【2019年最新版】ひふみ投信の口コミ・評判からファンド分析

ひふみ投信口コミ

ファンド選びの際に一番気になるのは、口コミ・評判。大切な資産を預けるなら、口コミ・評判の良いファンドに預けたいですよね。

 

そこで今回は定期的にファンドレビューを行っているマネーブリッジ編集部が、人気投資信託であるひふみ投信の口コミ・評判を元にファンドの運用成績、投資銘柄から手数料までを徹底的に検証・解説してみました。

 

これから、ひふみ投信への投資をお考えの方は必見のコンテンツです。まず初めに、ひふみ投信とは何か?簡単に説明しておきます。

 

この記事の要点

・ひふみ投信とは、レオス・キャピタルワークスという資産運用会社が運用する投資信託。
・前年の1年で-21.5%という成績不調も響き、現状厳しい口コミ・評判が目立っている。
・資産運用の基本は長期投資。短期的な評価に頼らず、様々な側面から投資の可否の判断が必要。

 

ひふみ投信とは?

ひふみ投信とは、レオス・キャピタルワークスという資産運用会社が運用する投資信託です。代表の藤野英人氏はアメリカの有名投資会社ゴールドマンサックスでご活躍の経験もある、経歴30年以上のベテランファンドマネージャー。

 

  1. 足で稼いだ情報で見つけた、日本全国の成長企業への投資
  2. 市場変化に合わせた、柔軟な運用
  3. ファンドの運用者の顔が見える運用

 

上記3点にこだわり抜いた丁寧な運用で、1年間で20%以上の運用成績を誇り、投資家の人気を集めています。最近では、民間初の観測ロケットMOMO(モモ)2号機のスポンサーとして支援したことでも話題になりました。

 

 

さて、そんなひふみ投信に関する多くの口コミ・評判から、特に多くの書き込みが見られた以下の3点からひふみ投信を分析していきます。

 

  1. チャートから見るファンドの運用成績・純資産額
  2. 運用レポートから見る投資銘柄
  3. 手数料比較

 

1つ目は、チャートから見るファンドの運用成績・純資産額です。

チャートから見るファンドの運用成績・純資産額

以下、ひふみ投信のファンドの運用成績・純資産額に関する口コミ・評判です。

 

 

人気ファンドらしからぬ、厳しい口コミ・評判が多く見受けられました。早速、ひふみ投信の運用成績・純資産額について一つずつ見ていきます。

純資産額・運用成績

以下のグラフは、ひふみ投信が毎月発行している運用レポート内の純資産総額の推移(月次)の項目から引用したものです。

 

ひふみ投信総資産総額
引用:>>ひふみ投信 運用レポート 2019年 6月(外部リンク)

 

まず、純資産総額について簡単に説明をしておきます。純資産総額とは、ファンドに組み入れられている株式や債券などのすべての資産の時価を足した総額のことです。よって純資産総額を見れば、ファンドの大きさが分かります。

 

さて、純資産総額が何か理解した上で、ひふみ投信の純資産総額の推移グラフを見ると、2017年2月と2018年10月と2つの転換期が見て取れます。

2017年2月

2017年2月からひふみ投信の純資産総額は旧上昇。その理由の1つに、2017年2月に同社代表のテレビ出演があります。番組内で紹介された、ひふみ投信のユニークな投資理念や驚異的なパフォーマンスから投資者の注目が集中し、同ファンドの取り扱い金融機関も急増。

 

ひふみ投信には投資者からどんどん資産が集まり、巨大ファンドへと成長していきます。以下、2019年度7月現在の純資産残高で並べ替えた投資信託ランキングになりますが、他証券会社を通して取引が可能なひふみ投信の姉妹ファンド「ひふみプラス」が大手ファンドを抑え堂々の5位に食い込んでいます。

 

純資産総額ランキング
引用:>>Yahoo Finance 投資信託ランキング(外部リンク)

 

また、以下純資産総額ピーク時の2017年9月末の運用成績です。

 

運用成績
引用:ひふみ投信 運用レポート 2017年9月

 

1年で37.7%、また3年で71.9%という驚異のハイパフォーマンス。下日本の平均株価であるTOPIXと比べても、ひふみ投信が好成績であったことが見て取れます。

 

さて、そんな勢いづいていたひふみ投信に再度転機が訪れたのは2018年10月。

2018年10月

2018年に入ると、ひふみ投信は苦戦を強いられます。2018年12月の運用レポートを見ると、1年で-21.5%とTOPIXよりも大きなマイナスが出てしまっています。つまり、市場の平均点が取れていない状態です。

 

12月運用成績
引用:ひふみ投信 運用レポート 2018年12月

 

また、国内の株価が大幅に下落した同年10月には月間で-12.2%と成績悪化を記録してしまいます。以下、楽天証券の実績ランキング(値下がり率)と比べても、月間で-12.2%の値下がりは投資者に大きな衝撃を与えました。

 

下落率
引用:>>楽天証券 実績ランキング(値下がり率)(外部リンク)

 

上記ひふみ投信の成績不調の原因については、別記事で詳しくまとめましたので興味のある方は、以下の記事をチェックしてみてください。

>>ひふみ投信が不調な理由とファンドの今後の展望に迫る

 

さて、昨年は厳しい結果に終わったひふみ投信ですが気になるのは最新の運用成績。以下、ひふみ投信の最新版(2019年6月)の運用成績をみていきましょう。

最新版の成績

ひふみ投信の最新版(2019年6月)の成績を見ると、相場の悪さも手伝ってか1か月で-13.5%短期的な目線で見るとまだまだ厳しい状況に置かれていることがわかります。

 

運用成績
引用:ひふみ投信 運用レポート 2019年6月

 

しかし、3年という長期目線で見れば+19%とTOPIXと比べてもかなりの高リターンを出せているので、ひふみ投信で資産運用を行うならば長期保有でじっくり腰を据えて投資を行えると良いですね。

 

さて、ここまでひふみ投信の運用成績・純資産額をチャートから探ってきました。続いては、個々の最近のひふみ投信の不調の原因とも考えられるひふみ投信の投資銘柄の推移について見ていきます。

運用レポートから見る投資銘柄

以下、ひふみ投信の投資銘柄に関する口コミ・評判です。

 

 

上記口コミ・評判から、ひふみ投信の投資銘柄に大きな変化があったことが伺えます。そこで、まずひふみ投信の投資銘柄についての考え方を見ていきます。

ひふみ投信の投資銘柄

ひふみ投信の投資対象は、日本の成長企業です。

 

企業の業績や、現在の株価など数字だけでなく、実際にファンドマネージャーが日本全国を飛び回り、企業のビジョンや現場の声を見聞きし成長の可能性を秘めた地方の優良企業を探します。実際に、ひふみ投信のファンドマネージャーが足を使って探し出した企業例としては以下のような銘柄が知られています。

 

  • やまみ
  • 朝日印刷

 

両銘柄とも地元の人しか知らないようなローカル企業ですが、着実な成長を続けひふみ投信の成長を後押ししました。そんなひふみ投信の銘柄選びに対する強いこだわりは、投資銘柄を見れば一目瞭然。

 

以下、ひふみ投信の2017年度組み入れ銘柄を見てみます。

 

2017年
引用:ひふみ投信 運用レポート 2017年2月

 

組み入れ上位10銘柄は、殆ど中小型企業が占めています。また、多くの方は名前も聞いたことがないような、まだ投資者からの注目が集まっていない「原石」のような企業ばかり。また、以下資産配分比率を見ても投資対象は国内株式のみとひふみ投信独自の投資哲学が反映された組み入れ銘柄となっています。

 

組み入れ配分
引用:ひふみ投信 運用レポート 2017年2月

 

上記のように国内中小企業への投資にこだわりを見せていたひふみ投資ですが、2018年頃から投資銘柄に大きな変化が見られるようになります。

組み入れ銘柄の転換期

以下、2018年9月の運用レポートから引用したひふみ投信の組み入れ銘柄となります。

 

組み入れ銘柄
引用:ひふみ投信 運用レポート 2018年9月

 

いかがでしょうか?上位10位のほとんどが大型企業、さらにAmazonやVISAなど誰もが知っている海外の大企業が軒を連ねています。上、2017年2月の組み入れ銘柄と比べると大きな変化が行ったことが分かります。

 

ひふみ投信がこのような、海外の大型株への投資へシフトした理由は先述した純資産総額の急激な増加が一因と言われています。代表のテレビ出演を機に投資者からどんどん資産が集まり、割安な中小型株だけの運用では巨額の資金を運用しきれなくなってしまいました。

 

よって、巨額の資金を運用しきる為に時価総額の大きい海外の大型株にも手を出すようになります。以下、資産配分比率を見れば一目瞭然。

 

投資配分
引用:ひふみ投信 運用レポート 2018年9月

 

大型株の組み入れ比率が高くなることで資金の運用はしやすくなりますが、市場を動かす大型銘柄に投資を行うことで、パフォーマンスが市場平均と同じ動きとなるばかりか、下落相場の動きを真正面からうけることになります。

 

よって、年2回世界同時株安があった2018年ひふみ投信は厳しい相場の影響を受け、パフォーマンスを大きく落としてしまいます。

 

このように、海外の大型株の組み入れで大幅に運用成績を落とした2018年を踏まえ、ひふみ投信の現在の組み入れ銘柄はどうなっているのでしょうか?

現在の組み入れ銘柄

以下、2019年6月現在のひふみ投信の組み入れ銘柄です。

 

組み入れ銘柄
引用:ひふみ投信 運用レポート 2019年6月

 

AmazonやVISAなどの海外大型株は姿を消し、日本の中小企業の組み入れにシフトされていることが分かります。相場の状態に合わせて柔軟な運用を行っている点は、評価が出来ます。

 

投資の本当の実力は、大きな調整局面を数回経てからでないと判断が出来ないと言われており、今後の運用成績の推移からひふみ投信の真の運用力を見抜けると良いですね。

 

投資にかかる無駄なコストは、出来るだけ省きたいもの。続いては、ひふみ投信の投資コストに関する口コミ・評判をみていきます。

手数料比較

以下、ひふみ投信の手数料に関する口コミ・評判です。

 

 

ひふみ投信の手数料に関しては、運用成績とは反対に高評価な口コミ・評判が多く見受けられました。早速、ひふみ投信の手数料について見ていきます。

ひふみ投信の手数料

ひふみ投信の手数料は、以下の通りとなります。

 

手数料
引用:>>ひふみ投信 3つのひふみを比較する(外部リンク)

 

直接契約のひふみ投信の信託報酬は年1.0584%。他社アクティブファンドと比べても、低コストなことが分かります。

 

ひふみ投信 1.0584%
SBI 中小型割安成長株F ジェイリバイブ 1.8100%
三井住友 グローバルAIファンド 1.7280%

 

さらに、ひふみ投信では「資産形成応援団」と称して、保有期間に応じて信託報酬の一部が還元されるサービスを受けることが出来ます。

資産形成応援団

具体的には、

 

保有期間5年~10年 年 0.8584%(税込)
保有期間10年 年 0.6584%(税込)

 

資産運用形成応援団
引用:>>ひふみ投信 ひふみ投信情報(外部リンク)

 

へ、信託報酬率が下がります。ひふみ投信で長期的に資産運用運用を考えている方には、嬉しい制度です。ひふみ投信の手数料に関する口コミ・評判が高評価なのも納得の投資者思いのサービスですね。

 

最後にまとめです。

口コミ・評判に頼りすぎない

ここまで、ひふみ投信に対する口コミ・評判を元にファンドの運用成績、投資銘柄から手数料までを徹底的に検証・解説してきました。

 

総合的に見ると、現段階では前年の成績不調も響き、厳しい口コミ・評判が目立つ結果となりました。しかし、口コミ・評判に関しては投資者の感情的な側面からのものが多く、無条件に信じることはおすすめできません。

 

特に、投資信託に関しては元々長期保有が前提で、プラスを出したりマイナスを出したりしながら最終的にリターンを出せていればよいものです。短期的な口コミ・評判だけに頼らずに、様々な側面からファンドへの投資の可否を判断できると良いでしょう。

 

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