預金よりは保険で運用した方がお得
みなさんは、働いて稼いだお金をどのように運用しているでしょうか?
大半の人は、銀行で預金している人が多いと思います。預金自体は悪くないのですが、現在の日本では低金利政策によって、比較的高利率なネット銀行に預けても0.2%程度しか金利がつきません。
それでは少し利率が物足りないなあとお思いの方におすすめしたい資産運用は、保険を使うタイプの資産運用です。
保険を使った資産運用は銀行預金のように貯蓄ができますし、万が一の時には保証を受けることができます。
しかも銀行預金よりも格段に高い利回りが期待できるというメリットがあります。
そこで、今回筆者が
この記事で学べること
・資産運用に保険を利用するコツ
・資産運用におすすめの保険商品
これから、長期的に保険商品で資産運用をお考えの方は必見です。
貯蓄型保険で資産運用に取り組む
資産運用を保険で行なう場合、貯蓄型の保険を利用することになります。保険には大きく分けて掛け捨て型のものと積立型のものがあります。
掛け捨て型の保険は、毎月の保険料が安い代わりに支払った保険料は契約が終了したら返ってきません。
積立型の保険の場合は、満期には支払った保険料が返ってくるという利点があります。この積立型の保険が資産運用ではよく使われます。
保険の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
掛け捨て型保険 | 安い保険料でケガや病気の保証を受けられる。 | お金は貯まらない。 |
積立型保険 | お金を貯めることが出来る。 | 保険料が高い。 |
資産運用に利用できる積立型の保険にはどんな種類があるのでしょうか?代表的なものが終身保険です。
終身保険とは生命保険の一種で、途中解約せずに保険料を支払い終われば、満期には支払った以上の保険金を受けとることができます。
契約の期間の設定によって、子どもの教育費やマイホームの購入に合わせて保険金を受けとることができます。
他にも個人年金保険という保険も資産運用でよく利用される保険の1つです。個人年金保険とは貯蓄を重視した保険で、保障はありません。
保険料の一部を所得から控除できるというメリットがある保険商品です。
保険を使った運用資産運用のメリット・デメリット
以下、数ある資産運用商品が存在する中で保険を使い資産運用を行うメリット、デメリットをまとめて見ました。
メリット1:運用に手間がかからない
契約後は満期まで毎月の保険料を払い込むだけ。
投資の勉強や経験を必要としないので、投資初心者の方でも簡単に始めることが出来ます。
また、証券会社などでなく知り合いの保険員さんや、保険の窓口などで気軽に購入できるのも安心ですね。
また、実際の保険料の払込は設定さえしておけば自動引き落としで、貯金が苦手な方も無理なく貯蓄x投資を行うことが出来ます。
メリット2:定期預金よりも高利率
現在、日本はゼロ金利時代。定期預金の利率は良くても1%を超えることは多くありません。
そんな中、保険での運用は定期預金よりも高金利で長期的に安全運用できるのは嬉しいですよね。
また、保険でありますので、いざと言うときには保険金がおりるのも安心です。
デメリット1:保険料が高額
掛け捨て型保険と比べると、貯蓄型保険は保険料は割高。
また、運用期間は数十年と長期に渡ることが多く、割高な保険料を長期間に渡り支払い続けなければならないのはデメリットの一つ。
途中解約をすると損をすることもあり、投資を始める前にはしっかりと保険料の納入プランを考えておきたいです。
デメリット2:他の投資商品より低利率
定期預金より利回りが良い保険商品でも、資産運用業界の中では低利率な金融商品の位置づけに。
少しの投資知識とリスク管理技術を身につければ、投資信託など他金融商品で高利回りな運用も出来ることを考えると、同時に他の金融商品での資産運用も検討したいところです。
デメリット3:予定利率が下がることもある
保険商品で予定されている満期返戻金ですが、こちらは「予定」の意味合いとなり今後の経済状態の悪化などにより利率が引き下げられる可能性もあります。
利率が確約されている、銀行預金や国債などとは異なる立ち位置にある金融商品であることはしっかり把握しておきたいですね。
保険を使った運用コツ
さて、ここまでの内容での資産運用のメリット・デメリットを理解し、ご自身も保険での資産運用を始めてみたいとお考えの方もいると思います。
そこで、以下保険を使った運用コツをまとめてみます。
1.返戻率を確認する
資産運用を保険で取り組む際には、各保険の返戻率を確認することになります。
返戻率とは払い込んだ保険料に対し満期時に戻ってくるお金の割合のこと。
保険商品での資産運用をお考えの方は、この返戻率が100%を超える商品を選ぶと満期時に戻ってくる金額が払込金額を超え、投資効果を得ることが出来ます。
2.投資資金を確認する
先述したとおり貯蓄型保険は月々の保険料が割高になりがち。
投資を始めた時点では無理なく払込ができても、子供の進学やマイホームの購入などライフイベントなどが重なると払込みが困難になることも。
貯蓄型保険の性質上満期前の解約の場合、損をすることが多く契約時にはライフプランを考慮した保険料の納付プランを立てておくべきです。
3.他の金融商品も合わせて検討する
保険商品の他にも投資商品は多く存在します。
特に保険に関しては「守り」の意味合いが強く、積極的に資産を増やしていきたい方には不向きであるのは否めません。
他の運用商品も把握、比較・検討し、保険商品とご自身の相性はしっかり見極めたいところです。
おすすめ保険商品2選
最後に、数多く存在する保険商品の中でも資産運用効果が高く、また取り組みやすいものを2つ厳選して紹介します。
オリックス生命「終身保険ライズ」
オリックス生命の終身保険ライズは、一生涯の死亡保険。いざという時にしっかり保障を受けられ安心。
保険料は一生涯上がることなく、また他貯蓄型保険と比べても保険料はお手頃価格で長期的に払い込みやすいもの嬉しい。
以下、30代男性が60歳までの30年間の間月1万円程の保険料を収め続けた場合、60歳を超えたところで返戻率も100%を超えまとまった資産運用効果を実感できます。
国内でも人気の貯蓄型保険となりますので、保険での資産運用に興味のある方はまず初めに検討したい商品です。
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明治安田生命「じぶんの積立」
明治安田生命「じぶんの積立」は月々5000円からの少額から、保険料の支払いは5年間で終了という珍しい短期運用が可能な保険。
それでいて満期保険金は受け取り率103%と、しっかりとして資産運用効果を実感することが出来ます。
手軽に取り組めるため、旅行や結婚資金などまとまったお金の貯蓄用として定期預金の代わりに使用するのもおすすめ。
仕組みがシンプルな貯蓄型保険でありますので、興味のある方はまず一度資料請求をして内容を確認してみると良いでしょう。
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まとめ
貯蓄型保険を使った資産運用は、ローリスク型の資産運用を探している方やもともと保険に加入することを考えていた人をターゲットとした資産運用と言えますね。
ご自身の投資ポリシーや目標と照らし合わせて、相性を慎重に検討したいところです。
特にまとまった資産の運用となれば、より高利回りな運用方法も多数存在するため、契約を行う前には多くの金融商品に触れ客観的な目線で判断できるとよいでしょう。
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