おすすめの5000万円資産運用方法~ヘッジファンドと契約に至るまで~

ヘッジファンド

あなたが5000万円という資金を資産運用として確保した場合、以下の点についてまずは確認をしなければいけません。5000万円は、あなたの全財産に近い5000万円となるのか、1億円、あるいは数十億もっているうちの5000万円なのでしょうか。

 

この内訳次第によって、資産運用の方針は大きく変わってきます。またこれを読んでいるあなたが、何歳なのかによっても、資産運用5000万円の扱いは変わってくるでしょう。

 

筆者の場合、30代差し掛かったころから本格的に資産運用を始め、30代半ばで投資資金は5000万程ありました。そこでおよそ、5000万円強の資金を用いて次の資産運用である不動産投資をしたのです。

 

しかしその5000万円はなくなると困るお金、自分の総資産の多くを占める緊急には使用したい資金でもあったのです。それを、何を思ったか海外不動産に投資しました。

 

ここでは、筆者が5000万円を不動産投資で運用し失敗、その後ヘッジファンドで運用に落ち着くまでを当時を振り返り綴っていきます。今後、5000万円クラスのまとまったお金の運用をお考えの方は必見のコンテンツです。

5000万円で海外不動産を買った理由とその結果

なぜ突然資産運用の対象として、5000万円で海外の不動産を購入したのでしょうか。その理由は、以下の3つです。

1、投資先の分散として、不動産に手をだすことを決めていた

もともと株式投資をしていましたので、利回りは低くとも不動産での投資先の分散を考えていました。資産運用は分散投資が基本という...アレです。

 

経済の先行きが不安になっていく中、実物資産をポートフォリオに組み込むことは分散投資として有効な方法に思えたのです。

2、海外投資をしようと考えた

自分自身が日本で収入を得ていたので、日本円ではない為替の分散をしようと考えました。日本経済の不況の影響を受けて国内投資が上手くいかなくても、海外投資分で利益を出せれば資産の減少を防げると思ったからですね。

 

また、インフラが整った、都心の一等地にある不動産を日本ではありえない価格で購入でき、その利回りの高さにも魅力を感じました。

3、銀行が50%の融資をすると聞いていたので、レバレッジが効くと考えた

物件価値は当時のレートで、1億円ちょっとくらいでした。自分の5000万円と銀行から5000万円も借りれるのならと即決で決めました。

 

5000万円の資金に借り入れを行うことで、レバレッジ効果により収益性を高め、自身の資産形成を加速させられると思い込んでいました。

資産運用結果は散々...テナントはすぐに退去

5000万を現地通貨に替え、残りの5000万円を銀行から借りて、とてもいい立地の商業テナントを購入しました。しかし、テナントは半年で退去。お家騒動のようでよくわかりませんが、突然入居者はいなくなってしまいました。

 

また都市計画も思ったようには進まず、全く人の出入りが期待できなくなり、結果的に銀行に対する返済だけが残りました。年間で数百万の家賃を払って、やっとテナントに入ってもらいましたが、当初設定した家賃では全く入ってもらえず、融資返済額にぎりぎりの家賃を条件に入居をお願いしました。

 

5000万は実質ロックされてしまい、ほかの貯金から銀行への利子を返済する日々が始まりました。資産運用として不動産を選んだ結果は失敗でした。

 

ポジティブな面をいうなら、対ドル81円のときに購入しているので、今売れれば、家賃収入はなかったし、マイナスはあったけど、売買益は相当見込める状況です。しかし全く流動性がなく、売れません。これについては、今後の課題ですね。

不動産の失敗を経た今、資産運用は運用のプロにまかせる

5000万は不動産に変わり、売れないので換金性も失ないました。

 

そこで資産運用の対象として、あらためて株式投資を軸に考えるようになりました。理由は明確。資産運用で成功している人は多くが株式運用をしているからです。株価があれだけ乱高下するのは、人々の感情が揺れているからと解釈できます。

 

事実、株で負け続ける人のメンタルは、あまりに予想と違う方向に動いた株価に対し、目の前の含み損に耐えられなくなってしまい、慌てて売却し資産を目減りさせていくようなものですね。株式投資でみられる、これらマイナスを生む原因はただひとつ。投資理論が築けていないことです。

 

確固とした投資理論がないならば、知らない投資をするべきではありません。不動産投資で失敗した今、資産運用として2つのマイルールを決めました。

その1 ― 投資のよしあしを1年単位で判断できるものに投資をする。

どんな投資も、結果が約束されているわけではないです。なので、必ず一年区切りでこの資産運用が成功か失敗だったかをみて、だめな場合は撤退できるようなものに投資をすることが大事です。

 

長期的投資が資産運用を成功させる基本ではありますが、長期とはいえ途中でやめることができないこととは別です。つまりこれはすぐに現金化が可能(=流動性のあるもの)に投資をする、ということになります。不動産は流動性という意味においてはその確実性は強くなく、評価の分かれるところです。

その2 ― 自分がよく知っているものに投資をする。またはプロに預ける。

中途半端なスタンスで投資をしない。不動産のことを知らないのに資産運用として5000万円を投じたことは今考えると愚の骨頂。

 

やはり運用は、運用のプロにまかせる。あるいは勉強と経験を積み、プロくらい熟知している得意分野を作って自分自身で勝負する。このどちらかしかありません。

結果的にたどり着いたヘッジファンドとの契約

上記の経験を経て、自分で資産運用を行うのは無理と判断。

 

不動産は1年後、マイナスを出しながらも現金に換えることができ、もう一度5000万円に数字をあわせて資産運用の再挑戦です。プロに任せたい。しかし投資信託は信用できない。そこでヘッジファンドなど資産運用のプロに任せたいと考えるようになりました。

 

この5000万円だけは絶対に損できない。必ず結果を出す。強い思いで、以下のような点に気を付けてファンド探しがはじまったのです。

実績があるところ

投資先を決定する際、一番気になるのが運用実績。5000万円の資産運用の際、「年間10%」以上安定してリターンを出し続けているファンドを探すと決めました。

 

ヘッジファンドの利回りの平均値はだいたい15%程度と知っていたので、ファンド選びの際には10%を基準値としました。

手法が安定しているところ

ヘッジファンドといっても、いわゆるロングショート戦略以外にも、市場の良しあしに関わらず着実に利益を出せる運用手法を持っているファンドを探しました。

 

※ロングショート戦略:金融商品の「売り(金融商品を借りて売る)」と「買い」を同時に仕掛け、利益を出す方法のこと。

 

ロングショートや、オプションなどテクニカルな手法は時に危なっかしいので、それ以外の戦略を持っているファンドを重視しました。

資金の流動性が担保できるところ

契約期間は1年ごとで、更新できるファンドを探しました。またはオープンエンドで契約できて、原則的にはいつでも解約可能なファンド。

 

1年の結果をみて、だめならばすぐに契約を終えて資金を引越しさせなければなりません。懸念があったのは、バリュー投資などを基本におくファンドの場合、仕込んでから2-3年というスパンで持つバフェット流ロング戦略もあります。個人的には、そこまで待てません。一年でだめなら解約ができることは条件でした。

経歴が信用できるところ

金融業界を渡り歩いた経験者がファンドマネージャーをしているところじゃないと、5000万を預けることはできないと考えました。またファンドマネージャーの信用力を確認する意味で、機関投資家や資産家の資金を預かっているかの確認をしました。

 

理由は、機関投資家などプロの投資家はファンドを選ぶとき、相当のリサーチフィーを調査の専門機関に支払ってファンドやファンドマネージャーの経歴を調べ上げます。その厳しいチェックを経て投資が決まっているはずなので、投資しているメンバーの情報はかなり信用力調査には有意義なのです。

 

さらに、金融業界で何年も過ごした人だからこそ、その業界のネットワークも広くあり横のつながりから情報戦を勝ち抜くことも可能でしょう。

 

その意味もあって、ファンドマネージャーの信用力に関してはできるだけこだわりました。5000万円の資産運用の結果を左右するのは、まさにこの運用者に他なりません。

資産を分別管理しているところ(が、ベター)

投資信託を購入した際、投資家の投資金は信託銀行(下図、右端)等、運用会社ではない機関が資金を分別して保管します。

投資信託分別管理
引用:>>一般社団法人投資信託協会 投資信託の仕組み(外部リンク)

 

この事によって、仮に運用会社の経営者が資金を持ちにげしたり、他の事業に流用したりということを避けることができます。もっと言えば、資産運用会社が倒産をしてもあなたの資金は保全されます。

 

こういった管理体制は、投資信託を購入する投資家からみれば当たり前のことですが、ヘッジファンドでは最初から備わってない場合も見受けられるのです。と言いましても、何もヘッジファンドの道徳観に問題があるわけではありません。実際に分別管理を委託するにも管理フィーが発生し、年間で少なくとも数千万円が必要となります。

 

契約手数料や管理報酬等を合算して仮にファンド側の預かり資産から得られる収益を3%で計算しても、最低20億程度の純資産がないと分別管理はできません。

 

ファンドのスタートアップ時点で、50億でも用意できて立ち上がるのであれば問題はありませんが、5億~10億程度の小さいところからやっていくファンドも多数存在します。分別管理の体制ができていないからといって、それそのものがダメだということではありません。事実預かり資産が少ない小回りの利くファンドだからこそ、運用成績がよいのです。

サイズが小さいヘッジファンドの魅力

運用資産を1年で倍にするようなファンドがあるのも、その資産の小ささゆえです。

 

逆に、ファンドの資産が増えていくと、利回りが出しにくくなるのです。各ファンドは、成績をMAXで出せる自社のファンドのサイズ感を理解しています。

 

株式のロング・ショートだけならば、1000億までいけても、オプションをメインにするならば300億まで、アクティビストなら500億まで、など、ファンドには戦略に応じたキャパシティの限界があることも理解しなければなりません。

 

いずれにしても5000万円の資産運用先として、ファンドを考えるなら、当然分別管理しているファンドを選ぶのがよいでしょう。

ヘッジファンドとカストディアン

ただし、ヘッジファンドは日本においては信託銀行と契約するのではなく、カストディアンと契約をします。カストディ業務をするのがカストディアンなのですが、この機関が行う業務は、証券管理、決済管理、配当金・元利金受領管理、配当金受領報告などを受けもちます。

 

村上ファンドの腹心といわれるレノやエフィッシモといったファンドも、もちろん分別管理をしていますが、それぞれカストディアンをつけています。ヘッジファンドを本格的に運営しているところは当然ながら保全もばっちりということですよね。

 

機関投資家の5000万円はたいしたことないかもしれませんが、自分にとって5000万円は小さくない運用資金です。長期的視点に立って資産運用を試みる場合、安全に、少しずつでも構わないので利益を出し続ける委託先の候補として、プロの資産運用会社もいいと思います。このように、失敗や対象を間違えるなど経験をへて、5000万円の資産運用について理解をしていったわけです。

 

自分の性格と資産運用という相性に気づき、最終的に5000万円は全額、資産運用の専門会社との契約に集中したのでした。

>>ヘッジファンドランキング~国内トップ3社を徹底解説

5000万円の運用はプロに任せるのもあり

ここでは、筆者が5000万円を不動産投資で運用し失敗、その後ヘッジファンドで運用に落ち着くまでを当時を振り返り綴ってきました。いかがでしょうか?

 

5000万円ものまとまった資金は、相当の投資の知識がないの上手に運用しきるのは難しいのが正直なところ。投資に詳しくない、勉強する時間が取れない方は筆者のようにヘッジファンドのような投資のプロへ運用をお任せしてしまうことを考えても良いでしょう。

 

ヘッジファンドに関しては5000万円の運用自体はプロにお任せできる為、投資者としてできることはしっかりリターンを出せるファンドを「選ぶ」ことだけとなります。本サイトでは実際の投資経験からヘッジファンドのレビューも行っているので、ファンド選びの際には是非参考にしてみてください。

 

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