今からでも遅くない!仮想通貨入門講座

仮想通貨入門

2019年仮想通貨であるビットコインの価格は120万円を超え、2018年の急落から嘘のような値上がりを見せています。仮想通貨今や世界の著名な投資家も自身のポートフォリオに仮想通貨をいれるほど普及しており、その仮想通貨の波は日本にも到達しつつあります。

 

一方で、「仮想通貨ってそもそも何?」という方も多く、普及してきているとはいえ日本がまだそこまで仮想通貨に馴染みがないのが現状でしょう。しかしこの仮想通貨、資産運用の手段としてだけではなく、日常生活にも今後大きく影響してくる可能性があるのです。

 

そこで今回はマネーブリッジ編集部が、そんな仮想通貨をゼロから学べる入門講座として、仮想通貨の基本やメリット・デメリット、そしておすすめの通貨から実際の購入方法までを説明しているので是非チェックしてみてくださいね。

 

では早速、そもそも仮想通貨って何?という基本から見ていきましょう。

そもそも仮想通貨とは?

まず初めに、仮想通貨とは一体何なのかについて見ていきましょう。

 

仮想通貨というのは、名前の通り、「仮想上」つまりインターネット上に存在する通貨のことをいい、既に世界の至るところで実用化されています。ネット上にしか存在していない仮想通貨は、円やドルといった法定通貨のように実体がなく、管理・発行をすべてネット上で行われています。

 

そんな仮想通貨の始まりは、2008年に誕生した「ビットコイン」から始まりました。

世界で最初に誕生した「ビットコイン」

2008年に誕生したビットコインは元々、Satoshi Nakamoto(サトシ・ナカモト)という人物が発表した Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System という論文から誕生しました。

>>Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System(外部リンク)

 

この論文にはネット上で管理・発行できるビットコインと、それを可能にするブロックチェーン技術について書いてあり、これを見たハッカーやプログラマーがそれらを作り上げたと言われています。

 

誕生したばかりのビットコインは誰も利用しない無価値の通貨で、しばらく1ビットコイン=0円の状態が続きました。しかし2010年5月22日に、ビットコイン10,000枚でピザ2枚(25ドル)が交換され、これが世界で初めての「ビットコイン取引」となりました。10,000BTCなんて、今の価値で換算したら約82億円となっていますね。

 

いずれにせよ実物がなく、ネット上で決済できる仮想通貨はビットコインから始まったのです。ではネット上で決済できる仮想通貨は、同じ機能を持つ「電子マネー」と何が違うのでしょうか?

 

次では、仮想通貨と電子マネーとの違いについて見ていきましょう!

仮想通貨と電子マネーの違いとは?

そもそも電子マネーとは「円」や「ドル」といった法定通貨を利用せず、データ上(ネット上)で決済をするものです。ネット上で決済するオンラインマネー以外にも、SuicaやPASMOも非接触型の電子マネーとして人気がありますね。

 

そんな電子マネーと仮想通貨は明らかに違う点が2つあります。

仮想通貨=通貨、電子マネー=円

1つ目の違いは、仮想通貨は「円」ではないということです。

 

どういうことかと言いますと、電子マネーの場合は「円」での決済をより効率化、高速化するために利用するもので、結果的に「円」で決済していることに代わりはありません。

 

一方仮想通貨は、円を仮想通貨に両替してから決済に利用することになります。つまり、仮想通貨を1つの通貨として扱っていることになりますね。つまり仮想通貨=電子マネーではないのです。

発行元の存在

もう1つの大きな違いは、発行元の存在です。

 

SuicaやPASMOといった電子マネーには発行企業が存在し、発行企業に預けた「円」をオンライン上で引き出して利用するという仕組みになっています。

 

一方仮想通貨には発行元が存在しておらず、国や政府に管理されない「非中央集権」となっています。つまりすべてシステムで管理されている仮想通貨は国の管理を受けず、国に依存しないという特徴があると言えます。

 

国に依存しないというはつまり、世界中で決済することができ、さらにその国の経済状況やインフレによって価値が左右されないということになります。例えば南米のベネゼエラではハイパーインフレが発生し、前日まで紙幣1枚で購入できたものが翌日には10枚ないと買えないという事態が発生しました。

 

そんなベネゼエラでは、国の経済状況によって価値が変動しないビットコインが利用され始めていると言います。このように、ビットコインをはじめとする仮想通貨は発行元がいない分、自由で国際的な通貨になっていると言えますね。

仮想通貨のメリット・デメリット

次にここでは、仮想通貨のメリットやデメリットについて見ていこうと思います。

 

先ほど紹介した「発行元が存在せず、非中央集権」というのも仮想通貨の大きなメリットですが、他にも「国際送金が早くてコストが圧倒的に安い」というメリットがあります。

メリット:国際送金が早くてコストが圧倒的に安い

一般的に国際送金を行う際は銀行を利用することになり、銀行では平日のみ送金ができるようになっているかと思います。

 

しかし仮想通貨は土日・祝日も24時間送金することが可能で、最大でも1時間程度で送金が完了します。さらに手数料もかなり格安で、ビットコインで送金を行う場合はなんと0.0001BTC(約82円)で済むのです。

 

銀行で国際送金を行う際は平均で1500円程度かかりますので、それが82円になるなんて非常にお得ですね。

 

このように仮想通貨には、発行元が存在しないという点以外にも、海外送金が非常にお得になるというメリットがあるのです。では気になるデメリットについてみてみましょう。

デメリット:国の保証がない

仮想通貨が持つ最大のデメリットは「国の保証がない」ことです。

 

先ほど仮想通貨は国から管理されず、自由な通貨だと紹介しましたが、それは裏を返せば国から守られていないということにもなります。

 

インターネット上にしか存在しない仮想通貨にはハッカーからのハッキングリスクがあり、万が一ハッキングされてしまっても一円も帰ってきません。自由度が高い仮想通貨は、一方ですべて自己責任なのです。

 

さてここまで、仮想通貨の基本情報や歴史、メリット・デメリットについて見てきました。今となっては世界中で普及している仮想通貨ですが、なぜネット上で誕生した通貨がこれほどまでに普及したのでしょうか?

 

それは次で紹介する「ブロックチェーン」という革新的な技術があったからになります。

仮想通貨を支えるブロックチェーン入門

ブロックチェーンというのは、今までのすべての取引履歴を記録した台帳のようなもので、「分散型台帳システム」ともいわれています。

 

つまり誰が誰に送ったのかがすべて漏れなく記録されている1つの履歴のようなものとなっているのです。またこのブロックチェーンは1か所に保管されているわけではなく、ネットワーク内の複数人に分散して保管されています。

 

複数に分散して管理されているので、1人がハッキングなどの被害にあっても、すぐに上書きして復元することができるのです。

 

さらにこのブロックチェーンは、取引履歴やデータが入った「ブロック」を鎖状につなげることによって不正や改ざんに強くなっています。というのも、このブロックの中には暗号化された数列が組み込まれており、一つ前のブロックの数列を次のブロックに組み込むことによってデータを結び付けています。

 

要するに一つのブロックデータを改ざんするためには、それ以前のブロックすべての数列を改ざんする必要があるのです。2008年からある無数のブロックをすべて改ざんするなんて現実的に不可能ですよね。

 

このように分散して管理でき、不正や改ざんに強いブロックチェーンは今非常に注目を浴びており、世界中のあらゆるものがブロックチェーンによって変わりつつあるのです。

 

ここまで入門講座として仮想通貨がどんなものであるのか、そしてそれを支えるブロックチェーンがどんなものなのかについて触れてきましたね。そこで次に、入門講座として紹介したいおすすめの仮想通貨について見ていきたいと思います!

おすすめの人気通貨を大紹介

ここではおすすめの仮想通貨として、「ビットコイン」、「イーサリアム」、「リップル」、「ビットコインキャッシュ」という、知っておきたい王道の通貨4種類について紹介していきます。

仮想通貨の王様「ビットコイン」

まず初めに紹介するのは、先ほども触れました最初の仮想通貨「ビットコイン」です。

 

ビットコイン

通貨単位 BTC
発行上限 2,100万円
時価総額ランキング 1位(約13兆円)
特徴 ・世界で最初の仮想通貨
・最も実用化されている

 

ビットコインは「最初に誕生した仮想通貨」として注目を浴びており、全仮想通貨の中でも特に実用化が進んでいる種類です。既に世界中の飲食店やホテルで利用することができ、日本でもビッグカメラやマルイ、そして最近ではH.I.Sでも決済導入が開始されましたね。

 

ビットコインはビックカメラで使える
引用:>>ビックカメラHP お支払い方法:ビットコイン(bitcoin)(外部リンク)

 

このように日常生活でも利用できるビットコインは、利便性も高い通貨だと言えますね。

画期的なシステムを持つ「イーサリアム」

2つ目におすすめする仮想通貨は、独自のシステムを持つ「イーサリアム」なります。

 

イーサリアム

通貨単位 ETH
発行上限 9,500万枚(上限未設定)
時価総額ランキング 2位(約3兆円)
特徴 ・スマートコントラクトを持っている

 

イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨で、独自のシステムである「スマートコントラクト」が非常に注目されています。

 

スマートコントラクトというのは日本語でいうと「賢い契約」という意味で、簡単に言いますとブロックチェーン上で契約の書き込みや履行を自動で行うというものです。

 

身近にあるもので説明するとしたら「自動販売機」です。自動販売機はお金を入れればそれに対する商品が提供されるようになっていますね。

 

つまり「お金を入れる」という契約条件と、「それに対応する商品を提供する」という契約内容が自動で行われているわけです。イーサリアムが持つスマートコントラクトは、銀行や金融機関だけでなく不動産の契約やカーシェアリングなど、「契約」を伴う業界全般から注目されているのです。

送金や換金に特化した「リップル」

入門講座として3つ目におすすめする仮想通貨は、「リップル」になります。

 

リップル

通貨単位 XRP
発行上限 100,000,000,000枚
時価総額ランキング 4位(約9,000億円)
特徴 ・海外送金に特化している
・出資元が大企業ばかり

 

アメリカの「Ripple. Inc」社が発行しているリップルは元々送金システムの総称のことをいい、特に海外送金や換金に突出しています。中でもリップルが予定している「ブリッジ通貨」という機能が注目されており、リップルを軸に世界中の通貨が交換・換金できる仕組みになっています。

 

例えば持っている「日本円」を友人がいるアメリカに送金したい場合、「送金する銀行(円)→日本銀行→受け取りコルレス銀行→アメリカの中央銀行→送金先銀行(ドル)」というプロセスを介することになります。実際にドルに換金されて届くまでに多くの仲介銀行が介入するため、手数料も高く、送金までに時間がかかるのです。

 

これがリップルのブリッジ通貨なら、「円→リップル→ドル」という極めてシンプルな送金プロセスになり、コストや時間が大幅に改善されると言われています。ブリッジ通貨としてまだ正式な発表はありませんが、今後予定されているので持っておいて損はない通貨ではないでしょうか?

ビットコインから分岐した「ビットコインキャッシュ」

入門講座として最後に紹介する仮想通貨は、ビットコインのスピンオフ版として誕生した「ビットコインキャッシュ」です。

 

ビットコインキャッシュ

通貨単位 BCH
発行上限 2,100万円
時価総額ランキング 3位(約1.3兆円)
特徴 ・取引速度が速い
・ロジャー・バーからサポートされている

 

先ほども触れましたように、ビットコインキャッシュは8月に起きたビットコインの分裂問題の時に誕生した仮想通貨で、現在時価総額ランキングは3位となっています。

 

そんなビットコインキャッシュのブロックサイズは8MBとなっており、1BMのブロックを持つビットコインと比べると圧倒的に取引スピードが速いと言えます。さらにビットコインと比べてセキュリティ面も優れているので、今後大きく成長してくる仮想通貨だと言えますね。

 

ここでは入門講座として、初めての方におすすめの仮想通貨を4種類見てきました。それぞれ異なる特徴があり、今後どれが上がるのかは正直誰にもわかりませんが、ここで紹介した仮想通貨は持っていても良いのではないでしょうか?

 

では次に、仮想通貨を始めるために覚えておきたい購入方法や始め方について見ていきましょう。

始めるために必要なこととは?

仮想通貨を始めるためには、「取引所に登録」、「日本円の入金」、そして「実際に購入する」という手順がありますので、それぞれ順を追ってみていきましょう。

まずは取引所に登録しよう

仮想通貨を始めるためには「取引所」への登録が必須になります。

 

そもそも取引所というのは、仮想通貨を「買いたい人」と「売りたい人」をマッチングさせる場所のことをいいます。本来仮想通貨は人と人が直接売買を行う「相対取引」で普及してきましたが、自分で買い手や売り手を探すのは難しい。ということで取引所ができたのです。

 

取引所はマッチングさせる代わりに手数料をとり、それを利益にしています。そんな取引所は国内にも10社以上ありますが、今回は登録者数国内No.1、そしてビットコイン取引量世界No.1の「bitFlyer(ビットフライヤー)」を例に登録方法や手順を見ていこうと思います。

bitFlyer(ビットフライヤー)」の登録方法

  1. 1. 公式サイトへアクセスし、メールアドレスを入力して「アカウント作成」をクリック

     

    公式サイトへアクセス

  2. 2. 入力したアドレス宛にパスワードが記載されたメールが届くので、それを使ってアカウント登録を行います。そのあと、4つの項目にチェックをして「bitFlyerをはじめる」をクリック

     

    4つの項目にチェック

  3. 3. 個人情報として氏名、性別、生年月日、国、住所などを入力し、「登録情報を確認する」をクリック

     

    個人情報

 

これで一旦bitFlyerのアカウント作成は完了です。しかし実際に購入するためには、アカウントクラスを「トレードクラス」にする必要があります。アカウントクラスをトレードクラスにするために、「身分証明書」のアップロードや「銀行口座の入力」を行い、最後に転送不要書留郵便を受け取れればOKです。

 

今回はbitFlyerを例にしていますが登録方法自体はどこの取引所もあまり変わらず、特別なものは何も必要ありません。手順もシンプルで簡単ですので、誰でもすぐに始めることができますね。

 

では次に、仮想通貨を購入するために取引所に日本円を入金してみましょう。

入金してみる

bitFlyerへの入金方法は「銀行振り込み」と「クイック入金」の2つがありますので、それぞれ見てみましょう。

銀行振り込み

銀行振り込みを行う場合は、トップページ左側にあるメニューの中の「入出金」をクリックし、「日本円ご入金」を選択する。

 

銀行振り込み

 

するとbitFlyerの振込先情報が記載されているのでこちらに入金するだけです。時間帯や曜日によっては翌日に反映される場合がありますが、手数料も安いのでおすすめです。

クイック入金

クイック入金を行う場合は、先ほどの「入出金」の画面にある「クイック入金」を選択し、振込金額を入力するだけです。

 

クイック入金

 

申請が終わったらコンビニや提携銀行で振り込めばすぐに反映されます。ちなみにbitFlyerでのクイック入金には324円の手数料がかかりますが、すぐには繁栄されるのですぐに購入したい方にも便利ですね。さてこれで取引所の登録も終わり、日本円の入金もできました。これで、仮想通貨の購入の準備は整いました。

実際に買ってみる

例えばbitFlyerでビットコインを購入する場合は、購入方法は「ビットコイン取引所」「ビットコイン販売所」「クレジットカードで買う」の3種類あります。

 

ビットコイン取引所
ビットコイン取引所は先ほど触れましたように、ビットコインを買いたい人と売りたい人が集まっている場所で、手数料は安いが買い手や売り手がいないと取引が成立しません。
ビットコイン販売所
販売所は取引所が保有しているビットコインから購入できる場所で、望む数量をすぐに購入できるが手数料が高くなっています。
クレジットカード購入
こちらはそのままですが、クレジットカードで仮想通貨を購入することになります。

こちらもすぐ買えますが、「ビットコイン」か「イーサリアム」しか購入できない上に、購入した仮想通貨は1週間送金や換金できませんので注意しておきましょう。

 

筆者は手数料が安い「ビットコイン取引所」で購入していますが、ご自身のスタイルに合わせて選択すると良いでしょう。

 

ビットコインの購入は簡単で、「購入したい数量」と「購入するときの価格」を入力して、「コインを買う」をクリックするだけです。ただ、これはあくまで注文を入れただけですので、実際にそれに応じる売り手がいて初めて購入できたことになります。

ここまでのまとめと内容

いかがでしたでしょうか?

 

今回は仮想通貨の入門講座ということで、はじめに仮想通貨の基本や歴史、メリット・デメリットについて見てきましたね。そしておすすめの仮想通貨として「ビットコイン」、「イーサリアム」、「リップル」、「ビットコインキャッシュ」の4種類と仮想通貨の購入方法についても紹介しました。

 

2019年に入って再度価格が上昇している仮想通貨は、今後もまだまだマーケットが大きくなっていく可能性があり、ここまで普及された仮想通貨はもう止まりません。

 

今からでも遅くないので、1つの資産運用方法として仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか?

 

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