海外投資は初心者にもやさしい外貨MMFではじめよう!

外貨MMF

FX(外国為替証拠金取引)より初心者向けだと言われている「外貨MMF」ですが、ネットで調べても何が書いてあるかいまいちピンとこない...

 

はじめに言います、「外貨MMF」では一攫千金は狙えません。その分、運用に失敗をして大損をする可能性も低いでしょう。

 

言い換えると「外貨MMF」は、リスクを抑えながら少しずつ資産を増やせるので、特に海外投資初心者にはおすすめの商品だと言えますね。

 

ここでは、「外貨MMF」の基本概要、メリット・デメリット、はじめ方から税金のことまでどこよりもわかりやすく解説します。

 

はじめに、「外貨MMF」とは何なのか?について説明していきます。

外貨MMFとは?

まず、「外貨MMF」とは何なのか?について説明していきます。

 

MMFとは「マネー・マーケット・ファンド」の略で、投資のプロにお金を預け代わりに運用してもらう、言うならば「外貨建ての投資信託」です。投資信託では株式や不動産など様々な金融商品に分散投資しますが、MMFの場合は基本的に「債券」を投資対象としています

 

債権というのは簡単に言いますと借金のようなもので、例えばA社の債券を買うと投資者はA社にお金を貸したことになります。お金を貸している間は利息が発生するのと同様に、債券を保有している間は利息がつき、貸したお金に利息がついて戻ってくる仕組みとなっています。

 

つまり、MMFとは運用のプロを通していろいろな会社にお金を貸し、その利子を利益として受け取るということです。そして、外貨MMFとはそれを「外貨」で行います

 

説明が長くなりましたが、いかがでしょうか?

 

さて、「外貨MMF」の実態がわかったところで、「外貨MMF」とよく比較されるのが「FX(外国為替証拠金取引)」。両方とも外貨を使った投資方法だというのは、なんとなくわかりますが、具体的に何が違うのか気になりますよね。

 

次に「外貨MMF」と「FX(外国為替証拠金取引)」の違いを解説していきます。

外貨MMFとFX(外国為替証拠金取引)との違い

ここでは「外貨MMF」の「FX(外国為替証拠金取引)」の違いを解説していきます。

FX(外国為替証拠金取引)とは?

まず、「FX(外国為替証拠金取引)」について簡単に説明をしていきますと...

 

FX(外国為替証拠金取引)は日本円と米ドルなど異なった2つの通貨を交換・売買しその為替レートの差を利益として受け取る金融商品です。

 

わかりやすく説明すると、例えば、1ドル100円の時に10万円を両替します。手持ちの資金は1,000ドルです。後日、1ドル120円の時に手持ち資金1,000ドルを円に両替し直します。するとどうでしょう、手持ちの資金はなんと120,000円になりました。

 

つまり、FX(外国為替証拠金取引)で20,000円の儲けがでたということです。このように、1ドルが100円の時があれば120円のときもある、為替レートの値の差で利益を得るのがFX投資となります。

 

円高の時に海外旅行に行って両替すると、得をしますよね。その得した分で儲けようというのがFXとイメージするとわかりやすいと思います。そんなFXの大きな特徴が「レバレッジ」で、証拠金を担保に国内FX業者では最大25倍までの運用が可能となります。

 

「レバレッジ?最大25倍?」
「証拠金って?何のことかよくわからない…」

 

という方の為に、わかりやすく説明すると...

 

例えば1ドル100円の時に10万円分投資すると、通常1,000ドルでの取引となります。しかし、レバレッジを25倍にすると25倍の25,000ドル分の取引を行うことができます。

 

利益も25倍の25,000ドルに対して発生するため、元手の1,000ドルのみで運用するより効率よくお金を増やすことができますね。上記のように、FXの場合レバレッジをかければ、少ない資金で利益を何倍にも増やせるということです。

 

ここで注意したいのが、運用に失敗した場合25倍のレバレッジを掛けた場合、損失も25倍になるということ。このようにFXは一度に大きなリターンを望める分、初心者にはリスクが高いため、手を出しづらいのが実情です。

 

さて、FXの説明が長くなりましたが、早速一見同じように見える「外貨MMF」と「FX(外国為替取引)」を比較していきましょう。

違いを見ていこう!

外貨MMFとFX(外国為替取引)の違いを表にまとめてみました。

 

外貨MMFとFX(外国為替取引)の違い

投資方法 レバレッジ 売り注文 最低取引金額
FX 最大25倍(国内FX業者) 可能 1,000通貨(10万円)から
外貨MMF なし 不可 10通貨(100円)から

 

まず一つ目に、外貨MMFは「売り注文」をすることができない点があります。売り注文とは、外貨が高い時に売っておいて、安い時に買い戻すという方法になります。

 

例えば、1ドル120円の時に10ドルを1,200円で売ったとします。後日、1ドル100円の時に売った10ドルを1,000円で買い戻せばいかがでしょうか?「売り注文」で200円の儲けを得たことになります。

 

「持っていない外貨をどうして売れるのか?」という話になりますが...「買い・売り」という行為のセットによって取引をし、その差額で儲かったり、損をしたりする投資方法だから可能だということです。

 

その為、安い時に買って高い時に売ってもよいし、高い時に売って安い時に買い戻してもよいというわけです。難しいですよね 笑

 

「売り注文」は初心者には大変にわかりにくく慣れるまでに時間がかかります。その点、外貨MMFは安い時に買って高い時に売るというシンプルな取引方法のみとなり、あれこれ考える必要がなく簡単に取引できます

 

また、外貨MMFはレバレッジをかけられない分、一回に莫大な利益は出せませんが、リスクを抑えて少額からお金を増やすことができる点で初心者向けの投資方法と言えます。それに対してFXの場合は、レバレッジをかけて投資資金を増やし、一回に大きな利益を出せる分、負けたときの損失もかなりのものです。

 

また基本的には「買い・売り」という行為のセットにより利益を出す投資方法となり、初心者は慣れるまでに大変時間がかかります。

 

また、最低取引金額も10万円からとまとまった資金が必要となりますので、初心者には手を出しづらいところ。このようなことからも、FXよりも外貨MMFが初心者に優しい投資方法だと言えるでしょう。

 

さてここまで、外貨MMFとFXの違いについて見てきました。

 

次は、外貨MMFとメリットと知っておきたいデメリットも合わせて説明していきます。

メリット・デメリット

ここでは、外貨MMFのメリットとデメリットを説明していきます。まずは、まだまだ語り足りない!外貨MMFのメリットを見ていきましょう。

メリット

外貨MMFのメリットは以下の3つがあります。

少額から投資できる

外貨MMFは1,000円以下からと少額から投資できます。外貨定期預金などは10万円~などの銀行が多く、投資初心者には手を付けづらいでしょう。その点外貨MMFはお小遣いで始めることができるのが、初心者に嬉しいですよね。

手数料、為替手数料が割安

得た利益から高額な手数料が引かれるのは悲しいもの。外貨MMFは取引手数料が無料で、為替手数料も他の外貨預金に比べて割安です。余計なコストを省いて効率的にお金を増やせます。

複利効果がある。

外貨MMFの分配金(収益から投資者に還元するお金)は毎日計算されて、月末に再投資されます。わかりやすく言うと、得た利益を投資に回して資金を増やし、さらに大きな利益を生むことが出来るということです。

 

以上3つのメリットをおさらいしますと、少額から余計なコストを省き、効率よくお金増やせるのが外貨MMFのメリットです。

 

ここまで外貨MMFメリットについて説明してきましたが、投資にはリスクがつきもの。外貨MMFにもリスクはあります。しかし、起こりうるリスクを知っておけば、事前にリスクをコントロールし抑えることができるでしょう。

 

次は、知っておきたい外貨MMFのデメリットについて説明していきます。

デメリット

外貨MMFのデメリットは以下の2つがあります。

元本保証ではない

銀行預金のように元本保証がないので、預けた資産が目減りする可能性があります。しかし、外貨MMFの場合は海外の有名企業など安全性の高い投資先へ投資を行う為に、元本割れのリスクは低いでしょう。

為替変動リスクがある

外貨建て金融商品に投資する場合は為替変動リスクがあります。外貨の価値は日々変動する為、購入時より円が急激に高騰して円高になってしまった場合は、為替変動により損失を受けてしまいます。

 

為替変動リスクを抑えるには、円が円高の時に購入することがポイントになります。

 

ここまで、外貨MMFとメリットとデメリットを説明してきました。外貨MMF為替変動のリスクが有るにしても、購入のタイミングを図ることでリスクを抑える事ができます。

 

次はいよいよ、外貨MMFの始め方をみていきましょう!

初心者でも簡単にはじめられます

ここでは、外貨MMFのはじめ方を見ていきましょう。FXでは頻繁に外国為替をチェックして売り買いのタイミングを見極める必要があります。

 

しかし、忙しい中一日中外国為替の動きをチェックするというのは現実的に難しいですよね。そんなに時間をかけられない!そんな方には、ぜひ外貨MMFをオススメしたいです。

 

外貨MMFの取引は1日1回に限られているので、外国為替の動きを常に追う必要はありません。午前中とお昼過ぎに1回ずつ外国為替の動きをチェックして、買い時だと思ったらスマートフォンで購入手続きをして終了。

 

外国為替の動きに振り回されること無く、気軽に投資ができます。そうなると、次は「実際、いつ買えば良いの?」と、思われると思います。

 

外貨MMFの買い時はとてもシンプル。基本的には外貨が底値の時、言い換えると円高になるタイミングで購入するだけ。毎朝ネットやニュースなどで外国為替をチェックして、購入のタイミングを上手に図りましょう。

 

買い時になったら、証券会社に口座開設をして入金。証券会社によって異なりますが、基本的にはウェブ上で買い付け金額を入力して買い付けボタンを押すだけ。

 

これなら、初心者でも比較的簡単に始められます。最後に知っておいて損はない、外貨MMFの税金について解説します。

 

投資の税金は複雑なイメージですが、工夫次第で簡単に済ませることができます。せっかく簡単にはじめられる外貨MMF、納税の手間も省いて楽に始めましょう!

知っておきたい税金のこと

最後に外貨MMFの税金について解説します。外貨MMFでは主に二種類の税金がかかります。

 

外貨MMFの税金

項目 概要 税率
収益分配金 商品保有期間中、発生した利益(債権購入における利子分)にかかる税金 20.315%
売却益 売却時に発生する、為替差益(為替の差額で発生した利益)にかかる税金 20.315%

 

以前は「売却益」については無課税だったのですが、2016年からは株や投資信託と同じように税金がかかるようになりました。難しいことは考えたくない!という方は、証券会社で口座を開設するときに「源泉徴収有りの特定口座」を選択しましょう。

 

「源泉徴収有りの特定口座」を選択するだけで証券会社が代わりに、税金を計算、納税してくれるために手間を省くことができます。外貨MMFを始めるなら、「源泉徴収有りの特定口座」で納税の手間も省き、手軽にはじめましょう!

 

最後にまとめです。

まとめ

資産運用

今まで、外貨MMFの概要、メリット・デメリット、始め方から税金のことまでを説明してきました。海外投資は怖い...と思いがちですが、外貨MMFなら比較的リスクを抑えて手軽に投資できます

 

外貨MMFについては少額から始めることが出来ますので、興味のある方は少額からまず初めてみても良いでしょう。

 

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