投資初心者向け!1000万円の安全な運用方法の選び方

1000万円の安全な運用方法

1000万円の運用。投資初心者の方の中には、運用も難しそうで何をどうしたら良いか分からないし、失敗するリスクも怖い、そんな方も多いのではないでしょうか。

1000万円の運用は高額だけに闇雲に行なうのは危険。「目標設定⇒適切な商品選び⇒リスク管理方法を決定」という3ステップを経て行なうのがおすすめです。

まずは「STEP1:1000万円運用の目標立て」から。手元の1000万円をいつまでにいくらに増やしたいのかを明らかにしていきましょう。

STEP1:1000万円運用の目標立て

以下では例として、1000万円の運用で各標金額を達成させるのに必要な利回りと、運用年数をシュミレーションしてみました。

目標金額 3年 5年 10年
1100万円
(+100万)
3.3% 2.0% 1.0%
1500万円
(+500万)
14.5% 8.5% 4.2%
2000万円
(+1000万)
26.0% 14.9% 7.2%

上記の表にご自身にピッタリあった条件がないという方は、以下の算出ツールなどを利用すると簡単に1000万円運用の必要利回り、運用期間が算出できます。

参照:モーニングスター金融電卓 運用利回り算出ツール

さて、手元の1000万円を運用して目標金額を達成するには「年何パーセントの利回り」で「何年間」運用すべきか明確にできましたでしょうか?

続いては続いては「STEP2:1000万円運用の適切な商品選び」です。

おすすめ1000万円資産運用方法12選

STEP2:1000万円運用の適切な商品選び

早速、1000万円の資産運用方法12種類について、リスクとリターンの観点から投資初心者におすすめの順に見ていきましょう。

12種類もあるので、ご自身の運用目標から逆算した必要利回を期待できる金融商品からチェックしていくのがおすすめです。

まだ1000万円運用の必要利回りが分からないという方は、初心者でも比較的無理なく効率よく運用できるものから並べたので、上から順に読んでいくと良いでしょう。

金融商品 期待利回り おすすめ度合い 概要
ヘッジファンド 年10%程
資産運用をプロにお任せできる本格派の為の運用法
投資信託 年3%程
資産運用をプロにおまかせできる運用法
ロボアドバイザー 年3%程
資産運用をAI(人工知能)にお任せできる運用法
株式投資 年5%程
株式の売買により、利益を積み重ねていく運用法。
不動産/REIT(リート) 年5~7%程
不動産を購入したり、不動産を投資対象とするファンドで運用。
金投資 予測不可能
ゴールドバーの購入や、金関連企業を投資対象とするファンドで運用。
個人向け国債 年0.05%程
国が発行する債券を購入、利息で利益を出す運用法。
社債 年1%程
企業が発行する債券を購入、利息で利益を出す運用法。
保険 年1%以下
貯蓄機能がついた保険に加入し、満期時の返戻金で利益を出す方法。
定期預金 年0.01%程
銀行に一定期間お金を預け利息で利益を出す運用法。
FX 予測不可能 - 2国間の通貨のレートの差を利用し、外貨を売買することで利益を出す。
仮想通貨 予測不可能 - ビットコインを始めとする仮想通貨の売買で利益を出す運用法。

評価軸

・リスク・リターン:個人で狙うなら3~5%程、それ以上の利回りはプロにおまかせできる商品。
・投資の難易度:投資未経験の初心者でも、数日の勉強だけで過度のリスクを取らずに運用できるもの。

1.ヘッジファンド

期待利回り:10%程

1000万円は失敗するのが怖いから自分で運用したくない。でも、ある程度まとまった利回りを狙いたい、そんな方にぴったりなのがヘッジファンドという金融商品。

1000万円以上の資産を預けるだけで、金融ニュースで目にするような投資のプロに丸々資産運用をお任せできます。

ヘッジファンド

ヘッジファンドでは投資家の人数が50人以下と制限がある代わりに投資手法においての縛りは比較的緩く、これから紹介する投資信託などとは異なりなんと下落相場でも利益獲得が可能。

例を上げれば、2020年2月。コロナによる世界的なパンデミックの影響で日経平均株価の下落幅は-30%を記録。もしも1000万を市場にそのまま入れていたら、300万円ほどの損失が出ていた計算です。

そんな中、実際にBMキャピタルやEXIA(エクシア)と言った国内ヘッジファンドは、借りた金融商品を高値で売りに出し、価格が下がった時点で買い戻して差益を得るショート運用などを活用しプラスで推移。

大衆向けファンドでは使えないヘッジファンドならではの自由な運用で、上昇相場ではより多くの利益を狙い、下落相場でもマイナスを出さないのは基本。

市場の良し悪しに限らず利益を積み重ねていけるヘッジファンドだからこそ、平均年利回り10%以上という高利回りを維持できるわけです。

国内有名ヘッジファンドへの投資では、平均最低投資額は1000万円から。1000万円あるからこそできる運用法として、高額資産を投資できる時にはぜひアプローチしたい投資先です。

投資方法は運用会社との直接契約が一般的。まずは興味のあるファンドに連絡、詳細を尋ねることから始められると良いでしょう。

メリット デメリット
・本気の運用者に投資をお任せできる
・下落相場でもしっかり利益を出せる
・手数料が「成功報酬」で無駄がない
・利益が出れば手数料が発生する
・ネット上にあまり情報がない
・購入・解約時期に制限がある

1000万円運用のアイデア

海外有名ファンドであれば最低運用額は1億円を超えることも。1000万円程の資産であれば、言葉のハードルもない国内順富裕層向けファンドへの投資がおすすめ。

国内順富裕層向けファンド一例

・BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)
・EXIA(エクシア)
・Frontier Capital(フロンティア・キャピタル)

ヘッジファンド投資を行なう上で一番気になるのが、運用会社解散のリスク。運用会社が倒産し、預け資産が満額戻ってこなくなったなんてことは避けたい所。

そう考えると、運用期間が長いという点では以下BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)がおすすめでしょう。

BMCAPITAL
引用:BMキャピタル

設立から7年が経過した現在まで、過去にマイナスの年0回、年間平均利回り18%以上と安定の運用成績。7年間という長年に渡り多くの個人投資家に支持されているという点で安心感が違います。

ファンドごとに独自の運用を行なうヘッジファンドでは、一般的な投資理論で運用の評価を行うのが難しい所。

そんな中、運用期間の長いBMキャピタルであれば、過去の投資実例や投資結果を復数確認できる点で初心者の方でも安心です。

近年はヘッジファンドの大衆化により、運営側も個人投資家に慣れており、同社を含め難解な言葉を並べらたてられるという心配は不要。情報集めも兼ね一度話を聞いてみても損はないですよ。

>>BMキャピタル公式サイト

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2.投資信託

期待利回り:年3%程

投資信託とは、購入するだけでその後の資産運用を投資のプロにまるまるお任せできる金融商品。その名の通り「信」じて資産を「託」し、運用がうまく行けば預けたお金は増えていきます。

投資信託

参照:一般社団法人 投資信託協会 そもそも投資信託とは?

期待利回りは年3%程で、1000万円を預けた場合、約1年間で30万円程の利益を見込めると考えると、投資効率は良いほうだと言えるでしょう。

しかし、基本的に投資信託は市場の値動きに合わせた運用となることが多く、コロナショックなどの相場の下落時には利益を出しにくいのが事実。

10年以上を見越した運用で長期的な市場の値上がりに期待するか、1年~5年の短期投資であれば、投資のタイミングには注意したいですね。

また、購入に関しては、銀行、証券会社の窓口だけでなく、各金融機関のホームページ上でも可能となっています。

メリット デメリット
・手軽に国内外に分散投資が可能
・投資のプロに運用してもらえる
・運用状況をウェブ上で把握可能
・定期預金のような元本保証ではない
・運用コスト(手数料)がかかる
・下落相場では利益が出づらい

1000万円運用のアイデア

一概に「投資信託」と言っても、投資対象を日本株とするもの、海外株や債券とするものなどその種類は様々。

1000万の資産を投資信託で運用するなら、性質の異なる複数の投資信託へ分散して投資を行うと更に安定した資産運用に期待できるでしょう。

投資信託ポートフォリオ
引用:フィリディティ投信 ポートフォリオ作成

貯金の1000万円でどの商品をどの割合で買えばよいのかわからない方は、各投資信託会社から提供されている、ポートフォリオ作成ツールの利用がおすすめです。

作成ツール一例

・フィデリティ証券 ポートフォリオナビツール
・野村アセットマネジメント ファンドロボ

投資商品や投資割合の提案から、希望すればサイト上で商品購入まででき、手元の1000万円をリスクを抑え上手に運用していくことが出来ます。

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3.ロボアドバイザー

期待利回り:3%程

ロボアドバイザー(ロボアド)は、ネット上で資産配分の決定~実際の運用までをロボット(AI/人工知能)に代行してもらえる金融商品です。期待利回りは、年3%と先述した投資信託と同程度が見込まれます。

ロボアドバイザー
引用:WealthNavi

そんなロボアドバイザーは大きく2種類に分けられており、投資初心者の方であれば1000万円の運用を丸々ロボットにお任せできる、「投資一任型」が失敗しにくくおすすめ。

種類 お任せの範囲 手数料 NISA利用
投資助言 運用方法の提案まで 無料
投資一任 運用法の提案~運用 年1%程

また、投資一任型のロボアドバイザー利用の注意点としては、NISA(ニーサ)が使えないことは覚えておきたいですね。

NISAとは?

NISA専用口座内での一定額での投資で得た利益に関しては、通常発生する約20%の税金が非課税となる制度。

参照:金融庁 NISA

先述したとおり、ロボアドバイザーは各運用会社の公式サイトにて口座開設~運用までを一貫して行います。興味のある方は、まず各社公式サイトを読み込むことから始めると良いでしょう。

メリット デメリット
・投資に手間と時間がかからない
・ロボットの客観的判断で投資可
・運用状況をアプリで把握可能
・定期預金のような元本保証ではない
・運用コスト(手数料)がかかる
・NISA(ニーサ)口座の利用不可

1000万円運用のアイデア

これから1000万円の高額資産をロボアドバイザーで運用する際におすすめなのが、運用残高トップの運用会社 Wealth Navi(ウェルスナビ)。

WealthNavi 

引用:WealthNavi 公式サイト

圧倒的知名度で運用者も多く、ツイッターやブログなどでほぼ毎日投資者の方の発信情報を確認でき投資初心者でも安心。また高い運用パフォーマンスでも評判を集めています。

また、2020年年末には東京証券取引所への上場も決まっており、今後のさらなるサービス拡大にも期待できます。

年1%の手数料は投資信託と比べ割高ですが、長期運用を行うことで6ケ月ごとに手数料の割引が受けられる為、1000万円を長期運用したい方にはおすすめです。

Wealth Navi 公式サイト

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4.株式投資

期待利回り:5%程

投資の王道、株式投資。日経平均から逆算すると、期待利回りは年間5%程。上手く株式の運用できれば、1000万円の元手を1年間運用し約50万円程のリターンを見込めます。

株式投資で利益を出す方法は、主に売買益と配当金の2種類。株式を高く売りその差額で利益を重ねるものが「売買益」。企業が出した利益を一部投資者へ還元するものが「配当金」となります。

株式投資
引用:みずほ証券 株式投資とは

上記のように、1000万円の元手で多方面から利益を出すこともできるのが株式投資の特徴。投資の事前準備として株の勉強は必要ですが、銘柄選びさえ丁寧に行えば安定かつ高利回りで運用可能。

1000万円を株式で運用したい方は、証券会社に口座開設を行い少額から運用、数年を目処に投資の経験を積みながらじっくり増やしていきたいところです。

メリット デメリット
・「売買益」「配当金」の多方面から利益を狙える
・投資の仕組みがわかりやすい
・投資コストを最小限に抑えられる
・初心者には投資の難易度が高い
・投資、または事前学習に手間がかかる
・上手に投資できるようになるまで時間がかかる

1000万円運用のアイデア

1000万円という高額資産の株式運用は、1日~1週間という短期間での売買でなく、5~10年という長期スパンでの配当金狙いの投資やバリュー株投資を行なうのがおすすめ。

配当金狙いの株式投資は、配当利回り3%を超えるような高配当株へ投資し年2回程貰える配当益を積み重ねていくというもの。

高配当銘柄
参照:ヤフーファイナンス 配当利回り(会社予想)

また、バリュー株投資に関しては企業価値に対し割安に放置されている株式を購入、適正価格に戻るまでじっくり待つ投資手法。

バリュー株投資

バリュー株投資に関しては銘柄選びに知識が必要なので、先述したBM CAPITALなどのバリュー株ファンドを利用し1000万円の運用をプロ任せにするのも得策です。

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5.不動産/REIT(リート)

期待利回り:5~7%程

1000万円クラスの高額資産の運用先として、継続して根強い人気を誇っている不動産投資。所有してしまえば、老後も家賃収入として定期的な収入に期待できます。

都内区分マンションであれば、年利4~5%が目安。1000万円運用で、年間4~50万円の副収入は嬉しいですよね。

また、現物投資に不安がある、初期投資額が負担だと言う方は、不動産投資信託であるREIT(リート)を検討してみては。

REITとは投資者から集めた資金で、商業ビルやマンションなどの不動産へ投資を行い、得た運用益を投資者へ分配する金融商品です。

、REIT

参照:一般社団法人 投資信託協会 そもそもJ-REITとは?

REITの場合は株式のように証券会社を通じて比較的少額から気軽に売買でき、利回りも年5%程の現物への不動産投資と同等の利回りに期待できます。

手元の1000万円を、とにかく手軽に不動産で運用していきたいとお考えの方にはおすすめです。

メリット デメリット
・毎月一定額の収入が手に入る(現物)
・保険代わりとしても活用できる(現物)
・配当金が比較的高い(REIT)
・空室発生のリスクがある(現物)
・買い手売り手が見つからない可能性がある(現物)
・投資に手間と時間がかかる(現物)

1000万円運用のアイデア

手元の1000万円がリスクを取れる資金なのであれば、不動産の購入にレバレッジ(ローンの利用)をかけることを考えても良いでしょう。

仮に1,000万円の自己資金で3,000万円の年間利回り5%の不動産物件を購入した場合、年間の家賃収入は150万円。

ローンを組み不動産投資の自己資金を引き上ることで、年間でまとまった不労所得を得ることも可能です。

運用は不動産投資業者の力を借りることで、物件の購入~その後のメンテナンスまで丸々お世話になることが出来ます。

不動産投資業者一覧

・FJネクスト
・プロパティエージェント

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6.金投資

金は通貨や有価証券とは相反する値動きをする、かつ埋蔵量に限りのある鉱物となり、無価値になりにくい点から、1000万円クラスの資産を「守る」という観点で資産の一部を金で保有するのもおすすめ。

金投資と聞くと投資のハードルは高そうですが、現物保有(ゴールドバー・金貨)の他に、月々数千円からの純金積み立て、また投資対象を金関連企業とする金投資信託などその方法は様々。

現物に関しては貴金属業者を通して購入、金関連投資信託に関しては一部証券会社での購入も可能。複数方法を比較・検討して、選択できると良いでしょう。

メリット デメリット
・普遍的な価値を持ち、無価値になりにくい
・値動きが比較的穏やかで大損しにくい
・ドル建ての為、為替の影響を受ける
・基本的には、売却しないと利益が出ない

1000万円運用のアイデア

金は保有しているだけでは、利益は生まれません。金投資を通し積極的に利益獲得に望みたいとお考えの方は、金投資信託への投資がおすすめ。

金投資信託
引用:ピクテゴールド

ファンドを1つ購入するだけで複数の金関連投資先に資産分散でき、比較的投資初心者でも失敗しにくいですよ。

金投資信託一例

・三菱UFJ 純金ファンド
・ピクテ・ゴールド
・ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)

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7.定期預金

期待利回り:0.01%程

低リスク運用の代名詞、銀行の定期預金。預け入れから一定期間お金を引き出せない代わりに、普通預金よりも金利が高く設定されています。

預け入れた後は満期を待つだけと、手間をかけずに1000万円の資産を額面上では安全に運用していくことが可能です。

また預金保険制度(ペイオフ制度)により、万が一銀行が破綻した場合も、1銀行1000万円までその預金額が保護されるのも嬉しいですね。

ペイオフ
参照:金融庁 預金保険制度

メリット デメリット
・額面上では資産が減ることはない
・預けるだけで運用に手間がかからない
・利率が低く資産がほとんど増えない
・物価上昇(インフレ)のリスクに対応できない

1000万円運用のアイデア

定期預金は、やはりその利率の低さがネック。期待利率が0.01%では1000万円を1年間預けても、たったの1000円程しか増えない計算に。

1000万円というまとまった額の資産を預け入れるのであれば、複数の銀行を比較し出来るだけ高金利な銀行に預け入れを行いたいところです。

基本的に、実店舗を持たないネット銀行が一般の銀行よりも高利回りになる傾向がありますので、まずはネット銀行を中心に利率比較を行なうと効率的ですよ。

銀行名 年利
(1000万円以上、1年もの)
オリックス銀行 0.12%
あおぞら銀行 0.05%
楽天銀行 0.02%
ソニー銀行 0.02%

(利率参照)
オリックス銀行 eダイレクト預金
あおぞら銀行 金利一覧
楽天銀行 定期預金
ソニー銀行 金利一覧

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8.個人向け国債

期待利回り:0.05%程

国債とは、国が発行している債券のことで、国債を購入すると、国に一定期間お金を投資することになり、満期がくれば元本に利子がついた形で戻ってくる仕組みです。

個人向け国債

参照:財務省 個人向け国債 財務省 個人向け国債 

利子の支払いは半年に1回で、基本的には投資した金額は目減りすることなく戻ってきます。

期待利回りは0.05%程で、1000万円を1年間運用し約5000円程のリターンに期待できます。

よって、資産の1000万円をとにかくリスクを抑えつつ、普通預金より可能な限り高金利で運用を行いたい方には大変におすすめの運用方法です。

個人向け国債は、一部銀行や郵便局、証券会社の窓口などで月1回、年12回購入が可能です。

メリット デメリット
・発行元が国である為、倒産のリスクが低い
・定期預金よりは比較的高金利で運用可能
・基本的に途中換金は発行後1年後から
・利率は低く、資産は大きく増やせない

1000万円運用のアイデア

国債には固定金利の3年物と5年物、変動金利の10年物の3種類が利用可能ですが、1000万円の資産を10年以上の長期で運用できるのであれば、変動金利の変動10年で将来の金利上昇の恩恵を受けるのがおすすめ。

一部証券会社では個人向け国債のキャッシュバックキャンペーンも実施しており、一例を挙げれば野村證券の個人向け国債キャンペーンなどです。

1,000万円の資金で国債の購入を検討されいる方は、このようなキャンペーンを是非活用したいところです。

個人向け国債キャンペーン
引用:野村証券 個人向け国債キャンペーン

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9.社債

期待利回り:1%程

社債とは企業が資金調達の手段として発行する債券のことで、先述した国債と同様に、満期がくれば元本に利息がついて戻ってきます。

社債に関しては発行元が「企業」ということで、先ほど紹介した国債よりはリスクとリターンは高い運用法と言えますね。

期待利回りも1%程と、1000万円を1年間の運用で10万円程と国債や定期預金よりしっかりとした投資効果を実感可能。

社債に関しては募集期間が限られており、期間中に対象の証券会社で購入することが可能です。

メリット デメリット
・個人向け国債より効率良く資産を増やせる
・購入し待つだけと投資に手間がかからない
・発行元が企業となり、破綻のリスクが高い
・他運用商品と比べると、利回りは高くない

1000万円運用のアイデア

日本に数ある社債の中でも、高利回りで人気が高いものは以下の企業の社債。

社債名 利回り
ソフトバンク債 1.64%(期間:約6年)
SBI債 0.60%(期間:2年)
マネックス債 0.60%(期間:1.5年)

(利率参照)
SBI証券 ソフトバンク 第55回無担保社債
SBI証券 第40回SBI債
マネックス証券 円建債券

現在、定期預金では0.1%超えるものも少ないですから、比較するとかなり高利率。

社債の場合、先述した個人向け国債などと比べると、発行元企業の倒産のリスクが伴います。

購入の際は、目先の利回りだけでなく、発行元の業績や資産状況なども合わせて確認しておくと安心ですよ。

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10.保険

期待利回り:1%以下

保険で資産運用?と思われる方もいるかもしれません。保険の中には毎月一定額を積み立てることで、満期時に積み立てた金額以上のお金が戻ってくる場合があります。

有名どころで例を挙げてみると、オリックス生命の生命保険RISE(ライズ)という生命保険。

オリックス生命の生命保険RISE
参照:オリックス生命の生命保険RISEオリックス生命の生命保険RISE

30歳から60歳まで月々約1万円弱の保険料を払っていくと、満期時の払戻率は100%を超え、結果的に資産を増やしていくことが可能です。

貯蓄型保険は、途中解約となった場合支払った金額より貰える金額が少なくなる可能性がある点には注意しておきたいところ。

1000万円を保険での運用をお考えの方は、将来のライフプランと合わせて保険料の支払いに無理がないかしっかり確認しておきたいところです。

メリット デメリット
・契約するだけと投資に手間がかからない
・怪我などのいざというときに保険金が下りる
・税金控除を受けられ節税効果を得られる可能性あり
・他金融商品と比べ利率はかなり低め
・長期的に割高な保険料を支払い続ける必要がある
・途中解約をすると損をする可能性がある

1000万円運用のアイデア

日本国内の貯蓄型保険として、現在人気のあるものは以下2つの保険。

保健名 返戻率
オリックス生命
「終身保険ライズ」
100~120%
明治安田生命
「じぶんの積立」
100~103%

(返戻率参照)
オリックス生命「終身保険ライズ」
明治安田生命 「じぶんの積立」

現状、返戻率が100%を超える保険はそう多くありません。まずは、上記の2保険から比較できると良いでしょう。

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11.FX

FX(外国為替証拠金取引)とは異なる通貨を交換し、そのレートの差額で利益を出す金融商品。

例を上げれば、1ドル100円の時に米ドルを購入し、120円の時に売却して差額の20円の利益を積み重ねていくといったイメージとなります。

FXの大きな特徴としては、レバレッジ(テコの原理)という仕組みを使えることがあります。

FX
引用:マネックスFX レバレッジとは?

手元の資金にレバレッジを掛け、自己資金を担保に借り入れを行うことで、少ない資金で何倍もの規模のトレードを行うことが可能です。

FX(外国為替証拠金取引)に関しては、レバレッジをかける事でリスク度合いが高まることもあり、その仕組みやトレード手法に関する深い理解は必須です。

FXに関しては、取り扱いのある証券会社やトレーディング業者に口座開設をすることで始めることが可能です。

メリット デメリット
・少ない自己資金でまとまった利益を狙える
・値動きの激しさを利用し、短期間で利益を狙える
・レバレッジに関わる投資のリスクが高い
・成績が投資者の投資手腕に影響されやすい

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1000万円運用のアイデア

まず前提として、FXトレードはリスク度合いの観点から、1000万円の資産の一部の運用に留めるのがベター。

また、実質運用額に対し手数料が発生するFXトレードは取引額が高額になれば、その手数料だけでかなりの金額に。

口座開設の際は、取引手数料は徹底比較し、手数料が割安な証券会社を選びたいところです。

FX業者 手数料(ドル円)
外為どっとコム 0.2銭
GMOクリック証券 0.1銭
DMM FX 0.1銭

(手数料参照)
外為どっとコム
GMOクリック証券 
DMM FX

国内には、EXIA(エクシア)ファンドなどFXトレードを投資対象とするファンドも存在しますので、高額資産のFXトレードはプロにおまかせするのも得策です。

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12.仮想通貨

仮想通貨とはデジタルデータとして存在しているお金で、円やドルのようにその価値は常に変化しています。

有名なのは、ビットコイン(BTC)ですが、その他にもイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など様々なコインが存在し、投資目的でも購入されています。

仮想通貨もFXと同様に、チャートの読み方や売買のコツなど、ある程度のトレード技術が必要となります。

仮想通貨の始め方としては、仮想通貨の取引所へ口座開設後、希望のコインを購入する形です。取引自体は、アプリやウェブ上で手軽に行うことが出来ます。

コインチェック
引用:コインチェック

メリット デメリット
・値動きの激しさを利用し、短期間で利益を狙える ・価値が安定しておらず、無価値になる可能性がある

1000万円運用のアイデア

FXと同じく仮想通貨についても価格変動が大変激しいため、投資を行なうにしても全額ではなく1000万円の資産の一部の運用に留めたいところ。

可能であれば、ビットコイン、またはリップル、イーサリアムと言ったアルトコイン(ビットコイン以外のコイン)の中でも時価総額が大きいものを選ぶと、価格が安定しやすくおすすめです。

FX業者 時価総額
ビットコイン 35,546,866,085,799円
イーサリアム 7,275,951,612,027円
XRP 3,361,967,501,435円

引用:CoinMarketCap 仮想通貨時価総額上位100

また、日本国内にも仮想通貨の取引所は複数存在。手数料や取扱コインだけでなく、アプリの使いやすさや顧客サポートの手厚さも考慮できると良いでしょう。

国内取引所一例

・Coincheck(コインチェック)
・bitFlyer(ビットフライヤー)
・DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

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1000万円資産運用の際の心得

さて、ここまで1000万円クラスのまとまった資産の資産運用方法を12個厳選して紹介してきました。ご自身と相性が良さそうな、運用方法は見つかりましたでしょうか?

最後は、「STEP3:リスク管理方法を決める」です。

STEP3:リスク管理方法を決める

実際に1000万円の資産を運用する前に絶対に確認しておきたい「1000万円の運用心得」から、どのように運用のリスクを軽減していくか考えていきましょう。

1.減らさないことを第一に

高額資産の運用は失敗したときの損失額が大きくなることからも、とにかく「減らさないこと」を第一に考えて安全に運用を行うのがポイント。

可能な限り事前に投資に付随するリスクをリストアップ、一つずつ対策方法をしっかり明確化しておくことが大切です。

(例)
・流動性のリスク⇒取引量が◯円以上のものを選ぶ
・価格変動のリスク⇒投資先を最低3つ以上に分散

また、いざという時に慌てないために、「損失が〇〇%以下になったら売却する」と言ったように、損失発生時の対応方法をルール化しておくことも大変に有効な方法ですよ。

明確にしておきたいルール

・銘柄選びのルール(例:時価総額◯円以上)
・買いのタイミングルール
・売りのタイミングルール

2.資産の分散(ポートフォリオの作成)を行う

投資におけるリスク管理の代表格とも言えるのが、分散投資。

1000万円というまとまった資金は、複数資産へ分散投資することで、1つの投資先で損失が出ても他の投資先で出せた利益分で損失をカバーすることが可能です。

分散投資
(参照:金融庁 投資の基本

分散投資をする際には、資産運用の設計図であるポートフォリオの作成を行うのもおすすめ。

ポートフォリオを作成は目標利回りから逆算しご自身で行えますが、金融機関提供のポートフォリオ作成ツールを利用するとより簡単ですよ。

ポートフォリオ作成ツール

・eMAXIS ポートフォリオナビゲーション
・マネックス証券 MONEX VISION お試し版

1000万円の資産をどこへいくらずつ投資するのかを明らかにでき、その後の運用にブレが生じにくく上手に運用していくことが出来るでしょう。

3.長期複利投資が基本

複利投資とは運用で得た利益を、再投資し投資元本を雪だるま式に増やしながら運用を続ける投資方法です。
※反対に運用で得た利益は別にし、当初の投資額で運用を続けることを単利投資と言います。

複利運用は単利投資に比べ投資効率が高いと言われており、特に長期投資でその威力を発揮するとされています。

具体例を挙げれば、1000万円を10年間年利5%で運用した場合築ける単利と複利投資での利益差は120万円程に。

単利複利違い

参照:Ke!san 複利と単利の違い

1000万円というまとまった金額を最大限効率的に運用したい方は、ぜひ長期的に複利投資で運用したいところです。

複利投資のやり方は、出た利益を再度投資に回すだけ。投資信託やヘッジファンドなどであれば運用者が投資者に変わり再投資してくれるので、手間がはぶけて良いですね。

高額運用は無理なく安全第一で

最後におさらいすると、1000万円クラスのまとまった資産の運用は、目標立て⇒適切な商品選び⇒リスク管理方法を決めるの3ステップ。

高額運用は無理なく安全第一で

ご自身の投資の目標を設定したあと、複数の金融商品を比較。無理なく運用できる運用方法は何かを明確化させましょう。

また、事前にご自身の投資のルールを細く設定して置くことで、迷うこと無く適切で計画的な投資判断を行うことができ、失敗のリスクを軽減できます。

運用方法をを理解しても1000万円もの高額資金を運用する自信がない、投資にかける時間がないという方は、ヘッジファンドなどでプロに運用をお任せするのが安全かつ効率的でしょう。

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