おすすめはどこ?ヘッジファンドを扱う証券会社

ヘッジファンドを扱う証券会社

ヘッジファンドを手軽に始めたいけれど、始め方が分からない。
ヘッジファンドは証券会社で購入できるの?

 

そんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。実は、ヘッジファンドは証券会社を通じて始めることも出来るのです。正しくは、証券会社が販売している「投資信託」を購入することでヘッジファンドに投資することが出来ます。

 

そこで今回はマネーブリッジ編集部が証券会社を通したヘッジファンドへの投資方法から、その始め方とおすすめ販売会社までをまとめて解説していきます。

 

この記事の要点

・ヘッジファンドは一部証券会社で購入が可能。
・ヘッジファンド取り扱い専門の「ヘッジファンド証券」などを利用して、手軽に投資を行うことが可能。
・証券会社を通すことで手数料がかさむ為、ヘッジファンド運用会社との直接契約も視野に入れるべし。

 

おすすめの証券会社・商品を紹介

先ほど証券会社を通してヘッジファンドの購入が可能と説明しましたが、これには「ファンド・オブ・ヘッジファンズ」と呼ばれる手法が取られています。

 

フォンド・オブ・ヘッジファンズとは、複数のヘッジファンドを一つの商品にパッケージしたものを指します。世界中に多数存在するヘッジファンドから複数選び、それらを1つにまとめているというわけです。またこの仕組みを採用することには、以下の2つのメリットがあります。

 

  • 分散投資ができる
  • プロが厳選するファンドに投資できる

 

複数のヘッジファンドに投資することで、自然と投資戦略や投資商品に分散投資することが出来ます。またプロが選んだファンドなので、自分で一から探さなくても優れたヘッジファンドに投資できるメリットもあります。以下、証券会社で購入できる、ファンド・オブ・ヘッジファンズ形式の金融商品を4つ紹介していきます。

ヘッジファンド証券 エピック・ヘッジファンド・セレクション1

エピック・パートナーズ・インベストメンツが運用する3本のヘッジファンドをまとめた、ヘッジファンドです。投資先の3つのファンドは日本株で運用され、長期的な分散投資でリスクを抑えた安定的な運用が可能となっています。こちらの商品については、下で詳しく解説しております。

>>ヘッジファンド証券 取り扱い商品(外部リンク)

 本商品は2019年3月に販売終了となっています。

野村證券 ノムラ・グローバルトレンド(資源国)

世界各国の債券、株価指数、⾦利、商品先物取引等で取引を行う、外国ファンドと国内投資信託をまとめたファンドです。コンピュータープログラムによる値動きの予想と為替差益により、いかなる時もリターンを得られるよう積極的な運用を行います。

>>野村証券 ノムラ・グローバルトレンド(資源国通貨コース)年2回決算型

三菱UFJモルガンスタンレー証券 国際オルタナティブ戦略QTX-ウィントン・アルファ・インベストメント・オープン

こちらは、先物取引に合わせて株式にも投資を行う外資ファンドをまとめた商品となります。先物取引で発生するリスクを株式投資で上手に逃がしながら、安定的な運用を行っています。

>>三菱UFJモルガンスタンレー証券 国際オルタナティブ戦略QTX-ウィントン・アルファ・インベストメント・オープン(外部リンク)

SMBC日興証券 サイエンティフィック・エクイティ・ファンド

アメリカ大陸の株式で運用を行う外資ファンドをまとめた商品です。また補助的な意味合いで、米国の短中期国債等にも合わせて投資を行い、リスクを逃しながらも積極的にリターンを取りに行きます。

>>SMBC日興証券 サイエンティフィック・エクイティ・ファンド(外部リンク)

 

これらのうち、セミナー等で有名なのが一番初めに紹介した「ヘッジファンド証券株式会社」というところです。そこで次はこの会社の扱っているファンド商品の運用成績や手数料について徹底解剖していきます。

ヘッジファンド証券株式会社とは?運用成績・手数料、口コミもまとめて大公開

証券
引用:>>ヘッジファンド証券HP(外部リンク)

 

ヘッジファンド証券株式会社は国内証券会社の一つでありますが、大手証券会社と大きな違いが1つあります。それは文字通りヘッジファンド商品の販売代行に特化していることです。

 

ヘッジファンド証券は、社名のとおり、取扱金融商品を「ヘッジファンド」に特化した証券会社です。私たちは、市場に中立の立場をとった「絶対収益の追求を目的」とした金融商品を投資家の皆様にご提案いたします。

引用:ヘッジファンド証券HP

 

つまり、優秀な資産運用会社と提携して彼らが運用しているヘッジファンド商品を販売することに徹底しているというわけです。そこでまず、このヘッジファンド証券の取り扱い商品の1例を見てみます。

取り扱い商品

ヘッジファンド証券の取り扱い商品としては、先述した「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」が挙げられます。こちらのファンドは、エピック・パートナーズ・インベストメンツ社が運用するプラウィス・ウィズダム・レゾルーションの3本のヘッジファンドをまとめたファンドオブヘッジファンドです。

 

 以下、ヘッジファンド証券の「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」は運用資金の減少に伴い2019年3月に繰上償還(ファンドの運用を終了し、投資者へ運用成績によって元本、または元本の一部を返還する)となっております。

当社で取扱うエピック・ヘッジファンド・セレクション1は残高減少のため繰上償還されました。現在取扱いはありません。

引用:>>ヘッジファンド証券HP 「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」繰上償還のお知らせ

 

ヘッジファンド証券
引用:ヘッジファンド証券HP

 

  • プラウィス・オブ・ジャパン・ファンド(日本株マーケット・ニュートラル戦略)
  • ウィズダム・オブ・ジャパン・ファンド(日本株マーケット・ニュートラル戦略)
  • レゾルーション・オブ・ジャパンファンド(日本株マーケット・ニュートラル戦略)

 

つまり、ヘッジファンド証券を通し「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」というファンドに投資するだけで上記3つのヘッジファンドへ分散して投資を行うことが可能です。

 

また、ヘッジファンドの最低投資額は1000万円程からと高額なのに対し、ファンズオブヘッジファンドという形式を取ることで、最低100万円からと比較的少額からヘッジファンドに投資を行うことが可能となっています。さらに、申し込み・解約は月に1回と比較的申し込みたいとき、解約したいときに取引が出来るのも魅力的。

 

こちらのファンドは外資ファンドとなりますが、日本円での購入・払い戻しとなり投資初心者でも安心して購入が出来るでしょう。

 

ヘッジファンド証券 ヘッジファンドと直接契約
最低投資額 100万円~ 1000万円~
申し込み・解約可能時期 1か月に1回 1年に1回、半年に1回

 

続けて、ヘッジファンド証券が扱っているヘッジファンドについて、運用成績と手数料の2点から見ていきます。

手数料・運用成績

こちらが、ヘッジファンド証券株式会社で販売されているファンドの過去の運用成績と購入時にかかる手数料になります。

 

ファンドの過去の運用成績
運用成績
引用:ヘッジファンド証券HP

 

運用成績については、2017年程までは毎年4%~5%プラスの利益を上げていたようですが、近年相場の厳しさも手伝い苦戦を強いられているようです。直接契約のヘッジファンドであれば、平均で10%以上のリターンを望めるものもあることを考えると、もう少しまとまったリターンが欲しいというのが投資者の本音ですよね。

>>直接契約型ヘッジファンドBMキャピタルの運用実績・利回りはいかに?

 

購入時手数料

購入金額 手数料(消費税は別)
100万~1000万円 購入金額の3%
1000万~1億円 購入金額の2%
1億円~ 購入金額の1%

※払い戻し手数料はなし。

 

また手数料ですが、これはヘッジファンドにしてはお手頃です。先ほど挙げた国内証券会社のヘッジファンド商品では、手数料が平均4%程なのでそれに比べると低コストと言えます。

 

続いて、気になるヘッジファンド証券の口コミを見てみます。

ヘッジファンド証券の気になる口コミ

残念ながら知名度の低さからかヘッジファンド証券に関するネット上の口コミは、多くないのが実情です。しかし、ヘッジファンド証券のメールマガジンやセミナーを評価する口コミはいくつか確認出来ましたので、ヘッジファンド証券について興味のある方はまずメールマガジンの登録やセミナー参加から始めてみるのも良いですね。

 

さて、ここまで証券会社で販売されているファンド商品、特にヘッジファンド証券に焦点を当てて紹介してきました。ここまでの内容を踏まえ、とにかく少額から手軽にヘッジファンドに投資してみたいとお考えの方はヘッジファンド証券を始めとする証券会社を通して運用を始めても良いでしょう。

 

反対にもっとまとまったリターンを狙いたい、または1000万円以上のまとまった資金を運用したいとお考えの方はヘッジファンドとの直接契約を検討すると良いですね。本サイトでは、国内ヘッジファンドをまとめたページもございますのでファンド選びの際にはご活用ください。

>>ヘッジファンドランキング2019年度版日本と世界のファンドを一挙大公開

 

さてここまで、ヘッジファンドを証券会社を通じて購入する点にフォーカスを当てて紹介してきました。ヘッジファンドの始め方はなんとなくわかったけれど、ヘッジファンドについていまいちピンと来てない。そんな方の為に、続けてヘッジファンドの基本情報をおさらいしておきます。

ヘッジファンドの基本知識についておさらい

まず、ヘッジファンドの基本知識として「ヘッジファンドとは何か?」と「ヘッジファンドが日本に少ない2つの理由」についてそれぞれ見ていきましょう。

ヘッジファンドとは「自由度の高い運用会社」

ヘッジファンドとは本来「様々な投資商品(株や債券など)に分散投資することで市場のリスクをヘッジ(回避)し、どんな状況でもプラスの利益を追求するファンド(投資信託)」を意味します。ヘッジファンドは証券会社や銀行などで販売されている、投資信託の一種だということです。「投資信託」と聞くと、ヘッジファンドがグッと身近なイメージになりますよね。

 

そして何より、ヘッジファンドは「自由度が高い」ことが最大のメリットです。自由度が高いとは「より多くの投資商品に分散投資することができ、リスク回避の手段も豊富」だということです。ではなぜ自由度の高い投資ができるかというと、ヘッジファンドは「私募」という形で資金を集めているからです。

 

通常の投資信託は、個人投資家を含む幅広い投資家から資金を集めており、これを「公募」と言います。公募の形式では、金融の知識をあまり持っていない人からも資金を集めることが出来るので、そのような投資家たちを保護する必要が出てきます。こういった背景によって、通常の投資信託には厳格な規制が課され、投資商品が限定されているのが現状です。

 

一方でヘッジファンドは、少数の投資家から資金を集める「私募」の形をとります。彼らは投資に精通している方が多いので、規制を厳しくする必要がなく投資信託では運用出来ない様々な投資商品を売買でき、ありとあらゆる手法を駆使しどんな状況でもプラスのリターンを出すことが出来るわけです。

 

以上の点を踏まえると、ヘッジファンド投資はとても魅力的ですよね。どんな状況でもプラスのリターンが十分見込めることは、投資家目線ではとてもありがたいです。ただ実は、日本に拠点を置くヘッジファンドは少なく、ヘッジファンドの拠点は海外がほとんどなのです。ではなぜ日本ではヘッジファンドが少ないのかを次に解説していきましょう。

そもそも日本にヘッジファンドが少ないワケとは?

以下の図の右円グラフは、ヘッジファンドが世界のどこに拠点を置いているのかを示したものです。英国、ルクセンブルク、米国あたりが大部分を占めています。

 

ヘッジファンド場所
引用:>>theheadgefundjournal Key Trends in UCITS Hedge Funds 2014(外部リンク)

 

日本(Japan)の文字はどこにも見つかりません。日本を拠点にしているヘッジファンドは、世界のヘッジファンドの内1%程と言われており稀有な存在。なぜ日本に拠点を置くヘッジファンドはこれほど少ないのでしょうか?その理由は、以下の2つだと言えます。

 

  • 数学などの学問は欧米の方が発達している
  • 規制や税制面で日本は不利

 

まず1つ目に、ヘッジファンドは「金融工学」という、投資を数理的に解析する学問に基づいて投資を行うことがよくあります。そしてこの金融工学はアメリカで特に発達しています。新しい情報や知識が早く手に入る地域の方がヘッジファンドの拠点としては魅力ですよね。こういった背景によって、ヘッジファンドの拠点はアメリカに一番多いわけです。

 

また2つ目に、多くのヘッジファンドは「オフショア」と呼ばれる地域(例:シンガポール)を拠点にしています。オフショアとは、税金に関する法律や規制が比較的優遇される地域のことを指し、ヘッジファンドが運用するにあたって出来るだけ不要なコストを削減するには、このオフショアの地域のほうが魅力的となります。

 

一方日本では、租税回避に対応するための規制もあり、ヘッジファンドが拠点を置く場所としての魅力はあまりありませんね。以上の2点から日本に拠点を置くよりもアメリカや、最近ではシンガポールに拠点を置くヘッジファンドが多いです。そのため日本でヘッジファンド投資をしている人も少ないのでしょう。

世間には知られていない資金フローを徹底解剖

続いては、ヘッジファンド間での資金の流れやヘッジファンドの収入源について見ていきましょう。この資金フローを理解できると、ヘッジファンドの実態が格段に理解しやすくなります。

証券会社の収入源となる2つの「手数料」

証券会社とヘッジファンドの収入源は異なります。証券会社は「手数料」を徴収している一方で、ヘッジファンドは「成功報酬」を収入源としています。この成功報酬については後ほど解説しますので、まずは証券会社の手数料について解説します。

 

証券会社の収入源である「手数料」には主に2種類あり、「購入時にかかる販売手数料」と「投資信託の保有にかかる信託報酬」があります。

 

まず販売手数料は、投資信託の購入時にかかる手数料であり販売会社によってこの金額は大きく異なり、一般的に購入金額の0%~4%。100万円の投資信託を3%の販売手数料で購入するときは、販売手数料は3万円となり、合計103万円+消費税を払う必要があるということです。証券会社を選ぶ時にはまずこの販売手数料に注目すると良いでしょう。

 

次に信託報酬とは、投資信託を持ち続ける時に投資家が証券会社に対して支払う管理費用になります。これは投資対象がヘッジファンドであれば特に高く、なぜならヘッジファンドは金融工学などの高度な技術を用いている故、ファンドの管理が通常の投資信託よりも大変だからです。そのためこの信託報酬は、ヘッジファンドでは年率2~5%かかります。

 

以上が、証券会社と投資家の間で流れる資金「手数料」になります。証券会社でヘッジファンド投資商品を購入する際には、必ず見ておくべき項目ですのでぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?では次に、ヘッジファンドに流れる資金「運用報酬」と「手数料」について説明します。

ヘッジファンドの収入源「運用報酬」と「手数料」

まず運用報酬とは、プラスのリターンを出した時のみにヘッジファンドが受け取る報酬になります。これをヘッジファンドは収入源としているため、どんな状況でもプラスのリターンを追求しています。つまり、もしマイナスのリターンを出した場合はヘッジファンドの収入はゼロということです。

 

つまりヘッジファンド運用の責任者であるヘッジファンドマネージャーは結果が全てであり、結果が出なければクビになるという環境で必死にプラスのリターンを追求しています。求人採用や転職サイトでたまに見かけるヘッジファンドマネージャーは年収が高い一方、求められる結果はとても厳しいのです。

 

そしてこの運用報酬は、一般的に収益目標値を超えた金額に対して20~30%分をヘッジファンドに支払うという形になります。例えば収益目標値が1億円の場合に、最終的なリターンが1億2000万円だったとすると、2000万×0.2~0.3=400万~600万円をヘッジファンドに支払うというわけです。

 

次にヘッジファンドも「手数料」を得ています。この手数料は、ヘッジファンドが投資家から集めたお金(預かり残高)の2%が源泉となっています。残高が1億円であれば自動的に200万円の収入をヘッジファンドが得ているというわけです。

 

直接契約のヘッジファンドに関しては預け資産が大きくなる分、直近でマイナスが出ていない安定した運用を行っているファンドに預けられると良いですね。

 

最後にまとめです。

直接投資も検討する

今回は、証券会社を通したヘッジファンドへの投資方法から、その始め方とおすすめ販売会社までをまとめて解説してきました。証券会社を通すことで、ヘッジファンドに少額から手軽に投資が出来ますが、運用成績や手数料体系の面から満足できないという方もいるでしょう。

 

手軽さを求めるのであれば証券会社を通した投資がおすすめですが、少しの手間と時間をかけられるのであれば国内ヘッジファンドとの直接契約も視野に入れて検討を進めても良いですね。無駄なコストを最大限に省き、投資効率をアップさせることが出来ます。本サイトでは、個人投資家の直接契約が可能な国内ファンドをまとめた記事もございますので是非チェックしてみてください。

 

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