1億円を使った資産運用方法!ポートフォリオの分散先

1億円を使った資産運用方法

1億円のような大金で資産運用をするとき、「どんなポートフォリオを組めばいいの?」「利回りごとにポートフォリオの例を知りたい。」そう考えている方も多いでしょう。資金額に関わらず、分散投資をしていく上で重要になるポートフォリオ

 

どの金融商品にどのくらい分散させるかでリスク・リターンも変わってきますので、1億円の資産運用ともなれば非常に重要になってきます。そこで今回は、マネーブリッジ編集部が1億円で資産運用を行う際の利回り別の計算やおすすめの分散先について見ていこうと思います。

目標を明確に!1億円から得られる利回りを計算

1億円もの大金をポートフォリオで資産運用する前に、「何のために運用して」「いつまでに」「どれくらいのリターンを期待するのか」といった目標を明確にしておくことが必要です。具体的な目標金額と投資期間から、どれくらい利回りが必要になるかがわかります。一般的な運用目的として、例えば以下のようなものがありますね。

 

運用目的の例
・結婚に必要な資金(300万円~500万円
・子供の教育費(1000万円~2500万円)
・マイホームの頭金(600万円~800万円)

 

この中で、例えば1億円を資産運用してマイホームの頭金600万円を貯めたいとします。1億円を10年間、何%の年利で資産運用したら600万円が得られるのでしょうか?答えは、年利0.6%です。そもそも利回りの計算式は「最終的な利益の合計」÷「元本」)÷「運用年数」×100」で計算できます。例えば1億円を10年間で1億5千万円に増やしたい場合は、年利5%になりますね。

 

まずは「何の資金のための1億円の資産運用なのか」そして「いつまでに」「いくらほしいのか」を明確にして利回りを計算することから始めましょう。目標を立てたら、実際にポートフォリオを組んでいきます。そこで、次にポートフォリオの具体例をいくつか紹介していきます。

ポートフォリオの目標別具体例!

目標利回りを計算したら、1億円をどの商品にどれくらい投資をするのかを計画するポートフォリオを作成します。目標利回りによってポートフォリオに組み入れる金融商品は違ってきますので、まずは自分の目標利回りとその例を決めていきましょう。

目標利回り3%の例

目標利回り3%のポートフォリオは、ローリスクで堅実に資金を増やしたい人におすすめです。1億円を10年間、3%の利回りで運用すると元利合計1億2700万円になります。

 

・定期預金(利回り0.02%) :4,000万円
・高配当銘柄(利回り5%)  :4,000万円
・債券(利回り2%)     :2,000万円

 

目標利回り3%のポートフォリオ

 

上記のポートフォリオで運用すると10年間で定期預金の利息は8万円、株の配当金は10年間で2,515万円、債券の利息437万円で合計2,960万円の利益が出る計算になります。そうなると、目標利回り3%は確保できそうですね。株式の高配当銘柄の中には、配当利回りが6%を超えるような銘柄もあります。

 

債券も公共債ではなく、社債や外国債券などの高金利なものを利用すると、2%以上の金利や為替差益を得ることも可能になりますね。

目標利回り5%の例

1億円を10年間5%のポートフォリオで運用すると、合計で1億5千万円になります。年利5%のポートフォリオでは株式投資や債券のほかに不動産投資も有効です。

 

・外国債券(利回り3%) :3,500万円
・高配当銘柄(利回り5%):4,000万円
・不動産投資(利回り7%):2,500万円

 

目標利回り5%のポートフォリオ

 

上記のポートフォリオで運用すると債券の利息750万円、配当金1,750万円、家賃収入2,800万円で合計5,300万円の運用益を得ることができます。不動産投資は直接物件を購入して家賃収入を得る方法やREIT(リート)と呼ばれる不動産投資信託を活用することもできます。

 

不動産の知識がない人や手軽に売買したい人には、不動産の現物投資よりも株式のように手軽に売買が出来るREITがおすすめです。

>>REITの仕組み REITとは一体?

目標利回り7%の例

ポートフォリオ7%で10年運用すると、1億円は1億7千万円になります。7%もの高利回りを実現したい場合は海外に投資の目を向けるか、思い切って投資のプロに資産運用を任せることがおすすめです。例えばヘッジファンドは、プロ中のプロの投資家が富裕層から資金を集めて資産運用を行います。

 

最低投資額は数千万円~1億円など高額に設定されていて、資金も株式から債券、先物やオプションなど、通常の投資信託では運用できない商品でも運用しています。さらにリターンの大きい銘柄だと、年間のリターンが50%を超えるものもあります。

 

例えば1億円のうち半分の5,000万円を年利25%のヘッジファンドで運用した場合を考えると、5年間で利益だけで1億円。つまり、10年経つと半分のリスクで資金は2倍の2億円になる計算になりますね。

 

5000万円を年利25%で5年運用

 

しかもプロに完全に資産運用を任せるため、実際の売買やポートフォリオ作成などの手間がかかりません。ちなみに当サイトでは、そんなヘッジファンドの基本情報や似ている商品「投資信託」との違いについてまとめている記事もありますので、興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。

>>ヘッジファンドと投資信託の違いやおすすめの商品を紹介

 

ここまでで、1億円を資産運用する場合のポートフォリオの例について説明してきました。最後にここで出てきた投資商品について一つ一つ説明していきます。

資産運用におすすめの投資先の特徴

ここでは、ポートフォリオを作成する際におすすめの投資商品を見ていきたいと思います。もちろんそれぞれ特徴もリスク・リターンも異なりますので、それぞれチェックしておきましょう。

株式投資

株式投資では売買益や配当益、株主優待などを受け取ることができます。ポートフォリオを作成する場合は、この中でも配当利回りの数字や配当性向の%に着目することが大切。配当利回りは、保有する株数によって売買なしに得られる利益な為長期での資産運用に最適です。

 

具体的には、5%を超える銘柄や株価が安定している銘柄などを選ぶと良いでしょう。配当性向は会社の利益をどれくらい株主に還元しているのかを表した数字。この数字が高い銘柄を選ぶと将来、企業の業績が上がると配当利回りもあがる可能性が大きいです。

>>株式投資の始め方はこれだけ!ゼロから学べる初心者向け講座

債券

債券の特徴は安全性が高く金利が固定されているため、ポートフォリオによる資産運用の計画が立てやすいことです。基本的に償還日(満期日)を迎えると元本が戻ってくるため安心してお金を投資できます。

 

債券には国や地方自治体などが発行する公共債や企業が発行する社債、外国の国や企業が発行する外国債券などがあります。金利は債券を発行する団体の信用度によって異なり、信用度が高いと金利が低く、信用度が低いと金利は高く設定されています。先進国や大企業の債券は信用度が高いため金利は0.2~3%ほど、ジャンク債と呼ばれる信用度がかなり低い債券になると金利が10%を超えるものもあります。

>>個人向け国債とは?銀行に預けているよりお得?

不動産投資

不動産投資は、安定的な収益が長期間得られるため人気の投資法です。不動産の売買益よりも家賃収入を得ることがメインになります。投資の採算性は「投資利回り」を確認することが大切ですね。不動産の投資利回りは年間の家賃収入から経費を引いた数字を投資資金で割ることで計算できます。

 

不動産投資の大きな特徴は長期間安定的に利益が得られ、自己資金がなくてもローンを組めば始めることができる点です。他の金融商品と違い価格の変動がほぼないため、ポートフォリオによる資産運用の計画も立てやすいですよ。但し、物件選択や専門の知識が必要になるため実際に資産運用を開始するまでに時間がかかるというデメリットもあります。

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ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、投資のプロがあらゆる投資法を使って資産運用を行う「絶対利益追求型」の投資信託のこと。ヘッジファンドは「私募」と呼ばれる、限られた人のみが出資できる金融商品になります。出資者が限られる分、最低投資金額は数百万円~数千万円など高額に設定されていますが、アメリカをはじめとする海外ではしっかりリターンが得られるとして非常に人気があります。

 

ヘッジファンドは「先物取引」や「信用取引」「空売り」など、相場の上げ下げに関係なく利益を得ることができるので、1億円などある程度資産がある人のポートフォリオにはとてもおすすめですね。ヘッジファンドによっては、凄腕トレーダーによる資産運用でリスクを抑えながらも年間10%以上の安定したリターンを期待できるようなものあります。

 

本サイトでは、マネーブリッジ編集部の実際の投資経験から、おすすめのヘッジファンドをまとめたページもございますので、興味のある方は是非チェックしてみてください。

 

編集部おすすめ!国内ヘッジファンドランキング

 

最後にまとめです。

まとめ

さてここまで、1億円で資産運用を行う際のポートフォリオ例やおすすめの分散先を見てきました。やはり1億円は大金で、なるべくリスクを取らず堅実に運用していくのが良いですね。そう考えると、最後に紹介した不動産投資やヘッジファンドへの分散はリスク管理の点からおすすめと言えるでしょう。

 

今回の内容が、1億円の運用の際の一助となれば嬉しいです。

 

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