個人での資産運用代行は違法!投資詐欺に騙されない方法

資産運用詐欺

資産運用、投資、金融…そういう難しいことは苦手。そんな方の中には、資産運用を代行してもらうことを考えている方も多いでしょう。

 

インターネットで「投資 代行」と検索すると、「投資を代行します」「トレード代行します」そんな言葉を多く見つけられます。

 

しかし、まずそもそも日本でライセンスを所持していない「個人」が資産運用代行を行うことは禁止されています。また、投資会社であっても中には「詐欺」と思わしきものも沢山見受けられます。

 

そこで、本記事では実際に資産運用代行会社に運用をお願いして4年目の筆者が、資産運用代行会社に騙されない資産運用代行会社選びの3つのポイントを紹介していきます。

 

資産運用代行詐欺とは?

大手金融会社フィデリディ投信が高齢者を対象に行った調査では、自分の金融知識に自信のある人は自信のない人の2倍以上金融詐欺に合う確率が高いという結果が出ています。

 

投資詐欺

参照:>>フィデリディ投信 高齢者の金融リテラシー調査2019(外部リンク)

 

誰しも、「自分は大丈夫」「自分が投資詐欺に合うはずない」そう思ってしまいがち。しかし、まず資産運用関連詐欺を他人事だと思わず、巷で起こっている詐欺の実例を知り、投資商品の安全性を確認する際の判断材料を出来るだけ増やしておくことが大切です。

 

早速、巷で起こっている資産運用詐欺の実例を見ていきます。

 

ケース1 私設投資信託で大損

「元本保証や高配当を約束」

 

そんな甘い言葉で近づき、初めは少額投資をさせ、何回か適当な配当金を振り込み、信頼させたところででまとまった金額の投資を提案。

 

次第に配当金が振り込まれなくなり、業者とも連絡が取れず、途中解約もできない状態となってしまった。

 

参照:>>金融広報中央委員会 知るぽると 第7話 私設投資信託詐欺(外部リンク)

ケース2 高額な自動売買ツールを買わされた

最適なタイミングで売買できます。

 

投資経験のない被害者が高利回りを強調する販売業者のセールストークを信用し、よく考えないまま自動売買ツールを購入。言われるがままに、海外の業者の口座に投資資金を送金してしまう。

 

取引画面上では順調に利益が出ているようなので、出金をしようとしたが業者は出金に応じてくれず、画面へのアクセスもできなくなった。

 

参照:>>金融広報中央委員会 知るぽると 第31話 架空FX取引詐欺(外部リンク)

 

いかがでしょうか?

 

上記のケースのように、「お金を増やしたい」という投資者の気持ちを利用して詐欺行為を働くケースも多くあります。このような詐欺にあわない為にも、 まず資産運用代行詐欺の実例を知っておくことは大きな予防策となるでしょう。

 

資産運用関連の詐欺に関する情報は、金融庁や国民生活センターののホームページ上でも公開されておりますので、一度チェックしておくと良いですね。

 

そうなると、資産運用はやはり代行をお願いすべきでないと思われるかもしれませんが、 代行先を上手に選べばプロの力を借り、より効率よく資産運用を行うことが出来ます。

 

しかし、資産運用を代行してもらうと言っても、方法は様々。続いて、資産運用を合法的に他人に任せる方法について説明していきます。

資産運用を他人に任せる方法

ここでは、資産運用を合法的に他人に任せる方法を4つ紹介していきます。

 

1つ目は投資信託です。

投資信託

投資信託とは、 金融商品を購入するだけで、その後の運用は資産運用プロに代行してもらえる金融商品です。

 

投資の基本は「分散投資」と言われており、投資先を複数に分散することで1つの投資先で損失が出ても、残りの投資先で出た利益で相殺できるという考え方です。

 

よって、長期的に運用することで価格の変動幅が縮小し安定した運用を行うことが出来ます。

 

分散投資
参照:>>農林中金金共連アセットマネジメントHP 分散投資について(外部リンク)

 

しかし、個人で複数の投資先に分散投資しようと思うと手間と時間がかかり大変。その点、投資信託の場合金融商品を購入するだけで、投資のプロに代わりに分散投資してもらえるので、投資初心者でもリスクを抑えた運用ができます。

 

投資方法 投資信託
最低投資額 1000円~
購入方法 銀行、証券会社 など
おすすめの人 少額投資をしたい方

 

次は、ロボアドバイザーです。

ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、ウェブ上で「投資の目的は」などの、投資に関する簡単な質問に答え、あとは入金するだけで 投資者にピッタリ合った方法でロボットであるAI(人工知能)が資産運用を代行してくれる金融サービスです。

 

投資信託の場合、海外株式型、国内株式型と様々な投資信託商品の中から投資商品を選び、購入するのは投資者自身で行う必要がありましたが、ロボアドバイザーの場合は商品の選択から運用までAIにまるまるお任せできます。

投資方法 ロボアドバイザー
最低投資額 10000円~
購入方法 ロボアドバイザー運用会社ホームページ
おすすめの人 少額投資をしたい方、投資をまるまる代行してほしい方

 

 

続いて、ヘッジファンドです。

ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、 投資信託と同様に投資のプロにお金を預けて資産運用を代行してもらえる運用方法です。そんなヘッジファンドと投資信託の違いは、運用方法、手数料、投資家の募集方法にあります。

 

ヘッジファンドは投資信託とは異なり、証券会社を通して大々的に投資家を募集することが出来ませんが、投資信託よりも自由な運用が可能で、より凝った運用方法で積極的に利益を狙うことができます。

 

また、運用成績に良しあしに関わらず、継続して固定の手数料を支払い続ける投資信託と異なり、ヘッジファンドの手数料は基本的に成果報酬となります。

 

ヘッジファンドは最低投資額が1000万円~と高額なので、まとまった資産の運用の代行を希望するなら、柔軟な運用が可能なヘッジファンドがおすすめです。

 

投資方法 ヘッジファンド
最低投資額 1000万円~
購入方法 運用会社ホームページからお問い合わせ後、面談のち直接契約
おすすめの人 まとまった資産の運用をしたい方

 

 

いかがでしょうか?

 

少額運用を考えているなら、投資信託やロボアドバイザー、1000万円~のまとまった資産の運用ならヘッジファンドへ資産運用を代行してもらうことを考えても良いでしょう。

 

続いて、資産運用代行サービスを選ぶポイントを紹介していきます。

代行サービスを選ぶポイント

ここでは、資産運用代行サービスを選ぶポイントを3つ紹介していきます。以下3点については、資産運用の代行先を考えるうえで最低限抑えておきたいポイントとなるので、しっかり確認しておくと良いでしょう。

 

まず1つ目は、運用方法についてしっかり理解できる投資先を選ぶです。

 

1.運用方法についてしっかり理解できる投資先を選ぶ

投資の神様ともいわれる米国投資家ウォーレン・バフェット氏も、以下のような明言を残しています。

 

Risk comes from not knowing what you’re doing.
(訳)リスクは自分が何をしているかわかっていないことから生まれる。

参照:CNBC.com 7 insights from legendary investor Warren Buffett(外部リンク)

 

資産運用の代行先の、過去の運用成績・手数料から、実際の運用方法まで曖昧になっている部分がないかしっかり確認し、ご自身で完全に理解した上で選ぶことが大切です。

 

投資前も、投資後も定期的にパフォーマンスをチェックして気になる点、問題点があればすぐに質問をして勝算がないのであれば他の業者へ乗り換える。それくらいの気持ちを持ち、常に主体的で賢い投資者でいられると良いでしょう。

 

2つ目は、手数料が割安なものを選ぶです。

2、手数料が割安なもの

過去の投資成績にはしっかり目を通される方が多いですが、投資にかかる投資コストに関しては気にされない方が多いです。

 

例えば、先ほど紹介した投資先の中で、投資信託、ロボアドバイザーに関しては基本的に手数料は固定です。つまり、 運用が上手くいかずマイナスが出ても手数料は固定で支払う必要があります。

 

例を挙げれば、大手ロボアドバイザー運用会社ウェルスナビのサービス利用料は一律預け資産の1%(税込1.08%)。よって、100万円をウェルスナビに投資した場合毎年1万円、1000万円なら10万円、1億円なら100万円の手数料が発生します。

 

ウェルスナビ手数料
参照:>>Wealth Navi HP(外部リンク)

 

手数料に関してはそもそもご自身で投資を行えば支払う必要はないものですし、運用成績に限らず、保有しているだけで継続的に発生するものなので、出来るだけ手数料を抑えて投資できる投資先を選べると良いですね。

 

可能であれば最低3社以上は比較して、選出できると良いでしょう。

 

最後に、信頼できる投資先を選ぶです。

3、信頼できる投資先を選ぶ

大切な資産の運用をお任せする投資先なのですから、実際に運用を行う投資のプロの経歴、人柄などしっかり確認しておくと良いですね。

 

特にヘッジファンドに関しては高額資産の運用となるので、必ずファンドの担当者とは顔を合わせて面談をしてから出資を決めるべきでしょう。

 

活発に広報が行われていないヘッジファンドの場合も、ホームページ上でお問い合わせフォーム、連絡先が公開されておりますのでそちらからコンタクトを取ることが出来ます。

 

また最近では本サイトのように、実際の投資経験を綴っているブログやサイトでも情報を確認できますので、可能な限り多くの情報を集めて比較判断すると良いでしょう。

 

最後にまとめです。

専門家選びは慎重に

ここまで、資産運用代行詐欺の例、資産運用代行方法3つから、資産運用代行サービスを選ぶポイント3つまでまとめて紹介してきました、

 

他人に全部お任せで楽して大儲けできる、そんなおいしい話はありません。特に資産運用を代行してもらう場合は、預け先によってその後築ける資産に大きな差が出てきます。

 

だからこそ、代行先の選別には十分すぎる程時間と労力をかけて、信頼できる投資先を選択できると良いでしょう。

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