資産運用をする前に勉強しておくべき4つのポイント

資産運用勉強
資産運用を始めよう、思い立ったが吉日始めるのは良いことですが知識ゼロの状態で始めることはおすすめできません。

 

投資はいわば情報戦のようなところもあり、投資に関する最低限の知識だけでもつけてから始めることで資産運用の成功確率は格段にアップします。

 

そこでここでは、マネーブリッジ編集部がこれから資産運用を始めるなら知っておきたいポイントをまとめて紹介していきます。2019年これから資産運用を始めたいと考えている方は必見のコンテンツです。

資産運用が必要なわけ

日本は超低金利時代に突入し、銀行預金だけでは資産運用とは言えません。

 

以下、日本の政策金利(日銀が銀行へお金を貸し付けるときの金利)の推移を表したグラフとなります。下グラフを見ても、日本の金利の低さは一目瞭然。

 

低金利
引用:>>三菱UFJ信託銀行株式会社 日本の金利はどのような状況ですか(外部リンク)

 

少子高齢化、社会保険料の負担増、昔のような終身雇用制度もなくなり、将来に対して楽観視してもいられない時代になってきました。経済的に豊かに暮らすには資産運用が必要です。

金融商品は商品によってリスクとリターンが異なる

資産運用を始めるとなると、多くの人は株や債券などの金融商品を売ったり買ったりすることになります。

 

そしてそんな金融商品の売買を行うことで、リターンを得られる可能性があると同時に、マイナスになるリスクも負います。そして、売買する金融商品によって付随するリスクとリターンの大きさはそれぞれ異なります。

 

また、リスクとリターンは反比例する関係性を持っており、基本的には「ハイリスク・ハイリターン」、「低リスク・低リターン」と高いリターンを得ようとするとリスクも高まる傾向にあります。リスクがなく、リターンが高いと言った調子のよい金融商品は存在しません。

 

リスクとリターン
引用:>>日本証券業協会HP リスクとリターン(外部リンク)

 

ノーリスクで利回り10%と言ったおいしい話は、詐欺の可能性はありますので疑った方が良いですね。

>>資産運用代行会社に騙されない3つのポイント

 

では早速、ここからが本題の実際に資産運用を行う前に勉強しておくべき4つのポイント話に関する話をしていきます。

資産運用の勉強ポイント①長期投資の重要性

短期売買での収益だけではなく、長期投資で安定した収益をあげることも大切です。長期運用の際は複利を利用して資産を効率的に運用します。

単利と複利

単利とは元本に対して利息のみでの資産運用です。例えば、利率3% 運用期間5年 資金110万円で単利運用した場合、100万円×(1+利率/100×運用期間)=115万円。5年で115万円まで資産を増やすことが出来る計算になります。

 

反対に複利とは一定期間ごとに支払われる利息を元本に足して、その新しい元本に対して利息が計算されることです。上記と同じ条件で1年複利資産運用した場合100万円×(1+利率/100)預入期間=115万9274円。これが半年複利だと、100万円×(1+利率÷2/100)預入期間×2=116万540円になります。

 


利率3% 運用期間5年 資金110万円で運用して形成される資産額

単利運用 115万円
複利運用 115万9274円
半年複利運用 116万540円

 

いかがでしょうか?

 

利息の再投資期間が長い商品よりも短い商品の方が複利効果が高くなることが分かったと思います。この計算式は、資産運用の勉強の基礎になるので覚えておいてください。

資産運用の勉強ポイント②分散投資の重要性

分散投資でリスクを管理しましょう。

 

資金を複数の投資対象に分けることで、1つが値下がりしても他の物でカバーする相殺効果を利用して全体のリスクを軽減させることができます。

 

分散例

銘柄分散 複数の銘柄に分散投資
資産分散 複数の市場に分散投資
地域(通貨分散) 複数の地域(通貨)に分散投資
セクター分散 複数の異なる銘柄群に分散投資
時間分散 投資のタイミングを分散

 

この様に分散投資でも様々な種類があります。一般的に資産分散では株式と債券が用いられます。これはこの2つが反対の値動きをすると言われているからです。

 

では次に分散効果の高い時間分散による資産運用を例にあげて見ていきます。

ドル・コスト平均法

時間分散は「ドル・コスト平均法」が有効であるとされています。これは一定金額を一定期間ごとに継続的に投資する方法です。

 

以下、毎月決まった額の金融商品を購入する「ドルコスト平均法」と毎月決まった量の金融商品を購入する「定量投資」で金融商品の平均購入単価を比較してみます。
※投資の基本は「安く買って高く売る」ですから、金融商品は出来るだけ安く買えた方が良い。

 

例)投資信託A 月々1万円の投資 期間4か月 購入時の基準価格10,000円>12,000円>8,000円>10,000円とする

 

ドル・コスト平均法

  1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目
購入金額 10,000円 10,000円 10,000円 10,000円
購入口数 10,000口 8,333口 12,500口 10,000口

 

購入金額合計 40,000円
購入口金額数合計 40,833口
平均購入価格 9,796円

 

ドルコスト平均表での平均購入価格は、9,796円と計算できました。

 

上記を踏まえて、以下定量投資で金融商品を購入した場合です。

定量投資

  1ヶ月目 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目
購入金額 10,000円 12,000円 8,000円 10,000円
購入口数 10,000口 10,000口 10,000口 10,000口

 

購入金額合計 40,000円
購入口金額数合計 40,000口
平均購入価格 10,000円

 

定量投資での平均購入価格は、10,000円と計算できました。

 

この様にドル・コスト平均法を利用すると、高値のときは少量、安値の時は沢山購入することで平均して安く購入することが出来ます。また、金融商品の購入のタイミングをいちいち図らなくて良い点は、これから資産運用を始める投資初心者の方には嬉しいポイントです。

資産運用の勉強ポイント③金融商品の良しあしを見分ける3つの基準

この基準こそ、金融商品を勉強で知っておくべきもっとも重要なポイントです。そして、金融商品には3つの要素があります。

 

  • 安全性:どれのように元利金の支払いが確保されるか
  • 流動性:どれだけ自由に現金化できるか
  • 収益性:どれだけ収益が期待できるか

 

あなたが実際に資産運用を始める前には、何のための運用かを明確にして勉強することが重要です。

 

例えば運用期間が長く余沢資金での資産運用であればハイリスク・ハイリターンの商品でも良いでしょう。しかし確実に必要になる資金での運用であればローリスクの商品で勉強し運用した方が良いでしょう。

資産運用の勉強ポイント④リスクについて理解する

資産運用のリスクを勉強しましょう。以下が、資産運用を始めると取る可能性のあるリスク一覧となります。

 

インフレリスク 物価上昇で貨幣の価値が目減りするリスク
信用リスク 債券の発行体が破綻した場合に投資金額が回収できなくなるリスク
価格変動リスク 株・債券等の価格変動により資産価値が増減するリスク
金利変動リスク 金利変動による債券価格の変動リスク
為替変動リスク 為替相場の変動により資産価値の増減リスク
流動性リスク 自由に現金化できないリスク
カントリーリスク 政治的・経済的リスク
途中償還リスク 債券の中途償還による利回り低下や償還金の投資先の再度検討リスク

 

金融商品は市場に直結しているので様々なリスクを抱えています。信用リスク・金利変動リスク・途中償還リスクは債券での資産運用の際には購入の判断材料にします。

 

特に債券ではS&P(スタンダード&プアーズ)社のような第3者機関が評価する格付けなども勉強の参考にしましょう。

>>S&P日本(外部リンク)

成功する資産運用法を勉強するために必要なこと

以上、資産運用で成功するために、勉強すべき点をポイント別に見てきました。

 

資産運用は、得てして個々の商品の勉強が大事だと語られがちです。勿論、細かい投資テクニックや裏技のようなものも知っておいて損はありませんが、まずは今回説明したような「投資の基本」の部分をしっかり押さえることで、しっかりとした投資の基盤を作ることが出来るでしょう。

 

ちなみに当サイトには資産運用の勉強に役に立つ記事が他にもありますので、興味がある方はこちらも確認してみてくださいね。

 

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