

期待利回りの大きさは資産運用に関しては現実的、投資に関してはあなたが選ぶ投資商品次第で大きく変わります。

投資と資産運用の違い(利回り)

投資 資産運用
数%~無限 数%~10%程度

安定度の高さの違い

次に紹介するのは資産運用と投資における安定度の違いです。資産の安定度は、資産総額の変動幅のことを指しますので大きな利回りを求めると必然的に安定度は下がります。

 

安定度(リスク度合い)と期待利回りの幅は反比例の関係にあり、安定度に関しては投資よりも資産運用の方が格段に優れています。

 

リスクとリターンの関係
引用:>>ゆうちょ銀行 リスクとリターン(外部リンク)

 

このことをご理解頂くためにも資産運用の目的と投資の目的を改めて振り返ってみます。繰り返しになりますが資産運用は、資産を減らすリスクを最小限に抑えながら資産の総額を増やす行為です。逆に投資は、これから資産を作ることを目指すことになるのである程度のリスクを取ることになります。

 

この点を考慮すると安定性という点において資産運用は投資の遥か上をいくことになります。損失リスクを最小限にしたいのでしたら投資よりも資産運用に取り組むことをおすすめします。

投資と資産運用の違い(安定性)

投資 資産運用
★★ ★★★

目標達成確率の違い

資産運用と投資で、どちらが運用目標を達成しやすいかといえば言うまでもなく資産運用です。資産運用の基本方針は、目標を定めた上でその目標を安全に達成できる運用手段を選ぶことなので投資と比べてはるかに簡単に目標を達成することができます。

 

逆に新たな資産を築くことを基本方針としている投資の場合は、とにかく目の前の資産の総額を増やすことに終止しがちです。

 

特に株やFXのような変動性の高い投資商品にはどうしてもギャンブルのように結果が運に左右される要素があります。目標から逆算して取り組める資産運用とギャンブルに似ている要素がある投資では明らかに目標達成の難易度が変わります。

 

計画的に資産を増やしたいのであれば、ゴールから逆算して無理のないペースで取り組める資産運用に取り組むことをおすすめします。

投資と資産運用の違い(目標達成確立)

投資 資産運用
目標によっては難しい 達成しやすい

資産運用をしたいのか投資をしたいのか

ここまで、資産運用と投資における目的の違いや期待利回りの違いについてまとめてきました。

 

ここまでのポイントから言えることは、資産運用と投資というのは似ていますが、実態としては全くの別物だということです。資産運用にも投資のいずれにもメリットとデメリットがありますし、一重に投資商品といっても様々なタイプがあります。

 

例えば土地を購入したり、不動産投資でマンション経営をするといった、実物を運用する投資商品もあれば、国債や海外債権のように元本保証が付いているものもあります。他にも安全性が高くて程よい利回りを狙える保険のような投資商品もあれば、莫大な利回りを狙えるFXのようなものもあります。

 

投資を選ぶのか、資産運用を選ぶのか、そしてどういった投資商品を買うのかで狙える利回りも許容するリスクも大きく変わります。

 

投資が良いのか資産運用が良いのかは、あなたが目指すゴール次第です。選択を誤らないためにも、あなたが目指すゴールは投資と資産運用のどちらの方が実現しやすいかを考えてみることをおすすめします。

 

なお、あくまで個人的な見解ですが、もしあなたが100万円を超える資産をお持ちの方でしたら投資ではなく資産運用に取り組んだ方が良いと思います。

 

資産運用は投資と違って計画的に取り組めるので、今ある資産が大きく目減りするリスクを最小限にできます。資産額が100万円という1つの大台を超えているのでしたら、ギャンブルの要素を少なからず含む投資よりも、資産運用を考えてみるのがおすすめです。

 

さてここで、これから資産運用を始めたいと考えている方の為に、資産運用を始める際に抑えておきたいポイントを4つを紹介しておきます。

運用を始めるなら抑えておきたい4つのポイント

資産運用を始めるとはいっても、やみくもに金融商品に投資するのはお勧めできません。まず、資産運用の下準備として以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

 

  1. 資産の仕分けを行う
  2. 分散投資でリスクを逃す
  3. ブログや本、セミナーで情報収集を行う

 

早速1つずつ紹介していきます。1つ目は、資産の仕分けを行うことです。

1、資産の仕分けを行う

資産運用を始める前に決めておきたいのは、投資資金。全資産を投資に回すのはリスクが高すぎますので、一体資産の何割を資産運用に回せば良いのかは決めかねるところ。

 

そこで、おすすめなのが資産の仕分けを行うことです。資産運用を始める前に、資産を以下の3つに仕分けをすることで自然と、運用資金が見えてきます。

 

  1. すぐに使うお金(生活費)
  2. すぐには使わないお金(数年後の家のリフォーム費、子供の学費)
  3. 当面使う予定のないお金

 

具体的には、すぐに使うお金は生活費半年~余裕をもって一年分程準備しておくと良いでしょう。また、すぐに使わないお金に関しては「すぐには使わないが10年以内に使う予定のあるお金」と考えるとわかりやすいと思います。例を挙げれば、数年後の家のリフォーム費用、小学生の子供の大学入学費用などを挙げることができます。

 

残りの当面使う予定のないお金は10年以上使う予定のないお金で、まずはこちらのお金を積極的に運用していけると良いでしょう。しっかり資産を仕分けして、運用してよいお金としてはいけないお金を分けておくことが大切です。

 

2つ目は、運用方法を吟味する点です。

2、複利か単利か?運用方法を吟味する

単利とは初めに預けたお金(元本)にのみ利息が付きます。100万円を運用して10万円の利益が出たら、利益分は別にしておき、運用当初の金額の100万円で運用を続ける方法です。

 

反対に、複利は初めに預けたお金に利息を組み入れ、元本を増やしながら投資を行う方法です。例を挙げれば、100万円を運用して10万円の利益が出たら利益分を含めた110万円で運用を続ける方法です。

 

例えば、100万円を年利5%で30年間運用した場合の単利と複利の受取額を単純計算すると、

 

  • 複利:4,321,942円
  • 単利:2,500,000円

 

築ける資産に約200万円程の差が出てくる計算になります。例えば同じ投資信託でも、毎月分金配受取型の投資信託は単利商品ですが、無分配型、分配金再投資型の投資信託は複利商品であることが多いですね。資産運用の運用商品を検討する際は、投資効率の良い複利運用ができる金融商品がおすすめです。

 

3つ目は、分散投資でリスクを逃す点です。

3、分散投資でリスクを逃す

多くの金融商品は価格変動する商品です。株式投資に関しても、日々株価は上がり下がりを続け、資産運用には常に値下がりのリスクが伴います。そこで取り入れたいのが、分散投資。

 

分散投資とは、投資資金を複数の投資商品へ分散して投資することで、1つの投資先が大幅に値下がりしても、他の投資先で利益を出せれば値下がり分をカバーできるという考え方です。

 

投資先を分散する方法には様々あり、投資先を複数の国や地域に分けたり、投資のタイミング・金融商品を分散したりと、できる限り投資先・投資時期が偏ることのないよう、分散して投資できると良いですね。

 

4つ目は、ブログや本、セミナーで情報収集を行うです。

4、ブログや本、セミナーで情報収集を行う

資産運用を始める際は丸腰で始めるのではなく、本やセミナー・ブログなどを活用し資産運用に関する知識をつけてから始めるのが良いでしょう。正直な話、続けて紹介する投資信託やヘッジファンドなどの投資方法の場合、運用は投資のプロにお任せできる為、投資に関してそこまで知識がなくとも運用自体は出来てしまいます。

 

しかし、金融商品の選定、大切なお金を預けたファンドの運用がうまくいっているかご自身で定期的にチェックを行うためにも、金融・投資に関して最低限の知識はつけられると良いですね。

 

金融の知識は運用成績に比例します。少しでも知識をつけることで、明日の運用結果が変わってくることからも、ブログや本、セミナーで情報収集は少しづつでも定期的に行いたい所です。

 

さて、ここまで資産運用を始める際に抑えておきたいポイントを4つを紹介してきました。どれも資産運用を始める前にも、始めてからも心にとめておきたい大切なポイントです。しっかり押さえておきましょう。

 

さて、ここからはおすすめの資産運用手法について紹介していくので、資産運用に興味があるあなたにぴったりな内容になっています。

初心者と中級者におすすめの運用手法

ここでは、熟練の投資家ではないサラリーマン投資家や資産運用初心者におすすめしたい2種類の資産運用手法について紹介していきます。

少額運用なら投資信託

初めに紹介するのは、投資信託を利用する方法です。投資信託とは、お金を預けるだけで投資のプロが預け資産を運用してくれる投資方法です。

 

投資信託
引用:>>ちば興銀 投資信託の基礎(外部リンク)
 

 

投資信託で資産運用をするメリットとしては、手間をかけずに複利運用、分散投資ができる点です。利益分を再投資するタイプの投資信託へ投資すれば自然と複利運用ができますし、1つの投資信託を購入するだけ複数の投資先へ投資のプロが分散投資してくれます。

 

また、投資信託は毎月の積立投資であれば月々数千円からと少額から運用を始めることが出来ます。まずは少額から資産運用を始めたい方は、投資信託でプロの力を借りて資産運用をお任せすれば失敗のリスクも抑えられ、上手に運用していくことが出来るでしょう。

>>投資信託とは?

 

2つ目は、ヘッジファンドです。

高額運用ならヘッジファンドを利用する

資産運用の初心者や中級者が資産運用で高い結果を出すためには、ヘッジファンドの利用以上に理に適ったものはありません。ここで、ヘッジファンドが資産運用初心者にいかに役に立つのかを理解していただくためにも、ヘッジファンドとは何かについて説明していきます。

 

まず、ヘッジファンドをシンプルに言い表しますと、資産運用のプロの代行業者です。

 

投資家の資産運用を請け負うヘッジファンドは投資家からお金を集めて彼らの代わりに資産運用に取り組んで投資家のお金を増やしてくれます。ヘッジファンドは資産運用業界で「プロの中のプロ」と一目を置かれているだけあって、期待利回りは一般的な投資商品をはるかに超えてきます。

 

驚くかもしれませんが、ヘッジファンド業界全体の平均的な年間利回りは13%~15%になっています。それに優秀なファンドになると年間で20%、場合によっては20%以上もの利回りを出してくれる場合もあります。

 

ヘッジファンドの資産運用サービスは、最低1000万円からと最低投資金額が高額になる点がネックですが、利回りの高さは注目に値するので、高額資産の運用に取り組む際はリスクを抑えながらも、まとまったリターンを望めるヘッジファンドがおすすめです。

>>ヘッジファンドとは何か?会社の実態と投資リスクを大公開

ヘッジファンドが高額資産運用に適している訳

ここまで、資産運用初級者と中級者にぴったりな2種類の運用手法を紹介してきました。その中でも、投資に慣れていない状態で、1000万円~と高額資産を運用されるのであればヘッジファンドの利用がおすすめ。

 

そこでここからは、資産運用初心者がヘッジファンドに資産運用を任せた方が良い3つの理由を紹介していきます。

1、期待利回りが高い

ヘッジファンドに資産運用を任せたほうが良い理由の1つは、圧倒的な利回りの高さです。

 

優秀なファンドが運用目標として掲げている、年利15%という数値を個人が資産運用で実現することは簡単なことではありません。それに100万円なら年間15%の利回りを出せる個人でも、1000万では「損したくない感情」が邪魔をして利回りを十分に出せなくなります。

 

ヘッジファンドなら普通の個人投資家では実現が難しい年利15%という数値を実現できる可能性が高くなります。この期待利回りの高さはヘッジファンドに資産運用を任せる大きな理由の1つになりますね。

2、自分の時間を使わなくて済む

資産運用をヘッジファンドに任せた方が良い2つ目の理由は、自分の時間や手間をほとんどかけずに資産運用に取り組める点です。

 

どうしても自力で資産運用に取り組むとなると本やブログを読んだり、セミナーに参加をしたりと地道な情報収集が欠かせません。自力で投資をする場合、社会情勢から、チャートの読み方の勉強など、相当な時間と根気が必要になるので途中で挫折する人がほとんどです。

 

ヘッジファンドを利用する場合は、資産運用自体を委託することになるので自分で資産運用の勉強や情報収集に取り組む負担を減らすことが出来ます。資産運用をプロに委託することで、投資に自分の時間を使わずに済むという点は、毎日が多忙な方には相性が抜群と言えますね。

3、リスク・リターンの配分がお得

ヘッジファンドを利用したほうが良い3つ目の理由はズバリ、比較的小さなリスクで大きなリターンを狙えることです。

 

ヘッジファンドの15 %という期待利回りは、全ての運用商品の中でもトップクラスに高い利回りになります。利回りが高いと損失リスクも高くなるのが資産運用の世界の原則ですが、その常識はヘッジファンドにはあまり当てはまりません。

 

ほとんどのヘッジファンドは、マーケット相場がどう動いても大きな損失が発生しないような売却戦略を立てています。ヘッジファンドの売却戦略の中でも特に有名なのは、保有銘柄の売却権利を事前に購入するヘッジ取引があります。

 

ヘッジ取引を使えば、トランプショックのような想定外が起きてもあらかじめ決めた金額で売却できるので損失額を想定の範囲に限定できます。

 

大幅な損失リスクを気にせずに年間15%以上の利回りを毎年狙えるのがヘッジファンドの最大の魅力です。リスク・リターンの配分で言うと、とても割の良い運用先ですので最近注目されている資産運用手法の1つです。

資産運用の成功は運用方法選びが重要

このコンテンツではここまで資産運用と投資との違い、資産運用の初心者と上級者におすすめの運用方法について紹介してきました。ここまで紹介してきましたように、投資と資産運用のどちらが良いかはあなたが何を目指すかで変わります。

 

投資はゼロから「短期間で資産を作る」ために変動性の高い投資商品を買う行為です。その一方で資産運用は今ある資産を可能な限り安全なスタンスで「増やす」行為です。もしあなたがある程度の資産をお持ちでしたら、投資よりも損失リスクが小さな資産運用の方が相性が良いはずです。

 

この話を耳にして「自分には資産運用の方が合いそう」と思いましたら、リスク・リターンに優れた運用手法を色々と探してみることをおすすめします。

 

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