投資して大丈夫?コモンズ投信の実績・口コミから分析

コモンズ投信
今回ご紹介するのは、独立系運用会社の「コモンズ投信」。

コモンズ投信は金融機関で経歴を積んだ伊井哲朗氏と、「論語と算盤」の著者でもあり、「日本の資本主義の父」と呼ばれる新1万円札の顔・渋沢栄一の玄孫でもある渋澤健氏の2名によって創業されました。

2009年に設定額約1億円から運用をスタートし、現在は純資産総額300億円越えと、右肩上がりで成長中の投資信託です。

そこで今回は、ファンド規模を着実に拡大しているコモンズ投信について、

  • コモンズ投信の概要
  • コモンズ投信の運用ファンドの成績や評判、手数料
  • コモンズ投信への出資・解約方法やセミナー情報

など同社に関する情報を総まとめ。

コモンズ投信に出資する・しないで迷っている方は特に必見のコンテンツです!

コモンズ投信の会社概要

まずはコモンズ投信の基本情報からチェックしていきましょう。

コモンズ投信とは?

社名 コモンズ投信株式会社
Commons Asset Management,Inc.
設立 2007年11月6日
所在地 東京都千代田区平河町2丁目4-5平河町Kビル5階
代表取締役社長兼最高運用責任者 伊井哲朗
取締役会長兼ESG最高責任者 渋澤健
資本金など 15億5189万5000円(資本準備金含む)

コモンズ投信は、金融機関に属さず自社でファンドを運用・販売する直販スタイルの独立系運用会社です。

現会長は、渋沢栄一を高祖父に持ち、米系投資銀行や米大手ヘッジファンドのムーア・キャピタルで活躍後、独立して経営や投資のコンサルティングを行うシブサワ・アンド・カンパニーを運用する澁澤健氏。

山一證券株式会社やメリルリンチ日本証券株式会社等でキャリアを積積み、投資関連書籍も出版する現社長の伊井哲朗氏とともにコモンズ投信を立ち上げました。

伊井さんは当時、本当にお客様に勧められる金融商品がないことに不満を抱いていた。私は、自分の個人的な長期投資の体験、澤上さんや村上さんとの出会い、経済同友会から得た知見などから、日本全国から「今日よりも良い明日」を望む個人の成長性ある資金が集まってくれれば会社の価値創造に貢献できる長期資本を共に創れると考えていて、それを投資信託という枠組みで提供したかった。両者の考えが一致したんですよね。

(引用:船出したコモンズ投信・・・顧客から信用を勝ち取った要因とは?

というように、伊井社長と渋澤会長の「誰もが長期的な資産形成が出来る長期投資のファンドを作りたい」という想いがコモンズ投信創業のきっかけとなったようです。

社名の「コモンズ」も、長期投資に共感した人々が集まる「共有地(コモン・グランド)」から名づけられたそう。

このような想いから設立されたコモンズ投信。一体どのようなファンドを運用しているのでしょうか?

3本のファンドを運用

コモンズ投信は「コモンズ30ファンド」、「ザ・2020ビジョン」、「コモンズ30+」を運用中。

ただしコモンズ30+はコモンズ30ファンドに投資するベビーファンドであり、「コモンズ30+しずぎん」のみの展開。

単にコモンズ30ファンドに約90%、静岡銀行の株式に約10%投資したものであるため、今回はコモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンに絞って深堀りしていきます。

さて、両ファンドは設定依頼起伏はありつつも、ファンド規模を徐々に拡大中。

コモンズ30ファンド基準価格推移
(引用:コモンズ投信株式会社HP

上記チャートのようにコモンズ30ファンドは、純資産総額・基準価額(基準価格)ともに緩やかに成長を見せています。

ザ・2020ビジョンはどうでしょうか?

コモンズ投信ザ・2020ビジョン基準価格推移
(引用:コモンズ投信株式会社HP)

2013年の設立以降、2017年~2019年頃まで純資産総額が横ばい状態だったザ・2020ビジョンも、ここ最近で基準価額・純資産総額ともぐんと伸びていますね。

このように右肩上がりで成長中のコモンズ30ファンドとザ・2020ビジョン。続いては両ファンドの投資方針や投資銘柄の違いなどを見て行きましょう。

何が違う?「コモンズ30ファンド」と「ザ・2020ビジョン」

今回検証するコモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンは、日経平均株価やTOPIX等の指標以上の運用を目指すアクティブファンド

指標と連動した値動きを目指すインデックスファンドとは異なり、独自のマーケット調査や分析で運用されています。

投資戦略の比較

まずはそれぞれどのような戦略で運用されているのか比較してみましょう。

コモンズ30ファンドは長期目線

ファンド名に「30」とあるように、同ファンドは30年後も存続できるほど、長期にわたって成長する力のある強い会社のみに投資

長期投資にこだわる理由は、

  • 日本でも長期投資を当たり前にし、個人の資産形成をサポートする
  • 日本の経営者にとっても事業を長期的にサポートする長期投資家の存在が重要である

という、日本の個人投資家と経営者の支援をしたいという想いによるもの。

コモンズ30ファンド企業価値評価基準
(引用:コモンズ投信株式会社HP)

そのため、財務情報のような「見える資産」だけでなく、対話力や企業文化のような「見えない資産」も含めて会社の成長力を慎重に判断し、投資先を決定しています。

ザ・2020ビジョンは中長期目線

一方ザ・2020ビジョンは、常に5~10年先を見据えた運用が前提

2020年を起点に日本は物ではなく心の豊かさを求める時代へ大きく変わると共に、新たな企業が成長・活躍すると予測したコモンズ投信は、変化し始めた会社変化にチャレンジする会社に着目。

全上場企業の中で、

  • 定性評価(経営者交代やビジネスモデル等の変化)
  • 定量評価(業績等の変化)
  • 企業の成長性や株価の割安度
  • 相場環境や流動性

などの観点から今後中長期間で株価上昇が見込める銘柄を厳選して投資しています。

銘柄数と具体的な投資先企業の比較

では、両ファンドが実際にどのような会社に投資しているのかもチェックしてみましょう。

コモンズ30ファンドは国内企業30銘柄へ投資

同ファンドはポートフォリオの100%近くを国内30企業の株式へ出資

大型株メインであり、投資先には下記組入上位10銘柄以外にも三菱商事株式会社や資生堂株式会社など、馴染みのある企業が名を連ねます。

コモンズ30ファンド組入銘柄
(引用:コモンズ投信株式会社HP ※2020年10月末時点)

投資先企業の70%にあたる20社が海外売上高比率で50%以上、うち10社はなんと70%以上と、為替リスクを直接負うことなく世界の成長を享受できるのも同ファンドのメリットの一つでしょう。

ザ・2020ビジョンは国内企業50銘柄へ投資

一方ザ・2020ビジョンは大型株・小型株に関わらず、ポートフォリオの約90%を国内50企業の株式へ出資

コモンズ投信ザ・2020ビジョン組入銘柄
(引用:コモンズ投信株式会社HP ※2020年10月末時点)

平常時の株式の投資比率を100%近く設定し、成長企業が集まるマザーズ・JASDAQの上場企業にも約20~30%投資することで高利回りを狙う一方、下落リスクが高い時は安全資産である現金比率を増やすことで、リスクを回避しつつ収益最大化を狙ったダイナミックな運用を行っています。

社会貢献プログラムの導入など共通点も

このように両ファンドは運用方針や保有銘柄の数・会社の規模は異なりますが、以下3点は共通しています。

信託報酬の一部を寄付 コモンズ30ファンド:「コモンズ社会起業家フォーラム」等で選出された社会的課題解決に挑む起業家を支援する「コモンズSEED Cap」
ザ・2020ビジョン:日本の障がい者スポーツを支援する「コモンズPOINT」
チーム体制で運用 伊井社長一人に依存せず、運用チーム(ファンドマネージャーや複数のアナリストから構成)で組入銘柄発掘や投資判断などを実施
顔が見える運用 コモンズ投信のHPで一人ひとりの経歴なども明示

もともとはコモンズ30ファンドは伊井社長が、ザ・2020ビジョンは糸島孝俊氏が設定来ファンドマネージャーを務めるも、2018年の糸島氏が解任されてからは両ファンドとも伊井社長が最高運用責任者として統括しています。

さて、ここまでコモンズ投信のファンド特徴を比較しましたが、投資先検討時に最も気になるのはやはり実績や運用コストですよね。

気になる運用成績・手数料を比較

先述の通り、コモンズ30ファンドとザ・2020ビジョンは指標を上回る成績を目指すアクティブファンド。

では、実際に両ファンドはしっかりと成績を出せているのでしょうか?

運用実績を比較

コモンズ投信のファンド2本と、同じく国内株式型であり近年ずば抜けた成績で人気を集めるひふみ投信、代表的指数の日経平均株価、TOPIXで比較してみましょう。

期間
(2020年10月末基準)
日経平均株価 TOPIX コモンズ30ファンド ザ・2020ビジョン ひふみ投信
トータルリターン
(年率)
過去1年 0.22% -5.26% 3.31% 44.22% 15.01%
過去3年 1.44% -3.65% 1.41% 15.35% 4.75%
過去5年 3.78% 0.27% 5.73% 11.42% 11.27%
過去10年 9.58% 6.89% 10.22% 17.74%
シャープレシオ 過去1年 0.19 1.39 0.83
過去3年 0.08 0.60 0.27
過去5年 0.37 0.49 0.69
過去10年 0.67 1.15
標準偏差 過去1年 17.02 31.81 18.04
過去3年 16.79 25.51 17.52
過去5年 15.68 23.11 16.24
過去10年 15.36 15.40

(参考:モーニングスター)

コモンズ30ファンドの場合、凡そ全ての期間で株価指標を上回る成績で推移しているものの、ひふみ投信と比べると、トータルリターンはどの期間を見ても大きく差をつけられています。

価格変動リスクを表す標準偏差では大差はなく、運用効率を測るシャープレシオでもひふみ投信に劣後している状況。

コモンズ30ファンドは、同じ国内株市場を土俵に戦うひふみ投信と比較すると、リスクに対する投資効率は高くないと判断せざる負えないでしょう。

一方のザ・2020ビジョンは、トータルリターンでどの期間も指標を上回るだけではなく、ここ数年はひふみ投信の倍以上の高リターンで推移。なんと過去1年では約45%という驚異的な利回りを記録しています。

一般的に1を超えると優秀と言われるシャープレシオでも、ここ1年で1を超えており、過去3年ではひふみ投信を上回る効率で運用できていることがわかります。

ただし、標準偏差(価格変動リスク)は要注意。日経平均に連動するインデックスファンドの多くは標準偏差が17%程。

同じ水準を保つひふみ投信に対して、ザ・2020ビジョンは価格変動リスクが大きく、比較的ハイリスクな運用となってしまっているようです。

手数料を比較

購入時
手数料
信託報酬
(税込み)
信託財産
留保額
コモンズ30ファンド なし 年1.078% なし
ザ・2020ビジョン なし 年1.265% なし
ひふみ投信 なし 年1.078% なし

上記3ファンドとも購入時手数料が無料のノーロード・ファンド

ただし、コモンズ投信の両ファンドは、販売会社経由だと購入時手数料が生じる場合があることや、各ファンドの純資産総額によって信託報酬率が変更されることから、購入機関やタイミングでの最新情報を確認しましょう。

どのファンドもアクティブファンドの信託報酬の平均約1.5%よりも低いですが、大切なのは運用コストとリターンのバランス。

コモンズ30ファンドはひふみ投信と手数料が同じであるのに対し、利回りや運用効率面で同社に劣後しているため、リターン重視の場合、コモンズ30ファンドへ投資するメリットは感じられません

一方でザ・2020ビジョンは手数料が他2ファンドより高いですが、ハイリターン創出も期待できます。

しかし、ファンド運用歴の浅さや価格変動リスクも高いことから、今後現在のような高利回りが狙えるとも限らないため、ご自身のリスク許容度を考慮したうえで分散投資先の一つとして検討するのが良いでしょう。

評判はどう?口コミ・受賞経歴をチェック

投資先ファンドを選定する際には、受賞経験やSNSでの口コミなどの評判も重要な判断材料になります。

では、実際の投資家や投信業界はコモンズ投信をどのように評価しているのでしょうか?

受賞経歴

投資信託の評価や資産運用関連のコンサルティングをする格付け投資情報センターが表彰する「R&Iファンド大賞2015」NISA/国内株式部門にて、運用成績の向上が認められたコモンズ30ファンドが優秀ファンド賞を受賞しています。

しかし、そのほか目立った受賞経験はなく、他社独立系運用会社のセゾン投信や鎌倉投信が「R&Iファンド大賞」や「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」等で何度も入賞しているのと比べると、やや頼りないと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

SNSでの評判

続いてはtwitterでのコモンズ投信の口コミ・評判を見てみましょう。

このようにtwitterでは、コモンズ投信の運用方針へ共感する声や、長期投資で効率よく資産形成できているという声などコモンズ投信を評価する口コミが多く見られました。

5ch(旧2ch)でも過去の書き込みが見られましたが最近のスレッドはないため、twitterや次に紹介するブログ・サイトを参考にすると良いでしょう。

参考にしたいブログ・サイト

SNSのほか、以下のブログやサイトを熟読することで、コモンズ投信について更に詳しく知ることができるでしょう。

コモンズ考、コモンズ広場

コモンズ投信ブログ

コモンズ投信は公式WEBマガジン「コモンズ考」と公式ブログ「コモンズ広場」を更新しています。

「コモンズ考」ではコモンズ投信の運用哲学や市場動向の解説・紹介し、「コモンズ広場」ではコモンズ投信の寄付活動に関わる最新情報やセミナーの案内などの発信をしています。

コモンズ考
コモンズ広場

みん評

コモンズ投信みん評
口コミ投稿サイト「みん評」でも、どのような部分に惹かれて投資先に選んだのか、実際にどのくらい実績が出たかなど、コモンズ投信の評判を知ることが出来ます。

みん評

最低投資額と出資・解約方法

さて、ここまでの情報を受けてコモンズ投信への投資を前向きに検討されている方は、事前にファンドの購入・解約方法も押さえておくと手続きもスムーズに進みます。

購入プランは2通り

コモンズ投信は直販型の独立系運用会社ではありますが、楽天証券やソニー銀行など提携する販売会社で購入することも出来ます。

それぞれ以下のようなメリットがあるので、ご自身に適した方法を選択すると良いでしょう。

  • コモンズ投信で直接購入するメリット:購入手数料がかからず、投資者向けのセミナーやイベントに優先的あるいは無料で参加できる
  • 提携する銀行や証券会社で購入するメリット:新しく口座を開設する手間がかからず、購入・売却時にMRF(お金をプールできる口座)に資金を待機させることができる

ここではコモンズ投信で口座を開設して直接購入する方法をご紹介します。

概要 購入方法
つみたて
プラン
月々3000円以上1円単位の指定金額を毎月自動引落しで積み立てて購入 申込書と預金口座振替依頼書を記入して送付・手続き完了後、買い付けされる
スポット購入 10000円以上1円単位の指定金額を好きなタイミングで購入 指定口座に購入金額を入金後、電話またはネットサービスにログインして申請後、買付けされる

つみたてプランは月々3000円からと、家計に無理なく始められる金額。毎月少額から積み立て投資しつつ、ボーナスなどの臨時収入が生じた際はスポット購入でまとまった資金を投資するといった併用も可能です。

解約プランは2通り

概要 解約方法
全額指定 1円以上1円単位で金額を指定して換金 電話またはネットサービスにログインして申請後、換金される
全部指定 全額を換金(全解約)

コモンズ投信の専用口座にてファンドを購入した場合の解約方法は、全額指定・全部指定の2通り。

受付日から5営業日目に指定口座へ振り込まれるようになっています。

「こどもトラスト」でこどもの資産づくりも可能

コモンズ投信ではこども名義の口座を0歳から開設できる「こどもトラスト(未成年口座)」で将来必要となる教育資金形成もサポート。

手続きや取引を親権者が代行する以外は、原則通常のファンドの購入と同じ。こども名義で月々3000円からコモンズ30ファンドまたはザ・2020ビジョンに積立投資ができ、ジュニアNISAも利用可能です。

コモンズ投信の顧客の6人に1人(約16%)が未成年者というほど、人気を集めているサービスです。

投資初心者やこども向けのセミナーも開催

コモンズ投信では、コモンズ投信のファンド紹介はもちろん、投資初心者向けのセミナーや投資知識を深めるワークショップ、投資先企業のIR担当者との対談等のイベント等も定期的に開催。

既出の「こどもトラスト」受益者のお子様向けにも、お金や経済のことを学んだり投資先の会社見学をしたりする「こどもトラストセミナー」を行っています。

セミナーへの参加で投資の基礎知識からコモンズ投信のことまでじっくり学べるため、興味のある方は一度参加してみると良いでしょう。

コモンズ投信への出資前に知っておきたいこと

利回りや手数料だけでなく、収益に大きく関わる以下のポイントについても事前にしっかりチェックしておきましょう。

分配金は自動的に再投資される

コモンズ投信は、年1回のファンド決算時に各ファンドの分配方針に従って分配金の有無を判断。

コモンズ投信分配金再投資
(引用:SMBC日興証券 とうしんLab.

しかしコモンズ投信のファンドは分配金再投資専用のファンドのため、分配金が発生しても現金では支払われず自動的に手数料無しで再投資されます。

定期的な現金収入は得られないため、中にはデメリットに感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし分配金再投資ファンドの場合、運用益が元本に組み込まれるため、雪だるま式に資産が増える複利効果が高まるというメリットも。

長期で運用するほど複利効果が高まり、資産形成の効率性アップも期待できるので、一度どちらのスタイルがご自身に適しているか検討してみると良いでしょう。

NISAやiDeCoに非対応のファンドも

一定金額の範囲内の投資金額であれば、投資で得た利益が非課税になる税制優遇制度のNISAやiDeCoを活用することで、より効率的な資産形成も期待できます。

コモンズ30ファンド ザ・2020ビジョン
NISA
つみたてNISA ×
ジュニアNISA
iDeCo 一部金融機関でのみ対応 ×

つみたてNISAはコモンズ30ファンドにのみ対応していますが、NISAとジュニアNISAは両ファンドとも対応。

ただし、販売会社によっては非対応の場合もあるため、ご自身が利用予定の金融機関が対応しているか出資前に問い合わせしておくと良いでしょう。

iDeCoはコモンズ投信での直接的な取り扱いはありませんが、SBIベネフィット・システムズや楽天証券株式会社といった一部金融機関では、コモンズ30ファンドに限ってiDeCoの利用が可能です。

共通KPIも確認

コモンズ投信KPI
(引用:コモンズ投信株式会社HP)

上記チャートは、コモンズ投信の共通KPIの一部(2020年3月時点)。

このほか口座開設年別の損益状況や、5年以上コモンズ投信で積立投資中の顧客のうちプラス収益の人の比率などの情報も公表資料から知ることができます。

そもそも共通KPIとは「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」のこと。

リスクや手数料に見合ったリターンが生じているかを表す指標として、金融庁が各金融機関へ公表を促しています。
コモンズ投信_金融庁KPIまとめ
(引用:金融庁

投資を検討中のファンド同士でKPIを比較してみたり、上記のように共通KPI公表事業者全体の傾向をまとめた金融庁のデータも確認したりすることも、良い判断材料になるでしょう。

まとめ

さて、ここまでコモンズ投信について運用成績や評判、手数料などの気になるポイントからセミナーや出資・解約方法、注意点までまとめてご紹介しました。

コモンズ投信が運用する2ファンドは寄付プログラムが導入されているため、出資を通して社会貢献をしたい方にはおすすめです。

しかし、リターン重視の方にとっては、コモンズ30ファンドのパフォーマンスは今ひとつであるため、リスク許容度がクリアできる場合はハイリターンが期待できるザ・2020ビジョンがおすすめと言えるでしょう。

このように、投資先検討の際には利回りだけでなく運用効率やリスク度合いも他社ファンドとじっくり比較・検討したうえで決定すると安心です。

コモンズ投信以外にも最近話題のひふみ投信や、まとまった資金運用に適した国内ヘッジファンド等、投資初心者向けのファンドを紹介している記事もあるので、他の選択肢も見てみてみたいという方は是非参考にしてみてください。

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