国内ヘッジファンドBMキャピタルは怪しいのか?

BMキャピタル
ヘッジファンド投資に興味のある方であれば、一度は耳にしたことがあるであろう BM(ビーエム)キャピタル。東京に本社を置くBMキャピタルは、日本株投資に特化した国内ヘッジファンドです。

 

証券会社を通さずに直接契約となるBMキャピタルは、雑誌やネット媒体などのメディアで取り上げられることはなく、秘密結社のようで何だか怪しいとお考えの方も多いはず。

 

そこで今回は、実際に2014年からの5年間に渡りBMキャピタルに投資を行ってきたマネーブリッジ編集部が一投資者怪として、一見怪しいと思われる国内ヘッジファンドBMキャピタルに対するリアルな実情をまとめました。

 

今後BMキャピタルへの出資を検討している方に、おすすめのコンテンツです。では、まずはじめにBMキャピタルの概要を簡単にまとめてみます。

 

この記事の要点

・BMキャピタルは、先述した通り東京に本社を置く国内ヘッジファンド。
・出資額の高さ、情報の少なさ、年利10%以上高利回りには「私募ファンド」ならではの理由あり。
・ネット上で得られる情報は少ない為、気になる人はお問い合わせをしてとことん聞いてみるべし。

 

BMキャピタルについて

BMキャピタルは、先述した通り東京に本社を置く国内ヘッジファンドです。

 

そこでまず、BMキャピタルの運営会社であるビーエムキャピタルインベストメント合同会社の概要を下に表でまとめてみます。

 

運用会社名 ビーエムキャピタルインベストメント合同会社(BM CAPITAL INVESTMENT LLC)
所在地 〒106-0032 東京都港区六本木7-18-1
事業目的 1、金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
2、各種事業への投資
3、有価証券の自己募集
4、経営コンサルティング業務
5、前各号に附帯する一切の業務

 

上記の内容から、ざっくり投資を行っている会社だということが分かると思います。この、ビーエムキャピタルインベストメント合同会社が実際のファンド運用を行っています。

 

そもそも、ヘッジファンドって怪しいと思われる方もいらっしゃると思いますので、ここで簡単にヘッジファンドについても見ていきます。

ヘッジファンドって怪しい

ヘッジファンドとは、投資のプロが複数の投資者から資産を預かり、一つの大きな資金として運用を行って生み出した利益から運用手数料を引いた額を投資者に戻す仕組みを持った金融商品です。ヘッジファンドの仕組みを分かりやすく図に表すと、以下の通り。

 

ヘッジファンド

 

簡単に言えば、投資のプロに運用を代行してもらう金融商品と言えます。さて、突然ですがここで質問です。皆様は、「ヘッジファンド」と聞くとどのようなイメージを抱かれますか?

 

無茶な運用で、預けたお金を減らされそう。

 

そんなイメージを抱いたのは、私だけではないはず。しかし、そもそもヘッジファンドのヘッジ(hedge)とは英和辞典を引くと「避ける」という意味で、元々は資産が減ることを「避ける」というところが語源です。ちなみに、「ヘッジファンド」という言葉はオーストラリアの社会学者のA・W・ジョーンズが自身のファンドを「ヘッジ」と呼んだことから始まったそう。

 

一見怪しいBMキャピタルも例にもれず、以下の2点(1点とも言えますが)を鉄則に資産を守る(=目減りをヘッジする)ことを大前提に運用を行っています。

 

鉄則1.損失を出さない事を信条とする
鉄則2.鉄則1を厳守する

引用:BMキャピタルHP 

 

また、日本では馴染みの少ないヘッジファンドですが金融大国のアメリカなどでは非常にポピュラーな投資方法の1つでもあります。現在アメリカには大規模なものだけでも、241のヘッジファンドがあると言われています。

 

有名海外ヘッジファンドには、以下のようなものが挙げられます。

 

  • レイダリオのブリッジウォーターアソシエイツ
  • ウォレンバフェットのバークシャー・ハサウェイ

 

どちらも有名なヘッジファンドですので、テレビや本などで見聞きした人もいるかもしれません。上記のファンドと比べれば小規模となりますが、BMキャピタルも同じヘッジファンドです。

 

いかがでしょうか?国内ファンドBMキャピタルについて少しづつ謎が解けてきたのではないでしょうか?続いて、BMキャピタルの怪しさの理由の1つになりうる最低出資金について見ていきます。

いくらから出資できるのか?

投資初心者の方に人気の金融商品、投資信託であれば、月々約100円~とコーヒー1杯分の価格から手軽に始めることが出来ます。こちらを踏まえて、ヘッジファンドであるBMキャピタルの最低出資金額を見ていきます。

 

Q:最低投資金額はいくらからですか?
A:原則として1,000万円から受け付けております。1,000万円以下での投資希望の場合は弊社役職員とご相談ください。

引用:BMキャピタル

 

正直、高いと感じた方が大多数なのではないでしょうか?しかし、BMキャピタルだけが最低出資額を高額にせっていしているわけではありません。多くのヘッジファンドでは最低でも1000万円、ものによっては億単位でないと買い付け出来ないファンドも多く存在します。

 

ヘッジファンドが最低投資金額を高額に設定しなければならない理由としては、ヘッジファンドの投資者募集方法になります。ファンドの募集方法には「公募」と「私募」の2種類があり、それぞれ以下のような違いが見られます。

 

公募私募

 

上記の表からわかる通り、ヘッジファンドは自由度の高い運用が出来る代わりに、投資者の募集方法、募集人数に強い制限がかかっています。その為、ある程度の運用資金を集めるためには一人の投資者からまとまった資金を集める必要があります。

 

ここまでの内容で、ヘッジファンドであるBMキャピタルの最低出資額は1000万円と高額に設定されており、かつ証券会社などを通して大々的な募集が行われていない理由がわかったのではないでしょうか。

 

さて、投資を始めるなら気になるのは手数料。投資をプロに任せる為、高額な手数料を引かれたらどうしようと不安になりますよね。

 

そこで続いては、BMキャピタルの手数料にフォーカスを当てて紹介していきます。

手数料は高くないか?

ヘッジファンドに関しては、絶対収益という方式で手数料が発生します。

 

絶対収益 例:ヘッジファンド 相対収益(例:投資信託)
出たリターンに対し、〇%という形で手数料が発生する。(=リターンが出た時だけ支払い) 預け資産に対し、〇%という形で手数料が発生する。(=リターンが出なくとも支払い)

 

ヘッジファンドであるBMキャピタルも、絶対収益型で運用に成功し出たリターンに対し、手数料が発生します。そこで気になる、BMキャピタルの手数料はいくらなのでしょうか?

 

Q:取引にあたって手数料などはどのようになっていますか?
A:弊社役職員より対面にてご説明させて頂きます。

引用:BMキャピタルHP

 

残念ながら、BMキャピタルの手数料は公に公表されていませんが、ヘッジファンドの手数料は一般的に20%程と言われています。しかし、個々最近になりヘッジファンド業界の風向きは変わり、手数料の値下げムードに突入しているようです。

 

ヘッジファンドの運用成績は今年に入り上向いているかもしれないが、投資家から徴収する手数料は低下している。手数料が比較的安い資産運用会社からの圧力にさらされているためだ。

引用:>>Bloomberg ヘッジファンドの手数料低下-「2:20」定番モデルは風前のともしび(外部リンク)

 

ヘッジファンドに関しては、運用成績とファンドマネージャーの報酬が直結することもあり、過度な値下げ合戦は運用者のモチベーションをそぐことにつながりますので手放しで喜べませんが、今後の動向を注視できると良いでしょう。

 

さて、BMキャピタルの手数料がざっくりとつかめたところで続いてはBMキャピタルの運用方法について解説してい行きます。

運用方法は大丈夫?

投資を行う上でハイリスクと言われている投資手法に、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 信用取引
  • 先物・デリバティブ

 

まず、信用取引とは自己資本を担保に証券会社から株式を借りて、自己資本以上のトレードを行う投資方法です。信用取引は自己資金の何倍もの取引が行えるというメリットがある反面、大きく値下がりすると、自己資金以上の損失が発生します。

 

そんな、信用取引を利用し取引を行うのが先物・デリバティブであり、1996年には住友商事株式会社が銅先物取引で失敗し2,000億円を超える損失を発生させました。

 

上記のことからも、信用取引をおこなったり、先物・デリバティブに投資するのであればBMキャピタルへの投資は控えるつもりでしが、BMキャピタルは投資対象を「国内株のみに限定しており、信用取引は行わない。」ことが約束されています。

 

多くのヘッジファンドとは異なり、いい意味で控えめで無茶をしない運用方法は資産を安全に運用していきたい方には嬉しいですよね。

 

そうなると、BMキャピタルはどうやって年間10%以上の利益を出しているのか?と疑問に思われると思いますがその答えは以下で説明してきます。

ベンジャミン・グレアムのバリュー投資

BMキャピタルの投資戦略は、バリュー投資となっています。

 

弊社の投資は全てのバリュー投資家の父、ベンジャミン・グレアムの投資理論を礎としており、投資における「安全域」を最も重要視し、投資元本の安全性を確保しながら満足できる収益を生むバリュー投資を基本方針としています。

引用:BMキャピタルHP

 

BMキャピタルHP上にも、バリュー投資の父ベンジャミン・グレアム氏の投資理論「バリュー投資」をベースに運用を行っていることがわかります。よって、BMキャピタルの運用方法を知りたい方はベンジャミン・グレアム氏のバリュー投資に関する著書を1冊でも読まれると理解が深まるでしょう。

 

ベンジャミン・グレアム氏の著書一例
・賢明なる投資家 - 割安株の見つけ方とバリュー投資を成功させる方法
・グレアムからの手紙 ──賢明なる投資家になるための教え

 

しかし、今手元に上記の書籍をお持ちの方はそう多くないと思いますので、ここで簡単に「バリュー投資「について説明しておきます。

 

業績良し、資産も潤沢!

 

そんな会社の株式が、ものすごい安価に放置されていたらどう思いますが?しかし、市場においてそのような株式は結構多く存在しており、その多くは企業経営に何らかの問題がある場合がほとんどです。

 

BMキャピタルは、このような本来の価値より割安状態で放置されている株式を購入した後、実際に企業訪問を行い経営者と直接対面し、「このような行動をとれば企業価値が上がるのでは(=株価上昇)」といった働きかけを行います。

 

BM

 

その働きかけによって、株価が上昇したところで売却し利益を確定させます。景気の上昇に乗っかり株価の上昇を待つ方法と比べると、相場の上がり下がりに左右されず確実に利益を狙っていける点でBMキャピタルは利回り10%以上の「安定的」な運用が可能となっています。

 

また、このような活動から投資者に利益をもたらすだけでなく、日本企業を活性化させ、日本国経済を発展させてたいという強い使命感を持ち、投資を行っている点は国内ファンドであるBMキャピタルならでは。

 

最後に、BMキャピタルの怪しさの元凶とも言ってよいBMキャピタルに関する情報の少なさの理由について見てきます。

BMキャピタルの口コミ・評判が見当たらない

投資信託の場合は、インターネット上で検索すれば

 

  • おすすめファンド紹介
  • 投資者のブログ

 

など、情報収集は容易です。また、証券会社のホームページを訪ねれば、ファンドの時価が毎日公表されいますし、運用レポートとして運用成績も誰でも閲覧することが出来ます。

 

しかし、BMキャピタルのようなヘッジファンドの場合、どこを探しても運用成績や投資対象など投資者の知りたい情報が公開されていません。

 

その理由としては手口をさらすと、他のマネージャーがまねをして漁夫の利を得る可能性があるからです。よって、ヘッジファンド会社のホームページはいたってシンプル。

 

よって、ヘッジファンドについて知りたい方は問い合わせをして、実際に対面でいろいろ質問する必要があります。BMキャピタルに関しても、実際に面談をするとわかりますがどんな質問にも丁寧に答えてくださいます。

 

金融に関しては、よくわからないそんな方でもBMキャピタルに関しては「投資初心者のための国内投資会社」とうたっているだけありお願いすればわかりやすくかみ砕いて説明してくれます。

 

弊社は投資初心者のための国内投資会社です。
引用:BMキャピタル

 

難しい言葉を並べたてず、投資者に合わせた説明を行ってくれる点もBMキャピタルに投資を決めた1要因となりました。

 

最後にまとめです。

問い合わせて聞いてみる

さて、BMキャピタルに投資を行ってきたマネーブリッジ編集部が投資者目線で一見怪しくも思えるBMキャピタルに対する実情をまとめました。いかがでしたでしょうか?

 

怪しく思われがちなBMキャピタルですが、投資方法はいたってシンプル。ヘッジファンド・BMキャピタルというカタカナ用語の難しいイメージが先行してしまっているような気もします。

 

先述した通り、BMキャピタルに関してネット上で得られる情報は少ないですので、気になる人はまず1度お問い合わせをして気になることを聞いてみると良いでしょう。

>>BMキャピタルお問い合わせページ

 

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