初心者でもわかる!株式投資の始め方~ポイントまでまとめて紹介
投資の王道株式投資。なんとなく投資の仕方はイメージがついても、実際に自分で株式投資を行なおうと思うと「銘柄選びはどうやろう」「いつ買えばいいのだろう」と疑問がわき、なかなか投資を始められないという方も多いでしょう。
そこで今回、筆者が
この記事で学べること
・銘柄選びと売買のポイント
・税金の話から活用したいアプリ・セミナー
まで、株式投資の疑問を一挙解決。
これから、株式投資での資産運用をお考えの方は必見のコンテンツです。
株式投資とは?
株式投資とは何か、一言で説明すると企業に投資を行うことです。
企業は事業を行うにあたり、新しい店舗を構えたり、新商品を開発したり、人を雇ったりと莫大なお金が必要となります。
勿論、銀行などにお金を借りることも出来ますが、到底それだけではまかなうことができません。
そこで、企業は「株式」を発行し、投資者に株式を購入してもらうことで事業を行うために必要な資金を集めます。
そんな株式投資を始め「株主」になると、株式を安く買い、高く売りその差額で利益を出すこと以外にも、以下のようなことができるようになります。
1.株主総会に参加することが出来る
株主になると、株主総会に参加し「票」を入れる権利が発生します。株主総会では会社の運営方法や、投資家から集めた資金の使い道などが決められます。
票の数は一人1票ではなく、株の保有数によって決められます。株主総会に出席できない場合は、欠席することも出来ますが、最近ではネットやハガキで投票することも可能です。また、ソフトバンクなど一部企業では株主総会のネット中継を行っています。
2.配当金を受け取ることが出来る
企業は投資してくれた株主へ「配当金」という形で、会社の利益の一部を還元することがあります。日本の場合、配当金は年に1~2回程出る企業が多く、配当金の利回りは平均して2%前後となっています。
また、配当金の利回りについては各情報サイトでも確認が可能ですので、配当金目当てで株式購入を考えている方はチェックしておくとよいでしょう。
(参考サイト)
・みんなの株式 配当利回りランキング
3.会社が解散した時に残った財産の分配を受け取ることが出来る
万が一投資先の企業が解散してしまった場合、負債(借金)を返済して残った財産は、持ち株数に応じてその分配を請求できます。
また、株主は有限責任となっています。会社が解散しても投資額以上の責任を負う必要はありません(会社法104)。
つまり、投資先企業が解散時に多額の借金を背負っていても、投資先に代わり借金を返さなければならないなんてことにはなりません。投資した金額が戻ってこないだけです。
そんな、社会的にも大きな意味を持つ株式投資はいくらから始められるのでしょうか?
いくらから投資できる?
株式投資は10万円クラスの資金があれば、比較的買いたい銘柄を自由に買うことができます。
また、一部証券会社によっては1/10 株、1株からの購入が出来る「ミニ株」や「単元未満株」といったサービスを提供しているものもあります。
ミニ株・単元未満株なら1万円程とさらに少額から投資が可能ですので、可能な限り少額から株式投資を始めたいとお考えの方は、ミニ株・単元未満株を検討してみても良いでしょう。
株式投資のメリット・デメリット
投資にリスクはつきものです。始めるメリットもたくさんある株式投資にも、勿論投資のリスクは伴います。
ここでは、株式投資のメリット・デメリット一挙まとめます。
メリット1:売却益で稼げる
購入した銘柄の価値が上がった時に売却するとダイレクトに利益になります。短期的に銘柄の価値が数倍に上がるケースは少ないですが、1年~3年単位で株価の推移を見てみると大きな振れ幅があります。
銘柄の価値が低い時に購入して価値が高くなった時に売れば、原価の20%程度の利益が出ることは珍しくありません。銀行の預金や日本国債の購入と比較すると比較的に大きく稼げる種類の資産運用といえます。
メリット2:配当金という副収入が手に入る
企業が発行した株券を購入すれば、企業が利益を出す度に配当金という形で利益の一部を還元してもらえます。会社の業績に応じて所有しているだけで副収入が手に入るのでちょっとしたお小遣いになります。
銀行に預金していてもほとんどお金が増えることがないので、配当金目当てで株を買う人も少なくありません。
多くの会社は、銘柄の価格の1%~3%の金額を、配当金額の目安にしています。100万円分の銘柄を所有すれば、1万円~3万円が毎年手に入るので銀行の金利よりも魅力的です。
メリット3:優待制度で毎日のお買い物がお得に
多くの会社が、株を購入した人に対して特別サービスを提供しています。
具体的には、割引券の提供やギフトカードを定期的に株主に送っています。日々利用する飲食店やスポーツクラブの株を購入すると毎日の生活がお得になります。
主婦の方を中心に優待サービス目当てに株で資産運用をはじめる人も増えてきています。純粋な資産運用とは少しずれますが、資産運用をしながら日々の生活がお得になるのは大きな魅力です。
メリット4:少額からはじめることができる
他の資産運用と比較すると株式投資は、比較的少ない元手ではじめることができます。手元に数万円程度のお金があれば、売買をはじめることができます。
まとまった初期費用がいらないので学生や主婦の方とも相性がよいタイプの資産運用です。少額から資産運用を始めようと思う方は、他の金融商品と比較して比較的になじみが深い株式投資がおすすめです。
続いては、株式投資に関わる投資のリスクを見ていきます。
デメリット1:値下がりリスク
一番代表的なリスクは、銘柄の価値が下落するリスクです。
購入した株の価格が、購入した時の原価を割り込めば、自動的に損失が確定します。株価が下落する原因は、マーケット全体の動向と個別企業の状況の2種類に大きく分かれます。
1つ目のマーケットの動向に関しては、戦争や金融危機が発生すると金融商品に対する不安が高まります。金融商品に対する信頼性が落ちると市場で株の売りが殺到するので、企業の業績とは関係なく銘柄の価値が落ちてしまいます。
2つ目の個別企業の状況に関しては、企業の決算成績や市場におけるイメージで決まります。業績が上がることや新聞やテレビで企業が取り上げられると市場でその企業の株の買いが殺到するので価格があがります。
他方で不祥事や風評被害に見舞われると市場でその会社の株式の売りが殺到するので銘柄の価値が下落します。ここまで紹介したように株式の価値は、会社内部の状況や社会情勢によって日々変動します。そのため、保有している銘柄の価値が下がることも珍しくないことを理解する必要があります。
デメリット2:倒産リスク
企業が倒産すると保有している銘柄は、原則として紙切れになります。今の時代ですと有名な会社も粉飾決済や風評被害で倒産に追い込まれることが珍しくありません。
倒産リスクは、値下がりリスクと似ていますが、価値がゼロになるという点が大きな特徴です。保有している株が紙切れになるリスクを理解した上で購入する銘柄や売買のタイミングを決めることが大切になります。
デメリット3:流動性リスク
購入した株式を売却して現金化するには、数日間の時間がかかります。
加えて株式の中には、売却時に制約が設けられているものもあり、購入した銘柄を簡単に現金に戻せないことがあります。
デメリット4:精神的なリスク
とりわけ資産運用初心者にありがちなのですが、購入した銘柄の状況が気になって日常生活が手につかないことがあります。少しの値動きで一喜一憂して精神的に不安定になってしまう方も少なくないです。
本来副業である資産運用のせいで本業や私生活がボロボロになると本末転倒です。自分のお金を犠牲にしているので一喜一憂する気持ちは理解できますが、株の小さな値動きに過剰に反応しないことをおすすめします。
デメリット5:時間的なリスク
精神的なリスクとかぶりますが、毎日銘柄の価格の変動をチェックすると結構な時間が取られます。
また、株をはじめとした資産運用で成功するには、ある程度の勉強が必要なので勉強時間というコストも発生します。
損失金額は張った金額だけですが、お金以外のコストが発生します。株式投資をはじめる前に資産運用で成功するには、お金以外のコストをかける必要があることを理解することが大切です。
株式投資の始め方
株式投資のメリット・デメリットを理解した上で、これから株式投資に取り組みたいとお考えの方は以下4ステップで取引自体は簡単に始めることが出来ます。
1.元手を用意する
株取引の始め方を調べる前に、株式投資を始めるための元手、つまり投資資金を用意することになります。
この元手金額はいくらであろうと構わないのですが、投資は生活費や非常時に備えて残しておくお金を差し引いた資金で、当面使う予定がないお金「余剰資金(よじょうしきん)」で行うのが一般的。
株式投資を始める前に、ご自身がいくら投資に回すことが出来るのかをしっかり確認しておきましょう。
具体的には、資産-(生活費1年分+非常時に必要な資金)と考えると良いでしょう。投資は、無理のない範囲から始めることが大切です。
2.口座を開設する
投資資金が用意できたら、証券会社で口座を開設しましょう。株の売買を始めるためには、ネット証券でも対面証券でも構わないので証券会社の口座を開設しなくてはいけません。
ネット証券での口座開設は、パソコンやスマートフォン上で手続きフォームに必要事項を入力し、本人確認書類(マイナンバー+免許証やパスポートなど)と共に送信するだけ。
口座開設完了をお知らせする案内が郵送で送られてきたら、その情報を元に初期設定をするだけと自宅にいながら証券口座を開くことが出来ます。
3.銘柄を買う
元手の用意と口座の開設が完了すれば、いよいよ株取引に臨むことになります。証券会社の口座を開設すれば、会社が提供する取引環境でオンライン取引を行うことができます。
銘柄の売買で利益を狙う以上、銘柄を購入しないと利益が出ないのでまずはどこかの会社の株式を買いましょう。各銘柄の購入価格は大きく異なるので、ご自身の予算に合うものを慎重に選びたいですね。
4.銘柄を売る
損益が確定するのは、購入した銘柄を売却したタイミングです。銘柄の売却価格と買い付け価格の差額が損益になる以上、売るタイミングは慎重に考えたいですね。
もちろん利益が発生するタイミングで売却するのがベストですが、銘柄の価値がズルズルと下がる場合は売り抜くことも必要になります。この売却タイミングを考えることが、株式投資で一番大切なポイントになります。
この3つを正しく理解すれば、株式投資の始め方をばっちり掴んだことになります。
銘柄選びのポイント
株式投資の成功の鍵は、銘柄分析。株式銘柄の分析方法はテクニカル分析と、ファンダメンタルズ分析の2つに分けられます。
分析方法 | 分析ポイント | 投資期間 |
---|---|---|
テクニカル分析 | 価格チャート | 短期 |
ファンダメンタルズ分析 | 企業の業績 | 長期 |
投資初心者が数分後の株価の値動きを予想するのは難しいですし、専業トレーダーの方でなければ一日中パソコンの前に張り付いて株の売買を行なうのは現実的ではありません。
そこで今回は比較的初心者でも仕組みさえ理解できれば、時間をかけ落ち着いて銘柄選び~売却までを行えるファンダメンタルズ分析の銘柄選びのポイントを紹介していきます。
具体的にファンダメンタルズ分析においては、以下のような成長株や割安株を、さまざまな指標(ファンダメンタルズ)を使いながら分析していきます。
成長株(グロース株)
割安株(バリュー株)
早速、ファンダメンタルズ分析の分析方法を見ていきましょう。
1.財務諸表から現状と成長性を確認
株式投資を行う上で「財務諸表」の分析は欠かせません。
財務諸表とは、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つを示しており、企業が決算処理を行う際に作成する書類です。
どれも企業の財務状況を表す大切な資料となりますので、目を通しておきたいところです。
目的 | 指標 | 内容 | 目安 |
---|---|---|---|
安定性 | 自己資本比率 | 大きいほど安定的 | 40%台 |
収益性 | ROE (自己資本利益率) |
大きいほど経営が効率的 | 8.89% |
成長性 | CAGR (年平均成長率) |
大きいほど成長性が高い | 6.2% |
配当 | 配当性向 | 大きいほど株主に還元している | 25.76% |
2.株価指標から株価の割安感を分析
株価指標とは、企業の株価を比較、分析する際に使用する指標のことを示します。代表的なものには、PBR(純資産倍率)やPER(株価収益率)などがあります。
これから株式投資を始める方は、以下3つの指標だけでもしっかり確認しておきたいところです。
指標 | 計算式 | 目安 |
---|---|---|
PER (株価収益倍率) |
株価÷当期利益 ※15以下なら割安 |
11.25 |
PBR (株価純資産倍率) |
株価÷純資産 ※1以下なら割安 |
1.04 |
配当利回り | 配当÷株価×100 | 2.29% |
参考:日本経済新聞
この項目で紹介した数字に関しては、基本的には企業の株価やホームページ上で公開されているIR(投資家向け広報)資料を元にご自身で計算することが可能です。
また、計算の手間を省きたい方は以下のような株式関連の情報サイトや証券会社のホームページなどで数字が公開されていることがありますので、上手に活用できると良いですね。
便利なツールも活用しながら、賢く銘柄分析を進めていきましょう。
【おまけ】会社四季報・アナリティクスレポートもチェック
ファンダメンタルズ初心者の方であれば、ここまでで分析で十分とは言えますが、余裕のある方は更に会社四季報やアナリティクスレポートも合わせて確認できると良いですね。
会社四季報には、財務諸表などの情報の他にも、長年四季報に携わってきたベテラン記者が各企業を評したコメントも掲載されており企業分析の参考になります。
また、企業分析の材料としては、証券会社のアナリストレポートも活用したいところ。証券会社に口座を開設するとサイト上で閲覧することが可能です。
売買のタイミング
ここまでの内容で、株式の銘柄選び~購入方法までは理解できたはず。そうなると残すは、株式の売却方法。
購入した株式銘柄の売りどきのポイントは以下の通り。
売りどきのポイント
・事前に設定しておいた損切りラインに達した時
・株主優待やオリンピックなどのイベント目的で購入時の理由が消滅した時
・チャート、テクニカル指標(例:RSI)を参考にする
・事前に決めておいた投資期間や時期が過ぎた時
また、投資者によっては季節による値動きの癖「アノマリー」を参考にする方もいます。例えば1月は株価が上昇するといったものや、5月から夏の終りにかけては値動きが重い等、理論的な説明はつかないけれどもそうなる傾向になることがアノマリーです。
株式投資は常に人の心理等も反映し、理論だけで動くものではありませんから、アノマリー等も活用してみるとよいでしょう。
節分(2月)で天井をつけ、彼岸(3月まで)は下がり続けるというアノマリーです。1月効果や2月の決算発表前に株式投資が活発化し上昇していく相場はあながち間違いではありませんが、3月に入って配当金狙いの買いが入るために下落はそこまで大きくない傾向にあります。銘柄によっては優待需要なども高まりまるため、。
(セルインメイ)
代表的なアノマリーの1つですね。5月はポジションを離せという意味のセルインメイ。株式投資において、1年のうち5月~10月が下落サイクル、11月から4月が上昇サイクルと言われます。
5月がちょうど下落サイクルに突入するタイミングであるために、Sell in May(5月に売れ)そしてその後にand go away, and come on back on St. Leger's Day.(レジャーデーに戻ってこい)と続くのが本来のセルインメイと言われています。レジャーデーは9月の第2土曜日に行われる大規模な競馬レースのことで、これが終わると冬の上昇トレンドに戻るとか。
(12月の株安)
12月は株価が下がりやすいというアノマリー。
決算発表も終わってクリスマス~ニューイヤーのおやすみモードに入る株式投資家たちが目立ちます。1年間で出た損失を確定させて税金対策をする株式投資家も多いですから、売られやすいと言われています。
知っておきたい税金の話
投資を始める前に理解しておきたいのが税金の話。
株式投資をし、その株式を売った際に儲けが出れば「譲渡益課税」、株式投資後の保有中に配当金を受け取れば「配当課税」という税金がかかります。どちらも税率は20.315%です。
税金計算が必要な口座は以下の3種類で、口座開設の際にこの中から取引を行う口座を選ぶ必要があります。
・特定口座(源泉徴収なし)
・一般口座
多くの人は一番上の特定口座(源泉徴収あり)を選びます。
年間を通した取引の報告書(年間取引報告書)を証券会社が作成、納税まで行ってくれるのでご自身での確定申告の必要は原則ありません。よって、3つの中で一番手間がかからず、気軽に投資・運用ができると言えます。
また、NISAを活用することで売却益や配当を受け取った場合であっても、NISA口座で買付たものであれば税金がかかりません。買付できる金額は1年間に120万円までと決められていますが、まだ利用をしていない方は納税の手間を省くためにも是非利用を検討したいですね。
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青色申告
通常個人で事業を行っている人は、所得税の確定申告が必要となります。サラリーマン等の会社から給与をもらっている人は会社で完結できますが、事業主は自分で記録(帳簿)をつけて、税金額を算出し、納税までしなければなりません。これが俗に言う確定申告のことですね。
確定申告には大きく分けて青色申告と白色申告の2つがあります。青色申告は白色申告と比較して、税制面で有利な特典を受けることができるので、青色申告を選択して確定申告する人が多いです。
ただし、この青色申告で確定申告をし特典を受けるには条件があります。
・生計を立てているメインの収入が株式投資
2つの条件を見ていただくと分かる通り、株式投資によって生活をしているという証明が必要というわけですね。
さて、事業所得として認められるぐらいの継続性や規模で株式投資を行っている場合は青色申告での確定申告も是非検討したいところです。
公務員
副業禁止の公務員の方の中には、株式投資を始めたいけれど株式投資は副業になりそうで始められないという方もいるでしょう。
ずばり、株式投資は副業にはなりません。なぜなら、株式投資による収入は会社の給与所得ではありませんし、あくまで投資である以上「資産運用」に該当するからです。
また先述した特定口座を利用することで、確定申告の際に申告分離税が適応されますが発生した利益の20.315%が証券会社経由で税金として差し引かれる制度となっています。
会社からもらう給与所得に課されている税金制度とは異なる以上税額計算は別々に行われますので、気になる方は特定口座で口座開設を行なうのが良いでしょう。
活用したいアプリ・セミナー
株式投資をこれから始める人はもちろん、ある程度の投資経験がある人にもおすすめなのが株式投資アプリやセミナーでの情報収集。
アプリ1:会社四季報株アプリ
企業の情報がつまった四季報。本来は広辞苑のような分厚い冊子ですが、アプリでも簡単に閲覧できるようになりました。
一部は無料で利用可能となっていますが、本格的に四季報を活用して株式投資をしたいのであれば有料会員がおすすめです。
スクリーニング機能を使えば割安になっている株(バリュー株)を探したり、成長性のある銘柄も簡単に見つけることができます。
まずはベーシックプランで登録をして、物足りなくなったらプレミアム会員にランクアップしても良いでしょう。
アプリ2:株たす
株式投資初心者におすすめなのが、この株たす。実際に入金をして取引するのではなく、デモトレードで株式の買い方~売り方、IPO取得の仕方までノーリスクで勉強することが出来ます。「株は失敗しながら学ぶものだ」と言われる時代はもう終わったのかもしれませんね。
漫画でもわかりやすく学ぶことができるので、楽しく株式の知識をつけることができるでしょう。現在Android版は発表されていません。アンドロイドユーザーの方は吉報を待ちましょう。
アプリ3:Yahoo!ファイナンス
ウェブ版で利用されている方も多いのではないでしょうか?株だけではなく投資信託や世界各国の経済ニュースがリアルタイムで配信されるので、投資・運用をしている人は必携のアプリです。
アナリスト情報や板気配は課金しないと見られませんが、実際の売買は証券会社のサイトやアプリを通じて行うことが多いでしょうから問題ないと思います。ランキングやチャートもシンプルで見やすい設計になっています。
セミナー1:大和証券 動画セミナー
大和証券に口座を持っている人なら誰でも視聴可能な動画セミナー。(一部の動画は口座がなくても視聴可能)
月に一度、インターネットライブセミナーを開催しており、リアルタイムで店舗セミナーと同じような感覚で視聴することが出来ます。
fa-angle-double-right大和証券 動画セミナー
セミナー2:野村證券 マーケット解説動画
毎週更新されるマーケット情報、株式のテクニカル展望に加え、月ごとに更新される為替レポートなど様々なテーマが視聴可能となっています。(口座がなくても視聴可能)
新聞記事などの文章ではわかりづらくとも、動画でわかりやすく説明してくれているのでおすすめです。
fa-angle-double-right野村證券 マーケット解説動画
株式投資を始めよう
ここまで、株式投資とは何か?そのメリット・デメリットと始め方について説明してきました。
株式投資は多方面から利益を狙えるだけでなく、優待という特典まで貰える「楽しい」投資方法であると言えますね。
その反面、経済指標やチャートの読み方など始めるにあたりある程度の勉強が必要となりますので、それも含めて楽しめる、情熱を持って取り組める方は株式投資での運用がぴったりでしょう。
株式投資は市場や企業を読むという点で、投資の勉強にもなりますので興味のある方はまずは少額からでも株式投資を始めてみると良いでしょう。
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