種類によってはNISA利用が可能なロボアドバイザーもある

NISAでロボアドバイザーが出来るか

お金を預けるだけで、あとは運用を一括してお任せできるロボアドバイザー

金融の知識が全く無くても、始めからまるで金融のプロが行なうかのように上手に運用できる、投資初心者には嬉しい金融商品です。

 

そんな手間いらずで投資ができるロボアドバイザーを、NISAで運用できたら…

NISAで節税できる上に、ロボアドバイザーに投資を完全お任せまで出来てしまい良い事づくしですよね!

 

しかし、残念なことに、ほったらかし投資が出来ると言われている「投資一任型」のロボアドバイザーではNISAは利用できません

その代わり、AI(人口知能)のアドバイスを参考に実際の投資は投資者自身が行なう「アドバイス型」のロボアドバイザーならNISAを利用し、節税しながら投資を行うことができますよ

 

ここでは、NISAとは何か?、ロボアドバイザーの種類、NISAが利用できるロボアドバイザー運用会社ランキング、そして投資初心者はNISAを利用してロボアドバイザーを始めるべきか?について編集部の見解を含めて解説していきます。

 

この記事を読めば、投資初心者がロボアドバイザー、NISAとどう付き合っていくべきかわかります。

 

まず初めに、NISAについて簡単におさらいしておきましょう。

NISAを活用すれば非課税の恩恵にあずかれる

NISAで節税納税の手間を省ける

NISA(少額投資非課税制度)とは、一般口座とは異なる「NISA専用口座」での投資で発生した運用益に対して、一定の投資額内であれば税金を取られないという制度です。

イメージしにくいと思うので、更に詳しく説明すると、日本では基本的に投資で出た利益に対して20.315%の税金がが発生します。

 

つまり、投資で100万円の利益をあげても、約20万円が税金として引かれてしまうわけです。

結構、引かれてしまうものですよね…。

 

しかし、NISA専用口座で投資した金融商品で出た利益に対しては税金がかかりません

そうなのです、投資で得た利益をそのまま受け取ることが出来るのです。嬉しいですよね!

 

また、税金が発生しないので、もちろん確定申告(納税)の必要もありません。

さて、そんなNISAには、以下の3種類があります。

 

NISAの種類

NISAの種類 対象年齢 最大投資可能額(年) 期間
一般NISA 20際以上 120万円 5年
ジュニアNISA 0歳~19歳 120万円 5年
つみたてNISA 20際以上 40万円 20年

 

ジュニアNISAは、未成年のためのNISAと言えます。親御様などが、子供の将来の為に代理で運用を行なう場合などに活用できますね。

また、一般NISAつみたてNISAの併用はできませんので、どちらかを選択し運用することになります。ご自身の投資スタイルに合わせて、上手に選択すると良いでしょう。

 

いかがでしょうか?

 

投資で出た利益から税金が引かれない上に、面倒な納税の手間まで省けるNISA

これから投資を始めるなら、是非NISAを活用して始めたいですよね!

 

さて、NISAについて理解を深められたところで、この記事の核心となる「ロボアドバイザーでNISA利用ができるのか?」について説明していきます。

ずばり、アドバイス型なら可能

NISAはアドバイス型だけ

「ロボアドバイザーでNISA利用ができるの?」

その答えは、ずばり「アドバイス型」なら可能というものになります。

 

「アドバイス型」って何?

そう思われた方の為に、ここでロボアドバイザーの種類について簡単におさらいしておきます。

ロボアドバイザーの種類

まず、ロボアドバイザーには「投資一任型」と「アドバイス型」の2種類があります。早速、1つずつ見ていきましょう。

 

まずは、アドバイス型です。

アドバイス型

アドバイス型のロボアドバイザーは、ウェブ上で年齢や、投資資金などの簡単な質問に答えるだけで、AI(人工知能)が質問者にぴったりの運用方法をアドバイスしてくれます。

具体的に、アドバイスというのは、どんな金融商品に投資額の何%投資すべきかといったようなものです。

 

アドバイスを受けた後は、「投資者が」そのアドバイスを参考に、金融商品の購入、運用、その後の調整を行っていくことになります

この、「投資者が」という所がミソになってきますので、しっかり覚えておきましょう。

アドバイス型のロボアドバイザー例

  • 投信工房(松井証券)
  • SMART FOLIO(みずほ銀行)
  • ファンドロボ(SBI証券)

 

続いて、投資一任型です。

投資一任型

ウェブ上でいくつか簡単な質問に答えると、投資に関するアドバイスを貰えるまではアドバイス型と同じですが、投資一任型の場合は、その後お金を預けるだけで、アドバイス通りに運用、調整までを全て自動で行ってくれます

簡単な質問に答え、お金を預けるだけであとは一括して運用をおまかせできるのが「投資一任型」のロボアドバイザーということです。

投資一任型のロボアドバイザー例

  • WealthNavi(ウェルスナビ株式会社)
  • THEO(お金のデザイン(株))
  • 楽ラップ(楽天証券)

 

いかがでしょうか?

 

恐らく、大部分の方がイメージされる「ロボアドバイザー」は運用を完全お任せできる「投資一任型」だと思われます。

しかし、残念ながら完全お任せの「投資一任型」のロボアドバイザーではNISAが利用できません

 

ここで、その理由について簡単にチェックしておきましょう。

「投資一任型」ロボアドバイザーでNISAが活用できない理由

「投資一任型」ロボアドバイザーでNISAが活用できない一番の理由としては、調整(リバランス)を頻繁に行っていることが挙げられます。

 

先述したとおり、NISAの場合は年間の非課税対象投資額が決まっています。

例えば、一般NISAであれば年間120万円までの投資額に対して発生した利益が非課税になるというものでしたね。

 

ここで、注意したいのが「金融商品の購入金額の合計が120万円まで」ということ。

 

NISA非課税枠

例えば120万円分の金融商品を購入し、その後購入した商品の内60万円分を売却しても、60万円分の控除枠は生じないということは理解しておきましょう。

 

そのようなことから、「投資一任型」のロボアドバイザーは最適な投資比率を保つために、頻繁に金融商品を売ったり買ったりしているために、すぐに控除枠を使い切ってしまうのです。

そのような理由から、NISAが利用できないようになっているという訳です。

 

ここまで、よろしいでしょうか?

 

ロボアドバイザーでNISAを利用したい方は、投資に関するアドバイスのみを貰い、運用、その後の調整はアドバイスを参考に「投資者自身」で行なう「アドバイス型」のロボアドバイザーを選ぶ必要があるということです。

 

さて、NISAを利用してロボアドバイザーで運用するなら「アドバイス型」を選ぶ必要があることは分かりましたが、では実際どのロボアドバイザー運用会社を選べば良いの?と思われるでしょう。

 

続いて、NISAが利用できる「アドバイス型」のロボアドバイザー運用会社をランキング形式で紹介します。

利用できる運用会社は?

ここでは、NISAを利用し非課税の恩恵を受けながら投資ができる「アドバイス型」のロボアドバイザー運用会社をランキング形式で紹介していきます!

栄えある1位は、松井証券の「投信工房」です。

 

1位 投信工房(松井証券)

投資工房

投信工房は、松井証券が提供する「アドバイス型」のロボアドバイザーです。

 

投信工房のメリットとしては、なんと言っても投資した後の「調整(リバランス)」に対するアドバイスも行ってくれる点ですね。

調整(リバランス)については先ほども少し説明しましたが、投資においてこの「調整(リバランス)」は非常に重要で、初めにアドバイス通りの比率で金融商品を購入しても、運用をしながらプラス、マイナスを出しているうちに投資比率が崩れて来てしまうことがあるのです。

 

そうなった場合、金融商品を買い足したり、売却したりしてまた元の比率に戻す必要がありますが、何をどう調整すればよいのかを投資初心者にが判断するのは難しいというのが本当のところ。

ほとんどのアドバイス型のロボアドバイザーが、投資後の調整に対するアドバイスは行ってくれない中、「調整(リバランス)」に対してのアドバイスまでを一貫して行ってくれるというのは安心ですよね。

 

NISAを利用してロボアドバイザーを初めたいなら、「調整(リバランス)」に対してもアドバイスを受けられる投信工房がおすすめです。

 

続いて、2位は SBI証券の「ファンドロボ」です。

2位 SBIファンドロボ

ファンドロボ

SBIファンドロボは、SBI証券が提供するアドバイス型のロボアドバイザーです。

 

人気ネット証券会社のロボアドバイザーということで、投資初心者に人気を集めています。こちらも、簡単な質問に答えるだけで、リスク許容度を診断、利用者におすすめの金融商品をアドバイスしてくれます。

人気ネット証券会社で投資を始めたい人は、SBI証券のファンドロボでNISAを利用しながら賢く運用すると良いでしょう。

 

そして、3位はみずほ銀行の「SMART FOLIO(スマートフォリオ)」です。

3位 SMART FOLIO(みずほ銀行)

SMART FOLIO

みずほ銀行のSMART FOLIO(スマートフォリオ)も、性別や投資経験などの簡単な質問に答えるだけでおすすめの金融商品、投資配分などをアドバイスしてくれる「アドバイス型」のロボアドバイザーです。

こちらも、定期的に調整(リバランス)の提案までを行ってくれます。

 

また、SMART FOLIO のもう一つの特徴としては、簡単な質問に答えると利用者に合った保険商品まで選定してくれるところです

また、みずほ銀行は全国展開していますので、電話・ネットだけでなく窓口へ出向いて直接質問をできるところも大変嬉しいポイント。

 

安心の大手銀行でロボアドバイザーを始めたい人は、みずほ銀行の「SMART FOLIO」で始めると良いでしょう。

ここで、ここまで紹介してきた3社を表にまとめてみました。

 

NISA利用可能な「アドバイス型」ロボアドバイザー比較

運用会社 種類 NISA利用 特徴
投信工房(松井証券) アドバイス型 ・調整に関してもアドバイスが貰える。
SBIファンドロボ(SBI証券) アドバイス型 -
SMART FOLIO(みずほ銀行) アドバイス型 ・調整に関してもアドバイスが貰える。
・保険商品の提案も可能。

 

アドバイス型のロボアドバイザーは基本的に無料で利用できますので、いくつか試してみて、使いやすいものを選んでも良いですね。

さて、ここまでNISAを利用してロボアドバイザーを利用する方法について紹介してきました。

 

ここで、NISAを利用してロボアドバイザーで運用すべきか、もう一度立ち止まって考えて見たいと思います。

ロボアドバイザーはどの種類を利用すべきか?

重ねてとなりますが、NISA口座を利用してロボアドバイザーを始めるとなると「アドバイス型」のロボアドバイザーを選ぶ必要があります。

ということは、必然的にロボアドバイザーから得たアドバイスを参考に「金融商品を購入、その後の調整(リバランス)」は投資者自身で行なうことになります。

 

しかし、投資において金融商品の購入、さらにその後の調整を行なうのはいくらアドバイスを貰えたとしても手間と時間がかかります。

NISAを利用したいが為に、アドバイス型のロボアドバイザーで投資を始め、その後の手入れを怠り損失を出してしまった…なんてことになってしまったら本末転倒。

 

NISAでロボアドバイザーおすすめな人

そのようなことからも、投資の経験を積みたい人であれば、NISAで非課税の恩恵を受けながら、アドバイス型のロボアドバイザーで運用のコツを学びながら投資を始めると良いでしょう。

また、反対に、とにかく投資に手間と時間をかけたくない!という人は、NISAは利用できませんが、お金を預けるだけで、後はお任せできる「投資一任型」のロボアドバイザーで投資を始めるほうが失敗しにくいと言えますね。

ロボアドバイザーを始めるなら、「アドバイス型」と「投資一任型」の中から、ご自身のスタイルに合わせて上手に選択できると良いですね。

 

最後に、まとめです。

税金を節約しながら投資経験を積むのもあり

NISAでロボアドバイザー

ここでは、NISAとは何か?、ロボアドバイザーの種類、NISAが利用できるロボアドバイザー運用会社ランキング、そして投資初心者はNISAを利用してロボアドバイザーを始めるべきか?について解説してきました。

 

「ロボアドバイザxNISA=ほったからしで、非課税の恩恵を受けながら投資できる」と思っていた方は、少し残念に思われたと思いますが、この機会にNISAを利用して節税しながら、アドバイス型のロボアドバイザーで投資の経験を積んでみるのも良いのではないでしょうか。

ロボアドバイザーのアドバイスを参考に、自身で運用してみることで、上手にお金を運用出来るようになるでしょう。また、経済やお金に対しての知識も増え、見える世界が変わってきます。

 

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参考記事

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