始めてみよう外貨で資産運用!外貨預金から始める簡単投資術

外貨預金

外貨と聞くと難しく、複雑でリスクが大きいといったイメージがあると思います。

 

しかし難しく考える必要はなく、むしろインフレ傾向の場合、資産運用で外貨は外せない存在であると言えるでしょう。ではこれから、マネーブリッジ編集部が外貨での資産運用の話を始めていきます。

外貨で資産運用が必要なわけ

わざわざ外貨でリスクをとって資産運用をする必要があるのか?、と考える方は多いと思います。確かに外貨には為替リスクという、円にはないリスクを背負うことになるからです。

 

ですが現在、以前のように銀行や郵便局に預けているだけで資産が倍になった時代ではなく、定期預金だけではとても資産運用と呼べたものではありません。

 

その上、インフレにより預けているだけの銀行口座の資産は目減りし、おまけに少子高齢化で社会保険料は上がっています。とても日本国内だけの投資では、資産運用を成功させることはできないと言えます。そこで、外国の高金利や為替の差益を資産運用に利用して着実に資産を増やしていく方法を見ていきましょう。

 

リスク許容度やどれくらいの収益を求める、また自分の性格に合った資産運用法を見つける事が大切です。

外貨建ての商品とは?

外貨で資産運用を始めるにあたって、まずどのような商品があるかを知っておく必要があります。特に、日本の普通預金と比べてみるとよくわかります。

 

資産運用で使われる代表的な外貨建て商品

1円~2円
商品 購入場所 特徴 金利 為替手数料(往復)
普通預金 銀行 自由に換金 0.01%~0.05% 0円
外貨預金 銀行 いつでも自由に換金可 0.01%~2% 0.09円~5円
外貨定期 銀行 満期がある 0.01%~6% 2円~5円
外貨MMF 証券会社 満期はない。自由に換金可。 外国投資信託の1つではあるが外貨預金の代わりに保有することがある。 0.5%~4%
外貨債券 証券会社 償還期日がある。換金に時間がかかる。 0.5%~数% 1円~2円
外貨 投資信託
証券会社
ファンドの国籍、根拠法が外国にある投資信託。
いつでも解約可
配当はファンドによって異なる 1円~2円
FX 証券会社
銀行
いつでも換金可。24時間取引可能 / 0円~1円

※取扱う金融機関、通貨によって金利、為替手数料は異なります。
※下に行くほどハイリスク・ハイリターン

 

こうして見ると、外貨での資産運用にも違いがあることがわかります。今回は手軽で簡単で初心者でもできる、外貨預金での資産運用を説明していきたいと思います。

外貨預金を始める前に知っておく

外貨預金には普通預金と定期預金の2種類があります。普通預金は、1ドル、1ユーロなどの1通貨単位から始めることができます。定期預金は満期がある預金で、期間は1ヶ月、3ケ月、6ケ月、1年などがあり最低預入金額(一般的には100通貨単位)が設定されています。

 

定期預金は、中途解約が原則的にできません。満期日が預入日よりも円安であれば、為替差益、円高であれば為替差損が発生します。

取扱い通貨

外貨預金の取り扱い通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランド・ドル、南アフリカランドなどです。

 

外貨預金適用金利表SBIネット銀行調べ

通貨 外貨普通預金 外貨定期預金
1か月 2か月 3か月 6か月 1年
米ドル 0.02% 0.007% 0.007% 0.007% 0.1% 0.261%
ユーロ 0.01% 0.010% 0.010% 0.010% 0.010% 0.010%
英ポンド 0.04% 0.110% 0.110% 0.110% 0.110% 0.350%
豪ドル 0.450% 1.300% 1.300% 1.400% 1.400% 1.600%
NZドル 0.750% 2.100% 2.200% 2.300% 2.300% 3.000%
南ア・ランド 1.800% 4.500% 4.600% 4.700% 4.700% 6.000%

 

銀行によって、適用金利は異なります。これは銀行が市場金利から各銀行で、銀行の手数料を何%か差し引くからです。大手銀行よりも、ネット銀行の方が金利が高く為替手数料が安い傾向があります。外貨預金での資産運用の際には、銀行選びも重要です。

外貨預金を始める場合の注意点

外貨預金を始める時の預入時の対顧客売相場(TTS)と解約時の時の対顧客買相場(TTB)に注意をしましょう。簡単に説明すると、TTSは外貨を銀行から買うときのレートで、TTBは銀行へ外貨を売るときのレートです。

 

TTSとTTB
引用:>>千葉銀行 外貨預金(外部リンク)

 

このTTSとTTBのその差額が銀行の手数料となるわけですね。

 

例えば、1ドル100円、為替手数料が1円の場合は、それぞれTTSは101円、TTBは99円となります。つまりここでに米ドルを購入し、日本円に換えた場合1ドルあたり2円の損失が出る計算です。

 

このTTSとTTBの差額に関しては手数料として詳しく明記されてはおらず、為替に織り込み済みのためあまり印象に残らないので注意してみておくことが必要です。

失敗のない外貨での資産運用をするためには

為替差益も差損もあるのが、外貨での資産運用になります。予め換金時に損益がでない為替相場の分岐点を、損益分岐点と呼びます。早速、例に沿って見ていくことにします。

 

米ドル定期 100万円 6ヶ月 金利3%/年 TTS 121.50ドル

 

まず、100万円÷TTS=8,230.45ドル(ドルでの預入金額)になります。

 

次に、8,230.45ドル×3%÷100×年数(0.5)×0.8(課税20%とする)=98.76ドル(利息)ですので、ドル建ての受取金額は8,230.45+98.76=8,329.21になります。

 

すると損益分岐点は円建ての受取金額=預入100万円になると考えると、100万円÷8,329.21=120.05円/ドルですので期日のTTBが120.05円なら損益なく預入の100万円が戻ってくると言う訳です。

 

この計算式は為替がいくらになれば損失になる、もしくは利益になるのかを見るものです。外貨預金、外貨MMF、外国債券など特に長期で金利を目的に資産運用する場合は是非知っておけると良いですね。

外貨で資産運用する最大のメリット

手数料を理解し、自分に合った金融機関を選んで外貨で資産運用する外貨預金の最大のメリットは預金の安心感と金利差益と為替差益を享受できることです。

 

特に最近の円安傾向では為替の差益が受けやすく、それと外貨ブームによるキャンペーンも各銀行で広告されています。外貨と一言で言っても様々な資産運用法があり、他にも収益を上げたい人や短期売買をメインにする方はFXという方法もあります。

 

自分の性格や予算、得意分野、期間などを踏まえて外貨で効率よく資産運用を始めましょう。

 

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