年利10%が実現可能な投資先は?高利回り商品をチェック

年利10パーセント
年利10パーセントという利回りをあなたはどう評価するでしょうか?

「そんなに高くない」
「かなり高い」

など、投資をしたことのある方とない方では捉え方に差があるかもしれません。

結論から申し上げると、年利10パーセントという利回りは、個人がそう簡単に達成できる利回りではありません。

しかし、かと言って個人投資家が達成できない利回りというわけでもありません。実はある程度のリスクを受容しつつしっかりリターンが狙える「よい商品」を見つけて投資することで、十分目指せる利回りでもあるんです。

年利10パーセントとなると、1000万円が5年後には約1600万円にまで増える計算ですから実現できるに越したことはないですよね。とはいえ、リスクとリターンは表裏一体、リスクヘッジを徹底しながらの運用は欠かせません。

そこで今回は、

  • 年利10パーセントで資産運用した場合の資産額シミュレーション
  • 年利10パーセントが狙える金融商品
  • 資産運用時・金融商品選択時に気を付けたいポイント

など、年利10パーセントが狙える資産運用先4つをご紹介!

年利10パーセントの商品で資産をしっかり増やしていきたい方必見の記事です!

年利10パーセントの資産運用シミュレーション

具体的にどのような投資先があるかを知る前に、まずは年利10パーセントで運用した場合の資産の増え方をシミュレーションしてみましょう。

年利10%の運用で資産はこう増える

以下は記載の期間・運用額において、年利10%で複利運用を続けた場合に資産がどう膨らむかを計算したものです。

期間 元本金額
(単利運用との差)
100万円 500万円 1000万円
1年 110万円
(0円)
550万円
(0円)
1100万円
(0円)
5年 161万円
(+11万円)
805万円
(+55万円)
1610万円
(+110万円)
10年 259万円
(+59万円)
1296万円
(+296万円)
2593万円
(+593万円)
20年 672万円
(+372万円)
3363万円
(+1863万円)
6727万円
(+3727万円)

※千の位以下は切り捨て
(計算方法参考:ke!san

年利10パーセントで複利運用すると、5年で約1.5倍、10年で約2.5倍、20年で6倍以上と非常に早いスピードで資産が増えていることがわかります。

また、単利運用と複利運用をした場合では、時間が経つにつれ資産額の差がどんどん開いていっていますね。

これは複利運用の方が単利運用より効率よく運用できるから。この複利効果についてはまた後ほど詳しくご説明しますね。

では、このようにハイスピードな資産形成が可能な年10パーセントという利回りは、どのような商品に投資すれば実現できるのでしょうか?

おすすめはプロへのお任せ商品で年利10パーセントを狙う

筆者のおすすめはずばり、プロへお任せできる商品の活用。なぜなら冒頭で述べた通り、個人で年利10%以上を出し、さらにそれを維持するのは至難の業だからです。

確かに、個人で10%の利回りを狙える商品もいくつかあります。

しかし、比較的ハイリスクとされる株式投資ですら年利5%前後が平均と言われており、10%を達成するにはハイリスクを背負おうのはもちろん、豊富な投資知識や経験、投資先の分析など膨大な労力が求められます。

また、仮にハイリスクハイリターンな金融商品で運よくハイリターンを出せても、コロナショックのようなブラックスワン的なイベントも生じるなど市場は常に変化しており、個人で高収益を出し続けるのは容易ではありません。

このような理由から、特に投資初心者の方は、個人の力のみで資産運用を行うよりも投資のプロの力を借りるのがおすすめです。

ここではプロへ運用を委託でき、かつ年利10パーセントが狙える2つの投資方法をご紹介します。

1.投資信託

投資信託は投資のプロであるファンドマネージャーに、運用を委託する金融商品。

投資信託
(引用:投資信託協会

投資信託のメリットは何といっても手間いらずで投資できるハードルの低さ。

投資先銘柄の選定から運用までファンドマネージャーにお任せでき、毎月数百~数千円程度と少額から積立投資ができます。

さらに投資信託は1商品に複数銘柄が組み入れられているため、分散投資もしやすい仕組みになっています。

一方で、手数料が割高になりやすいというデメリットも。

購入や解約時に支払う手数料や、投資信託の保有期間中に運用コストとして発生する信託報酬などは、運用が不調な時でも固定で差し引かれてしまいます。

そのため、コストに対して納得のいくリターンであるかもしっかり確認したうえで投資先を決定しましょう。

メリット ・少額から投資可能
・分散投資がしやすい
・プロが運用してくれる
デメリット ・手数料が割高になりがち
・リアルタイムで売買できない
始め方 1.証券会社に口座開設後、入金
2.商品を購入

年利10%以上が狙える投資信託商品

投資信託と一口に言っても、その数はなんと6000本以上。年利3%~年利5%前後のものもあれば、年利10%以上のものまで内容やリスク・リターンも千差万別です。

高利回り投資信託ランキング
(引用:モーニングスター

年利10パーセントの高利回り商品をお求めの方は、上記図のようなハイリターン順のランキングにどのような商品がランクインしているのかチェックしてみましょう。

単にリターンの良さだけで投資先を選ぶのは危険ですので、

  • 運用の安定感を把握するために、少なくとも5年以上の中長期間の運用成績や標準偏差(リスク度合い)、シャープレシオ(運用の効率性)などをファンド同士で比較する
  • 組み入れられている株式や債券は、各国の政治・経済情勢や企業業績、金利などの影響で価格が変動するため、様々な資産に分散投資をしてリスクを分散させる
  • 継続的な資金流出によって繰上償還リスクや、効率的な資金運用ができなくなる可能性が高まるため、純資産総額は十分か確認

といった点も確認しながら、ご自身のポートフォリオのバランスが取れる商品を探しましょう。

2.まとまった資金の運用はヘッジファンドがおすすめ

続いてご紹介するヘッジファンドも、投資信託と同様にプロに運用をお任せできる金融商品。まとまった資金の運用先をお探しの方におすすめです。

ヘッジファンドと投資信託の違いを簡単にまとめると以下のようになります。

ヘッジファンド 投資信託
運用方針 絶対収益 相対収益
手数料 成功報酬メイン 成績に関わらず手数料が発生
最低投資額 1000万円から 数百~数千円から

まず、投資信託は日経平均株価やTOPIXといったベンチマークを上回れば、マイナス成績でも運用成功と見なされるのに対し、ヘッジファンドは基本的に相場環境に関わらずプラス成績を目指す絶対収益で運用されます。

加えて、投資信託と違い、ヘッジファンドはプラスのリターンが出た場合にまとまった手数料が発生する成功報酬制を採用しているため、投資信託よりも成果創出へのモチベーションが高くなりやすい設計にもなっています。

一方で、最低投資額が1000万円からのファンドが多いため、投資ハードルが高めなのが懸念点。

しかし、高額資産を投資信託などを複数利用して個人で運用すると、商品の選定だけでなく各投資先の運用状況にあわせた定期的なリバランスを要するなど、意外と手間がかかります。

その点、ヘッジファンドはまとまった資金を出資した後は、ファンドマネージャーが運用状況を見ながら調整してくれるため、同じ金額を資産運用する場合でも所要労力が軽減されます

ヘッジファンドは、1000万円以上の余裕資金をお持ちの方だからこそ考えられる投資先でもありますから、最低投資額をクリアできる方は一度出資を検討してみてもよいかと思います。

ヘッジファンドを選ぶ際には、

  • ヘッジファンドは比較的自由な運用ができる分、ファンドによってはレバレッジをかける等ハイリスクな運用の場合も。どのような手法で収益を出しているのか、適切なリスク度合いかなどを面談などで確認する
  • 出資後一定期間解約を禁じるロックアップ期間があるため、数年以上の長期投資を前提・すぐに必要のない余裕資金で投資する
  • ヘッジファンドを騙った詐欺の可能性もあるため、「元本保証」「必ず儲かる」等のフレーズを使用しているファンドは避ける

など、ヘッジファンドならではのリスクに注意しながら投資先を検討しましょう。

メリット ・プロが絶対収益で運用
・手数料が成功報酬制
デメリット ・最低投資額が高額
・情報収集がしづらい
始め方 1.運用会社に問い合わせ後、面談
2.契約・入金

ヘッジファンドは限られた投資家のみが出資できる私募ファンドの特性上、ネットで得られる情報は多くありません。

そこで、筆者も実際に投資中で、かつ年利10%以上が狙えるおすすめの国内ヘッジファンドを続けてご紹介します。

平均利回り10パーセント以上!BMキャピタル

BMキャピタル
(引用:BMキャピタル)

BMキャピタルは、東京にオフィスを置く国内ヘッジファンド。2013年に設立され、国内では老舗のヘッジファンドにあたります。

そんなBMキャピタルの魅力は、

  • 年間平均利回り10%と安定的かつ高利回り
  • 過去にマイナスの年ゼロ回
  • 投資初心者向けと自負している

と、ハイリターンを狙えることに加え、高いリスクヘッジ力でいかなる相場であってもプラスを創出し続ける抜群の安定感です。

運用開始以降にチャイナ・ショックや世界同時株安をはじめ厳しい相場環境に見舞われるも、毎年プラスでフィニッシュ。

このような実績の裏には、BMキャピタルがそもそも底値で購入するため値下がりしにくいバリュー株投資を採用している点に加え、ファンドマネージャーの運用手腕が大きく貢献しているでしょう。

BMキャピタルのファンドマネージャーは、東京大学卒業後、イギリスの有名な投資銀行バークレイズで活躍した経験の持ち主。

筆者も長年運用を見守りながら、BMキャピタルの運用者は非常に保守的という印象を抱いています。

不確実な将来を予想するのではなく、どちらに転んでも損失が出ない確実性の高い運用を行っているため、まとまった資産を安全に運用したい方は一度前向きに投資を検討しても良いでしょう。

面談や運用報告書などでも丁寧にサポートしてくれるので、投資初心者の方も安心です。

BMキャピタルの最低投資額は原則最低1000万円からですが、1000万円以下での投資希望の場合はファンドとの相談次第では可能なこともあるとのこと。

さらに、通常は対面での面談が原則ですが、最近はコロナの影響もあり、遠隔での面談も可能とのこと。非常に貴重な機会なのでBMキャピタルに興味のある方はお早めにご連絡し、相談や質問をしてみると良いでしょう。

公式サイトはこちら

投資経験が豊富なら個人での投資もあり

前述の通り筆者のおすすめは、投資信託やヘッジファンドといったプロへお任せする運用方法ですが、ある程度投資知識がある方や、運用や投資の勉強に十分な時間を割ける方は、ご自身での運用を検討してみても良いでしょう。

1.株式投資

企業が発行する株式の売買を通して利益を出す株式投資。

その平均年利は約5%と言われていますが、今後大きな株価上昇が見込めるバリュー(割安)株グロース(成長)株といったお宝株を当てられればそれ以上の利益が出ることも珍しくありません。

さらに株式投資は、

  • 安値で買って高値で売ることで得られる値上がり益
  • 株式保有中に企業から受ける配当金や株主優待

といった様々な面で利益が得ることができますし、取引手数料も安くつきやすいのも魅力的です。

しかし、平均以上のリターンを得るためには投資銘柄や投資タイミングの見極めが非常に重要。

株価動向のこまめなチェックはもちろん、日本そして世界の経済状況や各企業の経営状況の把握等、膨大な手間暇と高度な投資知識が要されるため、投資初心者が株式投資で10%以上を狙うのは難易度が高いと言えるでしょう。

メリット ・様々な面で利益が得られる
・手数料が安くつきやすい
デメリット ・投資に手間暇や知識が必要
・株価値下がりや企業倒産リスクがある
始め方 1.証券会社で口座開設
2.入金・銘柄購入

年利10%以上も狙える!?高配当銘柄

株式投資では、1年間の収益額(売買差益+配当金)÷投資金額×100で年利計算する通り、売買差益と配当金をどれほど増やせるかによって運用利回りが左右されます。

高配当株式銘柄
(引用:みんなの株式

上の表を見ると、配当利回りだけで10%以上の銘柄もちらほら見られます。

このように投資額に対して多くの配当金がもらえる銘柄もリスクヘッジしながら上手に取り入れることができたら、株で年利10パーセント以上もを達成するのも不可能ではありません。

配当利回りランキングを紹介している株式関連の情報サイトも多数ありますので、そのようなサイトを閲覧・活用すると良いでしょう。

ただし、

  • 投資先企業の深刻な業績悪化等で上場廃止や倒産の可能性が高まった場合に備えて、損失を最小限にとどめるための損切りルールを予め設定し、実行する
  • 直感ではなく、財務諸表やアナリストレポートなど様々な面から企業分析をしたうえで投資先を選ぶ
  • 値下がり時の損失を最小化させるため、特定の業界や国、テーマに偏らないよう分散投資する

といったリスクヘッジも必ず徹底するよう注意しましょう。

2.FX

FXとは外国為替取引を意味し、2つの国の通貨を交換時の価格差によって収益を出す金融商品です。

FXは24時間取引可能なため、日中働いている人も夜の空き時間などを利用した投資がしやすいという点が他の金融商品と大きな違いと言えるでしょう。

加えて一般的な金融商品では相場が上がらなければ利益が得られない一方、FXでは通貨の「買い」と「売り」のどちらからも取引スタートできるため、下がり局面でも利益を出せることもメリットの一つ。

FXレバレッジ

また、不動産購入時におけるローン(借金)と同様、上記図のように元本の一部を担保として借入してレバレッジを効かせ、元本の何倍もの金額の取引ができるため、少ない元手で大きな利益を得ることもできます。

しかし、為替レートが予想に反して動いた場合はレバレッジの分だけ損失額も増大。誰かが勝つと必ず誰かが負けるゼロサムゲームであるFXでは、一攫千金を手にできる人はほんの一握りなのが現状です。

このようにFXは非常にリスキーな投資方法でもあるため、トレード手腕に成績が大きく左右される高難易度な運用方法と言えるでしょう。

FXで資産運用を行う場合は、

  • 損失拡大で証拠金維持率が一定基準を下回ると自動ロスカット(強制決済)が発動するため、「含み損が○円になったら損切」といった損切ルールを設ける
  • 為替市場は基本的に週末に取引が停まるため、週末の世界情勢の動向によって月曜日に急激な相場変動を引き起こす場合も。できる限り金曜日までに決済済みにするなどの注意が必要
  • 取引量が少ない通貨の場合、希望するタイミングで取引が成立しない流動性リスクが高まりやすいため、慣れるまではメジャー通貨から取引を始める

など、FX特有のリスクも事前に勉強・対策したうえで取り組むようにしましょう。

メリット ・24時間取引可能
・レバレッジ効果あり
・下落局面でも利益を出せる
デメリット ・レバレッジで大きな損害を受ける可能性も
・高度な投資知識・手腕が必要
始め方 1.FX業者で口座開設
2.トレードを行う

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おすすめFX業者

FXの利回りは予測不可能で一概にこれがおすすめと言えません。そこでここでは取引するFX業者を決める際の注意ポイントとおすすめFX業者をご紹介します。

FXでは通貨の売買時にスプレッドという取引コストがかかります。そのため、業者を決める際は以下をはじめとするスプレッドが割安な会社を選ぶと良いでしょう。

会社名 通常時米ドル円スプレッド
GMOクリック証券 0.2銭
SBI FX 0.27銭
ヒロセ通商 0.2銭

資産運用前に知っておくべき!投資成功のポイント

さて、ここまで年利10パーセントが狙える金融商品をご紹介しましたが、目標利回りや金融商品に関わらず、守りたい投資成功のポイントを最後にお伝えします。

分散投資でリスクヘッジをとる

今回のように高利回りの商品を見つけると、資金を1つの商品につぎ込みたくなる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、集中投資した金融商品がマイナスになり大損してしまう危険性もあります。
分散投資の例
(引用:金融庁

そのため投資の際は、

  • 金融商品(株式、債権、保険、預貯金など)
  • 地域(国内・外、新興国・先進国、欧州・アジアなど)
  • 投資タイミング(投資する日時を何度かに分ける)

など、値動きの異なる複数の金融商品への分散投資を徹底しましょう。

長期投資で安定運用・複利を味方に

分散投資のほかに、運用収益の安定化が期待できるのが長期投資です。

長期投資
(引用:みずほ証券

上記図のように、短期間での運用より長期投資の方が収益率が安定していく傾向にあります。

さらに、投資で生じた収益を元本に加えて運用する複利運用の場合、運用年数が長ければ長いほど、資産が雪だるま式に増える複利効果が高まります。この複利効果でより早く・大きく資産を増やせるため、上手に活用したいものです。

まとめ

今回は年利10パーセントが狙える金融商品や投資をする際の注意点などをご紹介しました。

年利10パーセントが狙える商品は、スピーディーに資産を増やしていけるため、是非とも目指したい利回りです。

しかし、お伝えした通り、その分ハイリスクも伴う商品であることも忘れてはなりません。

特に投資初心者は、慣れない資産運用で失敗して大切な資産が減ってしまう可能性も高いでめ、ヘッジファンドや投資信託といったプロお任せの金融商品も分散投資先の一つとして、ポートフォリオに上手に取り入れると良いでしょう。

本サイトでは、投資初心者おすすめのファンドを、利回り・リスク度合い・投資のハードルから比較・ランキング形式で紹介している記事もありますので、是非チェックしてみてください。

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