29歳以下の若者におすすめの運用方法とは?

20代の若者が株式投資を行っている

資産運用とは、どのくらいの元手で、どのくらいの期間を使って、どのくらいのリターンを求めるかによってその手法が変わってきます。

 

ここでは投資歴10年を超える筆者が20代の頃の自分を振り返り、20代の若者が資産運用で成功するためにどのような運用をしていけばよいのかについて紹介していきます。

 

これから資産運用を始めようと考えている20代の方には、是非読んでいただきたいコンテンツです。

20代の若者にぴったりな資産運用とは?

20代、30代、40代、50代とそれぞれの取り巻く環境と資産運用に使える資金が変わってきます。20代の方が資産運用をはじめるのでしたら、20代の特性に合ったジャンルの資産運用に取り組んだ方が良い結果が期待できます。

 

まず、20代の資産運用を語る前に、一般的な20代は現代の日本社会でどのような特徴をもつのかを統計データから確認してみましょう。

 

収入
参照:>>平成 28 年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省世帯主の年齢階級別にみた1世帯当たり-世帯人員1人当たり平均所得金額(外部リンク)

 

貯蓄
参照:>>平成 28 年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省 世帯主の年齢(10 歳階級)別にみた1世帯当たり平均貯蓄額

 

当然といえば当然ですが、データから20代は他の世代と比べると収入も貯蓄額も圧倒的に少ないということが分かります。

 

上記を踏まえ20代の資産運用は、少ない手元資金をリスク管理をしながらいかに効率的に増やせるかが成功のカギと言えます。

20代から始めたい資産運用方法

続けて、少ない手元資金をリスク管理をしながら効率的に運用するという観点から厳選した、以下20代から始めたい資産運用の方法を6つ紹介していきます。

 

・債券
・投資信託
・ロボアドバイザー
・ソーシャルレンディング
・不動産
・株式投資

債券

債券とは、資金が必要な国や企業が資金調達の為に発行する証書のことです。

 

債券には様々な種類があり、国や地方公共団体が発行するものは公共債、企業が発行するものは民間債と呼びます。

 

債券の種類

公共債 国債 財務省が発行する、国の債券。
地方債 都道府県や市町村が発行する、地方公共団体の債券。
民間債 社債 一般の企業が発行する債券。

 

その中でも20代の方におすすめなのが、国債。

 

数ある国債の中でも個人で購入できる国債を「個人向け国債」と呼び、銀行や証券会社など身近な金融機関で購入することが出来ます。

 

資産運用を個人向け国債で行うことのメリットは、何と言ってもその安全性。年0.05%(税引前)の最低金利が保証されており、また発行元が「国」ということで倒産のリスクも少ない点も安心できます。

 

そんな個人向け国債は、固定3年、固定5年、変動10年の3種類。満期がいつか、利率が変動するかしないかの違いになりますので、ご自身の運用目標、投資計画に合わせて選択できると良いでしょう。

 

1万円から1万円単位で購入できる為、資産運用の手始めに少額から個人向け国債で運用してみても良いですね。

>>財務省HP 個人向け国債(外部リンク)

投資信託

投資信託とは金融商品を購入するだけで、その後の運用を投資のプロにお任せできる金融商品です。

 

例えば、ニッセイ日本株ファンドという日本株式へ投資する投資信託を購入した場合、投資のプロが以下のような複数の日本株式に分散投資してくれます。

 

投資銘柄
引用:>>ニッセイアセットマネジメント ニッセイ日本株ファンド(外部リンク)

 

自分で複数銘柄に分散して投資を行おうと思うと、銘柄選びから、投資時期の見極めなど手間がかかり大変です。

 

その点投資信託であれば金融商品を1つ購入するだけでその後の運用はプロが行ってくれるので、20代で投資を始める方でも失敗しずらい投資方法と言えるでしょう。

 

また、投資信託は数千円~と少額から始められる点も投資初心者には嬉しいポイントです。

ロボアドバイザー

ロボアドバイザー(通称ロボアド)とは、パソコンやスマートフォンから簡単に投資を始められる金融サービスのこと。

 

具体的には、ウェブ上で「投資資金は?」「投資の目標は?」などと言った簡単な質問に数問答えるだけで、投資者にピッタリの資産運用プランを提案、ものによっては入金するだけでその後の運用まで人工知能(AI)にお任せできてしまいます。

 

ロボアドバイザー
引用:>>WealthNavi HP(外部リンク)

 

投資信託では、様々な特徴を持った投資信託商品から「どの」投資信託を購入するかは投資者が決め、購入する必要がありましたが、ロボアドバイザーの場合は資産運用を一括してお任せできる点で、仕事や学業で忙しく資産運用に手間と時間はかけられないという20代の方にはぴったりの運用方法と言えます。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、お金を借りたい人とお金を貸して増やしたい人をつなげる金融サービスです。

 

ソーシャルレンディング
引用:>>SBIソーシャルレンディング(外部リンク)

 

まず、投資者はソーシャルレンディング運営会社を通して、借り手に融資を行います。借り手はと返済額とともに、一定の利率を毎月支払いその利率から運用会社が手数料を差し引いた金額が分配金としてもらえます。

 

ソーシャルレンディングも1万円からの少額から投資でき、また価格変動もがないので精神的にも落ち着いて投資を行えます。20代で初めて投資に取り組もうと考えている方は、運用方法の選択肢に入れてみても良いでしょう。

不動産

不動産投資は老後から始めてもとお考えの方もいるでしょうが、20代から不動産投資を始めるメリットは沢山あります。

 

そもそも、不動産投資で得られる利益はインカムゲイン(家賃収入)が主となります。よって、保有期間が長ければ長いほど得られる利益は大きくなり、20代の早いうちから始めるのは大変お得だと言えますね。

 

1つ問題点を挙げるとすれば、借り入れの面。不動産投資を始める多くの方が、ローンを組まれると思います。しかし、20代の内はまだ年収が低く、まとまった額の融資となると審査に通らない可能性があることには注意が必要です。

 

職業や年収などご自身の属性がぴったりはまるのであれば、不動産投資で老後に向け長いスパンで資産形成を行うことを考えても良いでしょう。

 

さて、ここまで20代から始めたい資産運用方法を5つ紹介してきました。ここで最後にもう一つ紹介したいのが、投資の王道「株式投資」です。

運用対象を日本株と決め、20代から本気で学ぶ

20代から株式投資で資産運用を始めるのであれば、日本株にしぼって学ぶことをおすすめします。

 

なぜなら、株式市場はワンパターンな動きをするのでチャートを読み取ればある程度高い確率で良い結果が期待できるからです。

 

日経平均株価
引用:>>Yahoo finance 株式 日経平均株価(外部リンク)

 

これはそもそも、資本主義自体が同様の動きを繰り返していることに起因します。

 

資本主義は収縮と膨張を繰り返しながら、増えていく性質を持っています。チャートという簡単な話から言えば、上がれば、下がります。下がれば、上がるのです。これを見てもわかるよう経済は繰り返しが多いのです。

 

上記のことからも、20代から根気強く株式投資に取り組めみ、値動きのパターンを読めるようになれば比較的利益を出しやすい資産運用方法であると言えます。

 

では早速、20代の方向けの株を使った資産運用について紹介していきます。

株を始める前に知っておくこと

当たり前ですが株で利益をあげることは簡単なことではなく、利益を出す人がいれば損失を出す人もいます。

 

現に株で資産運用を始めてみたものの思うような結果を出すことができず、損をだして短期間でやめてしまう人も結構います。

 

20代の資産運用では、他の年代よりも長い時間軸で資産運用に取り組めるというのが最大のメリットであることを忘れず、長期的な目線で資産運用を始めてみましょう。

 

そして何よりもあくまで、余剰資金(資産から生活費や非常時に使うお金を差し引いた、当面使う予定がないお金)ではじめることが大切です。

実際に取引を始めるにあたって

株取引を行う際に、銘柄を決めることは容易ではありません。

 

会社四季報を一つ一つ分析するには膨大な時間がかかり、並々ならぬ努力が必要だからです。会社員をしながら株の分析を行うのは、難しいと考えられます。

 

そこで銘柄を選択する際に参考になるのが、投資専門の経済雑誌や証券会社のアナリスト推奨銘柄など安定している銘柄です。最初の銘柄選択までゼロから自分でやるのは難しいので、まずは目安として、プロに頼るのも一つの方法です。

 

慣れてきたらあなたが日々使っている商品で今後需要が伸びそうなものや、街で見かけたものなどあまり知られていないが今後成長しそうな企業を発掘し投資することも一つの方法ではあります。資産運用に絶対などはなく、可能性は無限にあります。

 

銘柄選びで失敗しないためにも、銘柄を購入する前にこれから紹介する2つのポイントはきちんと把握しておく必要があります。

 

1、株価収益率(PER)
2、株価純資産倍率(PBR)

 

1つずつ紹介していきます。

価純利益(PER)

価純利益(PER)とは企業の収益力をみるものです。

 

同業他社や過去の数値などと比較しPERが高い=株価が割高、PERが低い=株価が割安と判断します。計算方法は「株価÷1株あたり税引き後利益」になります。

 

価純資産倍率(PBR)

価純資産倍率(PBR)とは企業の純資産価値に着目したもの。

 

同業他社や過去の数値と比較し値が高いと株価が割高、低いと株価が割安と判断します。計算方法は「株価÷1株当たりの純資産」になります。

 

PERとPBRは最低限知っておく必要があるので、意味は覚えておけると良いですね。

若者が陥りがちな資産運用の失敗

20代でよくみられるのが直ぐにリターンを求めるが損切りがなかなかできないという点です。少しの利益を確定し、損失がでたら、なかなか見切りがつけられず、損失が拡大してしまい結果として資産運用で思うような結果が出ません。

 

20代では特に自分に対する自制心も強くないので、この点は注意です。あなたの性格にもよりますが資産管理、情報収集を徹底的に行うことや目標数値をあらかじめ決めておくといった事前の準備で資産運用のリターンが大きく変わってきます。

20代で始める資産運用の本当の価値を知る

20代で資産運用を始められるあなたは、大変幸運だと私は思います。

 

着実にあなたの投資スキルが上達すれば、20代のあなたは将来にむかってまだまだ収入は増えますから、投資資金を増やしながら培った投資スキルで早いうちから効率よく資産を増やしていけます。

 

また、運用で得た利益を再投資することを「複利運用」と言います。投資で得た利益を元本に加えることで、投資元本がどんどん大きくなっていき、より効率よく資産を増やしていくことができるのです。

 

この複利投資は、長期投資で力を発揮すると言われ、20代の早いうちかから投資を始めれば複利効果を最大限に生かして資産を増やしていくことが出来ますね。

 

複利効果
参照:>>金融庁HP 投資の基本(外部リンク)

 

最後にまとめです。

爆発的な収益が得られるまで資産運用を継続する

資産運用は長期戦になるので結果を出すためには、目先の損益にこだわりすぎずに粘り強く資産運用を継続することが大切になります。

 

特に20代であれば、時間という可能性を味方につけることができるのでコツコツと資産運用を継続するメリットは大きいです。

 

銀行に預けても資産はほとんど増えないので自分の資産を増やしたい20代の方は、是非少しづつでも資産運用を始めてみるのがよいでしょう。

 

早めに始めておけば、10年後、20年後筆者と同じような年代になった時、きっと早めに初めて良かったと心から思えるはずです。

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