いくらの初期費用を用意すれば株式投資を始められるのか?

株式投資
株式投資をはじめるのに、いくらの資金が必要だと思いますか?10万円、100万円、200万円と様々な資金額を予測する人がいるもしれません。どれも正解であり、不正解でもあります。

 

その理由は、株式投資で必要になる初期資金額はあなたがどんなスタンスで株式投資に取り組むかで変わるからです。そうはいっても株式投資で必要になる初期資金額の目安について気になる方も多いかと思います。

 

そこでこのコンテンツではマネーブリッジ編集部が、最適な初期資金額を考えるのに役に立つ情報を紹介していきます。

 

この記事の要点

・株式投資は数万円からの少額から始めることが可能。
・可能であれば最低10万円、まとまった利益を狙いたい方は100万円程度の資金を用意できるとよい。
・ご自身にあった初期投資額を確認し、その範囲内で購入可能な銘柄から検討を始めるべし。

株式投資はいくらから?

株式投資を始めたいけれど、まとまった資金がない。そんな方も多いでしょう。株式投資は、いくらから始められるのでしょうか?

株の購入価格はどうやってきまるのか

株の購入価格は、「株価x購入株数」で決まります。株価は各企業ごとにそれぞれ異なり、また毎日上がったり下がったりしています。また、株は1株でなくセットで販売されています。1000株、100株、1株というように、1セット何株なのか(単元株式数)は異なります。単元株式数は企業で自由に決めることが出来ますが、100株が一般的です。

 

例えば以下、日本を代表する自動車メーカーである、トヨタ自動車(7203)の株価を見ると、2019年9月5日現在7000円。単元株数は100株となっているので、7000円x100株=70万円となり、最低70万円から投資が可能となっています。トヨタ自動車に限っては、初期投資額がけっこうかかってしまいそうですね。

 

トヨタ自動車

トヨタ自動車
引用:>>Yahoo finance トヨタ自動車 7203 (外部リンク)

 

ここまで、いかがでしょうか?上記のように単元株式数については各株価情報サイトにも記載があるので、まずご自身が購入を検討している企業の株式は何単元なのか確認できると良いですね。

少額からはじめられないの?

先ほどトヨタ自動車の例でいれば、最低70万円の初期投資が必要という計算に。とは言っても、株式投資の初心者がいきなり70万円もの大金を投資するのは気が引けますよね。ご安心ください!株価は企業によって様々で、企業によっては数万円の少額から投資が可能なものもあります。

 

少額から投資できる企業の一例

銘柄名 株価(2019.09.05現在) 単元株式 最低投資額
ヤフー株式会社(4689) 286円 100株 28,600円
双日(2768) 337円 100株 33,700円
クックパッド(2193) 293円 100株 29,300円

 

上記のような銘柄であれば、5万円以下と少額から株式投資を始めることが出来ます。しかし、株価が低いものが無条件に初心者向けとは言えません。あまりに株価が低すぎるものは、倒産のリスクがある銘柄の可能性があります。いくら少額とは言っても、価値がゼロになってしまったら悲しいもの。株価だけにとらわれず、業績や資産状況などを加味して幅広い目線で銘柄選びをおこなえると良いですね。

 

株式投資の銘柄選び方法については、以下の記事に別途まとめましたので興味のある方は是非どうぞ。

>>株のよくある失敗!上がる株の選び方

ミニ株・単元未満株

先ほど、通常株式は100株単位でしか購入できないと説明しましたが、一部証券会社によっては1/10 株、1株からの購入が出来る「ミニ株」や「単元未満株」といったサービスを提供しているものもあります。

 

ミニ株・単元未満株なら1万円程とさらに少額から投資が可能ですので、可能な限り少額から株式投資を始めたいとお考えの方は、ミニ株・単元未満株を検討してみても良いでしょう。

>>ミニ株銘柄の選び方!始める前に確認しておくべきポイント

10万円以上から株式投資を始めた方が良い理由

さて、ここまでの説明で株式投資は少額からでも始められることがわかりました。株式投資で必要となる初期費用は各投資家の投資スタンス次第ですが、筆者としては最低でも10万円の資金を用意した方が良いと考えます。

 

その理由は、国内の上場銘柄の約半分は10万円前後の金額で売りに出されているからです。そのため、10万円を用意すれば色々な銘柄の中から好きな銘柄を購入することができます。このことを考えると10万円という金額は初期費用の最低ラインと言えるかと思います。

10万円で株式投資を始めるのに参考にしたいサイト

実際に10万円から株式投資を始めたいとお考えの方は、まず以下の2サイトを参考にすると良いでしょう。10万円で購入が可能な株式銘柄がまとめて紹介されていて、10万円で株式投資を行うにあたり大変に参考になります。

 

1つ目は、楽天証券 トウシルです。

楽天証券 トウシル

トウシル

こちらは、大手ネット証券会社「楽天証券」が運営する投資情報サイトです。サイト内でも特に参考にしたいのが、今月の10万円株のコーナー。投資の専門家が毎月テーマごとに、10万円の少額で購入が可能な銘柄をまとめてくれています。

 

株価だけでなく、各銘柄の今後の見通しまでも株価チャートと共に示してくれているので、投資に知識がない初心者の方でも比較的理解しやすいでしょう。実際に10万円で投資できる銘柄を探している方は、楽天証券 トウシルを参考に出来ると良いですね。

>>楽天証券 トウシル 今月の10万円株(外部リンク)

 

2つ目は、株Webです。

株Web

株ウェブ

こちらは、株式投資に役立つ知識と便利なツールが提供されている情報サイトです。中でも、10万円以下で買える株一覧のページは10万円以下で購入が可能な銘柄が一覧で表示されており、これから投資銘柄を検討しようと考えている方には役立つでしょう。

 

ある程度銘柄選びの知識がある方は、銘柄選別のツールの1つとしてこちらのサイトは活用する価値があると言えますね。
>>株Web 10万円以下で買える株一覧(外部リンク)

 

さて、ここまで10万円からの少額で株式投資を行うことに焦点を当ててお話して参りました。投資初心者のかたであればまず10万程の少額から始めることを推奨しますが、実際投資は資産に対しどれくらいの割合で取り組むのが良いのでしょうか。

王道の投資割合は貯金の3割

株式投資に充てるお金はリスクマネーである以上、減額リスクがあります。そのため、株式投資を始めるのならば、当面使う予定のない余剰資金の範囲内から取り組んだほうが良いかと思います。

 

余剰資金とは、手持ちの資産のうち当分使う予定のない資金のことを指します。目安としては「これから10年間は必要にならない資金」と考えると良いでしょう。以下の表を参考にして、まずご自身がどれくらいの資産を株式投資に回せるか計算してみることをおすすめします。

 

資産の種類

資産の種類 仕分けの目安 運用方法
生活費・緊急時に使うお金 生活費1年分 銀行の普通預金・定期預金
近々使う予定のあるお金 10年以内に使う予定のあるお金(マイホーム購入費用・学費など) 定期預金、個人向け国債
当分使う予定のないお金 10年以上使わないお金 株式投資、投資信託など

 

もちろん余剰資金を利用すると言っても、余剰資金全額を株式投資に回すのは現実的ではありません。投資の基本は分散投資。余剰資金の何割を株式投資に充てるかは、各投資家のスタンス次第ですが一般的には余剰資金の3割がベストと言われております。

株式投資は余剰資金の3割がベスト

もちろん最初から、余剰資金の3割を張るのが厳しいということでしたら2割でも1割でも問題ありません。また1割を株式投資で回し、残りを元本保証で低リスクな国債や定期預金などで運用を行う合わせ技も良いでしょう。無理のない金額が、あなたにとって最適な初期資金額です。

 

まずは、失敗しても諦められる金額から少しずつ株式投資に慣れていけると良いですね。しかし初めは少額で始めても、運用に慣れてきたら、運用資金を少しずつ増やしていくことがおすすめです。その理由は、分散投資と投資元本と得られるリターンの関係にあります。

初期資金は多ければ多いほど良い

先述した通り、株式投資は少額からはじめることはできますが、初期資金額は多いことに越したことはありません。その理由は初期資金が多ければ多いほど購入可能な銘柄の種類が増えますし、資金額によっては複数の銘柄を買えるからです。

 

特に後者の投資先を複数にするというのは、株式投資において非常に有効なアプローチと言えます。その理由としましては、投資先を複数にすれば単一銘柄で株式投資に取り組むよりも銘柄の下落リスクが小さくなるからです。

 

ただし複数の銘柄を購入するには、単一銘柄を購入するよりも多くの資金が必要になります。このことを考えると、資産運用を株式投資メインで行いたいとお考えの方は、複数銘柄へ分散しての投資を行うためにも、可能な限り多くの資金を用意した上で株式投資に取り組んだほうが良いでしょう。

投資元本と得られるリターン

1万円を投資して3%のリターンが発生しても300円しか利益はあがりませんが、1000万円を投資していたら30万円の利益を手に出来る計算になります。元本が大きければ大きいほど、期待できるリターンが大きくなることを考えると可能であればある程度のまとまった資金で運用を行うのが理想です。

 

投資で目に見える利益を得たいのであれば、100万円程度の資金で運用を行えると良いでしょう。しかし先述した通り株式投資はなくなっても諦められる金額で行うべきであり、いくら大きなリターンを得たいからと言って無理して生活費を投資してしまうようなことは避けたいですね。

 

最後にまとめです。

株式投資の初期資金額に関するまとめ

このコンテンツでは、株式投資の初期資金額を考える際に役に立つ情報を紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

 

株式投資では用意できる資金額に応じて、利用できる選択肢の幅が大きく変わります。ご自身の中で初期資金の目安額がある程度明確になれば、その予算で購入できる株式銘柄を色々と探してみると良いですね。

 

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