高利回りなヘッジファンド投資のリスクを解説

ヘッジファンドリスク

ヘッジファンド投資と聞くと、なんだか怪しい…そう思われる方も多いのでは。

 

ヘッジファンドがマイナスのイメージを持たれやすい理由の1つに、情報が少ないことが挙げられます。得体の知らないものって、なんだか怖いですよね。

 

今回はヘッジファンド投資のリスクを理解し、ヘッジファンド投資は本当に大丈夫なのか?というところを解説して行きたいと思います。

 

結論から申し上げますと、良質な信頼できるファンドと出会えれば、リスクをコントロールしながら安定したリターンを望めます

 

まずは、ヘッジファンド投資にも共通する、資産運用をすることに伴うデメリットを紹介します。

資産運用に伴うデメリット

投資のリスク

どんな、投資にもリスクはつきもの。

ここでは、ヘッジファンド投資で「資産を運用する」ことに対するリスクを2つ見ていきます。

 

1つ目は元本割れのリスクです。

元本割れのリスク

ヘッジファンド元本保証でない

金融商品の中には「元本保証」がされている商品もあります。

例を上げれば、定期預金や個人向け国債などが挙げられます。定期預金に資産を預けて、1年後に資産が減ってしまった…なんてことは基本的には起こりません。

 

しかし、ヘッジファンドは元本が保証されていない為、ヘッジファンドにお金を預けて、運用に失敗すれば資産が目減りしてしまうことも考えられます。

 

そうなると、元本保証の金融商品に資産を預けていれば安全なのかという話になりますが、日本では現在インフレが進み、物価が高騰しています。

現在1つ100円で買えるお茶が、10年後1,000円出さなければ買えなくなってしまったら、100円自体の価値は自然と下がります。

 

日本は現在低金利時代で、比較的金利が良いと言われているネット銀行の定期預金にお金を預けていても、0.2%程。100万円を10年預けていても、10年で20,000円ほどしか増えない計算になります。

 

インフレーションの影響でお金の価値がどんどん下がっていることを考えると、リスクを取らず元本保証に固執するほうが、逆にリスクを取ることになってしまうとも言えます。へッジファンドなどの金融商品である程度のリスクを取り、効率的にお金を増やしていくのがおすすめです。

 

続いて、価格変動のリスクです。

価格変動のリスク

ヘッジファンド価格変動のリスク

こちらも、ヘッジファンドに限らない話とはなりますが、投資先の金融商品の価格が変動すれば、大きなリターンが生じる可能性があると同時に、損失が生じることもあります。

 

価格の変動幅は、投資するヘッジファンドの投資戦略によっても異なってきます。価格が大きく変動するファンドであれば、運用が上手く行けば大きなリターンを得ることが出来ますが、失敗したときの損失も大きくなります。

 

逆に、価格の変動幅が小さいファンドであれば、価格が下に動いても損失は小さく抑えられますが、上に動いた際にも大きなリターンは望めません。

ご自身のリスク許容度をしっかり知り、ヘッジファンドへ投資することが大切です。

 

ここまで、ヘッジファンド投資で「資産を運用する」ことに対するリスクを2つ見てきました。どちらもヘッジファンド投資に限らず、投資全般に言えるリスクとなります。

投資を始める方は、しっかり理解した上で始めると良いでしょう

 

続いては、ヘッジファンド投資ならではのリスクについて見ていきます。

ヘッジファンドならではのデメリット

ヘッジファンドならではのリスク

ヘッジファンド投資ならではのリスクは、大きく以下の3つです。

 

1つ目は、流動性のリスクです。

流動性のリスク

ヘッジファンドはいつでも解約できるわけでない

流動性のリスクと言われてもピンとこないかも知れません。簡単に言うと、換金したい時に換金できないリスクと言えます。

 

例えば投資信託の場合、大抵のものはいつでも換金することが出来ます。しかし、ヘッジファンドは解約できる時期が決まっています。この解約できない期間のことを、ヘッジファンドの「ロックアップ期間」と言い、通常半年、または1年に1回のタイミングで設定されていることが多いです。

 

なぜヘッジファンドが「ロックアップ期間」を設けているかというと、ヘッジファンドは「私募」ファンドとなり、募集できる投資家の数が限られています。よって、まとまったファンドの運用資金を集めるためには、投資家1人あたりの最低投資金額を高額に設定する必要があります。

 

このように、ヘッジファンドの場合1投資者あたりの出資額が高額になるので、投資家からの解約が重なれば、その都度運用の戦略を練り直す必要があります。また、ヘッジファンドのファンドマネージャーが多額の運用資金を活かした運用戦略を実行しようとしても、資金不足で満足のいく運用ができなくなってしまう可能性があります。

 

リスクと聞くと投資家に取ってマイナスのイメージを持たれがちですが、このように、「ロックアップ期間」はしっかりとしたリターンを生み出すためのものでありますので、ヘッジファンドに投資する際はロックアップ期間を見越して長期的に運用できる資金を当てると良いですね。

 

続いては、プライムブローカー破綻のリスクです。

プライムブローカー破綻のリスク

ヘッジファンドプライムブローカー破綻のリスク

プライムブローカーとはヘッジファンドの運用者に、ファンドを運用するための資金の貸出などを行う会社のことです。

 

ヘッジファンドの戦略の中には、運用資金を借り自己資本を増やすことで、利益率を高める「レバレッジ」や手元にない有価証券を借りて売却し、価格が下がった時に買い戻すことで利益を出す「空売り」などの信用取引が含まれていることが多いです。

 

そこで、レバレッジや空売りを行う際には、ヘッジファンドの資産を担保とし、プライムブローカーから、お金や有価証券の借り入れを行うことがあります。

 

万が一そのファンドの資産を担保とするプライムブローカーが破綻してしまった場合、ファンドの資産が返還されない恐れがあります。

 

プライムブローカーといえば、米国大手のゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどが有名ですね。大手証券会社となれば、破綻のリスクは少ないとも言えますが、リーマン・ショック時にプライムブローカーでもあった米証券大手証券会社のリーマンブラザーズが経営破綻したことを考えると、1つのプライムブローカーへの依存度が高いファンドは避けたいところです。

 

3つ目は、まとまった解約請求のリスクです。

まとまった解約請求のリスク

ヘッジファンド解約のリスク

先述した通り、ヘッジファンドは私募ファンドとなり、投資信託のように公に幅広い投資者を募集することが出来ないファンドとなっています。投資家の募集人数も決まっている為に、運用資金を集めるために最低出資金も1,000万円~有名ファンドであれば数億円と高額となっています。

 

運用資金が巨額となることで、より戦略的な運用ができ、成功報酬型となっているヘッジファンドは運用に高いモチベーションを持ち続けることが出来るようになっています。

よって、投資者1人あたりの投資額が大きい為に、複数の投資者がまとまって解約請求をした場合、ファンドの運用資金が減り、場合によってはファンドの解散となる場合もあります。

 

ヘッジファンドは過去の運用成績もしっかり確認し、安定した運用が出来ているファンドに出資する必要がありますね

 

さて、ここまでヘッジファンド投資ならではのリスクを3つ見てきました。

あまり知られていないヘッジファンドだからこそ、リスクをしっかり理解した上で投資できると良いでしょう。

 

続けて、ヘッジファンドの投資手法に関するリスクも見ていきます。

海外では手法、戦略が失敗した事例も

ヘッジファンド運用失敗

現状複数のヘッジファンドは、レバレッジをかけて運用を行っています。

 

先述した通り、レバレッジというのは投資家から集めた資金にプライムブローカーなどから借り入れを行い、自己資本の何倍も多くの資金で運用を行うことを言います。

 

もし仮に、1000万円を運用して-10%の損失が生じれば、10万円の損失ですが、万が一1000万円の資金にレバレッジを10倍かけて運用していたら、1億円での運用となり、1,000万円の損失となります。

レバレッジは効率的に使用すれば少ない資本で、大きなリターンを望めます。低レバレッジで安定した運用が出来ているファンドを選ぶと良いでしょう。

 

ヘッジファンドの運用成績に関しては、ファンドマネージャーの手腕にかかっていると言っても過言ではありません。

ファンド選びの際は、どんな経歴のファンドマネージャーが、どのような戦略で現在までどんな成績を出せているのか、しっかり確認しておくと良いですね。

 

さて、ここまでヘッジファンドにおけるリスクについて説明してきました。

お気づきの方も多いと思われますが、ヘッジファンドのリスクと呼ばれるもののほとんどが、投資をされるのであれば取る必要のあるリスクであったり、リスクとは言っても、逆に投資家に利益を還元する為の縛りのようなものが多いです。

 

筆者も実際にヘッジファンドに投資を続けておりますが、実際に自分で投資するよりも安定したリターンを出せています。しかし、筆者のように良質なファンドに出会えれば良いですが、中には詐欺ファンドと呼ばれる悪質なファンドもあるのが事実です。

 

続いては、良質なヘッジファンド会社の選び方について紹介します。

リスクヘッジがしっかりしている会社を選ぶ

ヘッジファンド信頼できるファンドへ出資

ヘッジファンドには少なからず、詐欺と思われるファンドも存在しています。

代表的なのは、ポンジスキームと呼ばれるものです。

 

わかりやすく説明すると、投資者から投資資金を集め実際には運用せずに、リターンが出たと偽り、他の投資者へ還元することで、いかにも運用が上手くいっているように見せかけ、出資金が他の投資者へ還元する金額を上回ることができなくなった段階で、解散してしまうといったようなものです。

 

悪質なヘッジファンドに騙されないようにするために、1番に心がけたいのは「実際にヘッジファンドの担当者と面談をして納得するまで話を聞くこと」です。

 

「絶対に儲かります!」

「年40%は確実にリターンを出せます!」

 

そのような、美味しい話には要注意です。詐欺ファンドは投資者に顔を出しづらいこともある為 、出資する際は、しっかりヘッジファンドの担当者と実際に会い、面と向かって話を聞けるということころはファンド選びの際には重視したほうが良いでしょう。

 

大切な資産を預ける訳ですから、信頼できるヘッジファンドに預けるべきですね。

 

最後に、まとめです。

問い合わせ時にしっかり商品に関して質問

ヘッジファンド面談

ここまで、ヘッジファンド投資のリスクを知り、ヘッジファンド投資は本当に大丈夫なのか?というところを解説してきました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

投資にはリスクがつきものです。取れる範囲内で上手にリスクを取れば、大きなリターンとなって戻ってくる可能性があります。自分の取れるリスクと相談しながら、ご自身にピッタリの良質なヘッジファンドに出会えると良いですね。

 

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