タイプ別!3000万円を投資するのにおすすめの商品一覧

3000万円を投資するのにおすすめの商品

運用資金が3000万円以上となると、投資先の候補が多くなり投資の幅が広がる一方、何に投資すれば良いのか迷ってしまう場合も多いですよね。

ここでは、そんな迷える方々にむけて3000万円を使ったおすすめの投資商品をタイプ別にご紹介致します。まず、3000万円の資産を資産運用する必要性について今一度確認してみましょう。

この記事の要点

・3000万円の運用先はリスク許容度(どれだけのリスクをとれるか)に合わせた商品を選ぶ
・投資にかけられる時間・労力・費用のうち最優先するものによって適した投資方法は異なる
・投資手腕に相当の自信がある場合を除き、プロに運用をお任せしてしまうのがおすすめ

3000万円あっても投資や資産運用は必要か

3000万円というと大きな金額ですし、もう資産運用しなくても良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。どの時点(年齢)で3000万円保有しているかにもよりますが、もしあなたがまだ30代~50代であれば、絶対に資産運用はするべきでしょう。

60歳を超えていれば残りの人生、保有資産の3000万円で暮らしていけるかもしれませんが、生活のレベルは落とさずを得ないでしょう。よって、どちらにしろ資産運用はした方が良いと言えます。日本の世帯支出は平均で月に約31.3万円ですから、普通に生活をしていれば8年もすれば手元の3000万円は無くなってしまう計算です。

(参考)
・生命保険文化センター「月々の生活費は平均していくらくらい?」(外部リンク)

 

たとえ3000万円の余裕資金があったとしても、資産運用で増やしていくような努力が必要と言えます。そこで実際に3000万円の投資方法を紹介する前に、どうやって運用先の商品を絞っていくかを解説致します。

かけられるリスクを考える

まず最初に考えなければならないのが、ご自身のリスク許容度です。

ひとことに3000万円と言っても、全体の金融資産が1億円ある家庭の3000万円と、資産5000万円のうちの3000万円のお宅では、取れるリスクが異なります。3000万円を10年後に倍にしたい方もいれば、とにかくリスクは取らずに減らさない運用をしたいという方もいらっしゃると思います。

ハイリスク・ハイリターン ・仮想通貨
・FX
・先物取引
ミドルリスク・ミドルリターン ・投資信託
・リート
・外国債券
・ヘッジファンド
ローリスク・ローリターン ・預金
・国内債券

タイプとしては大きく分けて以上の3つですが、もちろん内容によってリスクもリターンも異なります。株式であれば財務状況の健全な企業と、倒産寸前の負債が積み重なった企業ではリスクは異なりますし、投資信託であっても中身の組入れ資産によってはリスクもリターンもまばらになるでしょう。

また、一概に投資をするといっても、自分で行うか、第三者にまかせるかで費用面のコストや労力が異なります。誰が運用をするか、それぞれのメリット・デメリットをふまえて最適なものを考えてみましょう。

運用者を決定する

以下、3000万円の投資を自分で行うか、第三者にまかせるかを手数料、労力、見込めるリターンの3つの観点でそれぞれ比較してみました。

運用者 手数料 労力 見込めるリターン
自分で運用する 最も安い 高い 労力に見合わないケースも
一部はプロに手伝ってもらう 1~3%程度かかる 少ない 長期投資なら年間平均7%前後
完全におまかせする 高い ほとんどない 年間で10%前後、なかには30%を超えるものも

1、自分で運用する

自分で3000万円を1から自分で運用しようとなると、かなりの体力と気力が必要になるでしょう。マーケットは毎日動き、休みはほとんどありません。

しかし、手数料などのコストはほとんどかかりませんので、利益が出た時は丸々自分のものになります。(税金を除く)投資コストを掛けずに運用したい方は、自力で運用することになります。

2、一部はプロに手伝ってもらう

自分ですべてを行うのは気が引けるという場合、少しばかり専門家の力を借りても良いと思います。もちろん管理を手伝ってもらう対価として、手数料を支払う必要があります。

自身の投資スキルを磨きながら、プロの力も借りて安定的な運用を行いたいとお考えの方は一部の運用をプロにおまかせするのも良さそうです。

3、完全におまかせする

3000万円という大きなお金ですから、できることであれば完全におまかせするこの方法が一番良いと思います。精神的にも投資に縛られず、落ち着いた生活を行うことが出来ます。

また、3000万円全額を預けるのに抵抗がある場合は、大半をおまかせにし、20%程度を自分で運用するようなかたちでも良いかもしれませんね。

もし自分での3000万円の運用がうまくいかなかったとしても、一部でもおまかせにしている資産ある程度があれば精神的にも余裕が生まれるのではないでしょうか?ちなみに、運用者ごとに可能な投資方法が異なりますので以下でご説明致します。

すべて自分で1から運用する

3000万円を全て自分で運用する場合は、3000万円をどの金融商品にするか、投資対象や割合、売買のタイミング等、運用にかかる管理をすべて自分で行います。自分で管理するので手間はかかりますが、手数料は低く抑えられる点がメリットと言えるでしょう。

ご自身で行う場合は、以下の4つがメインになると思います。以下、4つの資産運用方法を1つずつ見ていきます。

自身で運用を行うのにおすすめの商品

  1. 預金
  2. 株式投資
  3. FX
  4. 債券

1、預金(ローリスク・ローリターン)

一番リスクの低い運用が定期預金を含む預金・貯金です。ご存知の通り利回りはどこの銀行も利率は0.01%程度で、はっきりいってリターンはゼロに近いといえるでしょう。

預金

(引用)
・日本銀行 「預金種類別店頭表示金利の平均年利率等について

 

とにかく減らしたくない場合は預金が最適ですが、3000万円の資産運用の効果はほとんどないと言って良いでしょう。外貨預金は通貨にもよりますが、金利が年率2%を超えることもあります。ただし、為替変動のリスクがあることだけはしっかり留意しておきましょう。

期待リターン(利回り)

年率0.010%程。外貨預金であれば、年率2%を超えることもあり。

メリット

預金は預金保険制度(ペイオフ制度)の対象となっている為、基本的には1000万円までであれば元本保証の運用方法となります。また、銀行にお金を預け満期を待つだけと運用に手間と時間がかからない点は、3000万円を預金で運用するメリットと言えますね。

リスク(デメリット)

ゼロ金利の日本では、預金の利子に大きく期待はできません。先述したとおり期待利回りは定期預金でも0.010%程ですので、3000万円を1年預けて3000円がやっとと言ったところです。このように、定期預金では大きくお金を増やせないという点はデメリットであると言えますね。

どうしても3000万円の資産をリスクを取らずに運用したいという方は、定期預金での運用を検討しても良いでしょう。定期預金の場合は実店舗を持たないネット銀行が高金利な傾向にありますのでの、複数社を比較して出来るだけ利率の高い銀行へ預け入れを行えると良いですね。

2、株式投資(ハイリスク・ハイリターン)

投資・運用の代表といえる株式投資。比較的値動きが大きいので、いざというときに迅速な売買が出来る方におすすめです。最近はネット証券であれば大きな取引額であっても数百円の手数料で取引が可能なので、株のハードルはかなり低くなっていると言えます。売却時の儲けであるキャピタルゲインと、インカムゲインにあたる配当金の両方で利益を出すことが可能です。(配当金はないものも。)

金融資産が一定額以上あれば信用取引も可能です。信用取引は現金や持っている株を担保に、証券会社からお金を借りて株の売買をする取引をしたり、株を借りて売り、買い戻す取引のことです。最大で担保の約3.3倍までの取引が可能となっており、少ない金額、少ない株で大きな取引ができます。信用取引には投資経験もある程度必要です。初めての方は取引できませんのでご留意下さい。

期待リターン(利回り)

3~5%程。

メリット

株式投資の場合、投資信託などプロにおまかせできる運用方法とは異なり、自身での運用となるため無駄な運用代行手数料が発生しない点は嬉しいですね。また、テンバガー株(株価が10倍以上に跳ね上がる株のこと)などを見つけることができれば、思いもしないまとまったリターンを得られる可能性もあるでしょう。

リスク(デメリット)

株式投資は元本保証の運用方法ではありません。運用に失敗すれば、資産が減ってしまうことも考えられます。本記事下部で紹介しているような「投資のリスク対策」をしっかりした上で、株式投資に取り組めると良いですね。

株式投資は売買益や配当金など多方面から利益を狙え、投資のバリエーションが多く投資が好きな方であれば、楽しみながら運用できるでしょう。

しかし、実際の運用には事前学習、チャートや企業の分析や売り買いのタイミングを図ったりとそれなりに手間暇がかかります。投資が好き、資産運用の勉強がしたい言う方は3000万円の資産の一部の少額から少しずつ運用を始めていけると良いですね。

3、FX(ハイリスク・ハイリターン)

FXとは外国為替証拠金取引のことを指し、為替の差を使って利益を出す投資です。通貨はアメリカドルと円、アメリカドルとユーロ、ユーロと円、このようにペアで取引をします。

わかりやすくアメリカドルと円でどのような取引をし、どのように利益を出すかを説明すると、下図のようにドル円レートが100円のときにドルを買い、120円になったタイミングでドルを売ります。すると20円分の差益が利益としてあがる仕組みとなっています。

ドル円チャート

また、世界には金利が高い国があり、そのような国の通貨を日本のような低金利国の通貨で買うと、スワップ金利なるものが得られます。スワップ金利(スワップポイントとも呼ぶ)は、通貨感の金利差調整分のことを指します。低金利通貨を売って、高金利通貨を買えば、それらの通貨間の金利差からその差額を受け取ることが出来ます。

また、FXも株式の信用取引のように、元手を担保に借り入れを行うことで、元手の何倍もの金額の取引が可能な「レバレッジ取引」というものがあります。しかし、高すぎるレバレッジをかけることによって、損失が出た場合はその分損失幅も広がりますので注意が必要です。

期待リターン(利回り)

運用方法次第。

メリット

FXでは株式投資とは異なり、取引手数料は定められておりません。その代わり、スプレッドとして買いのレートと売りのレートに差が設けられており、このスプレッドが取引コストとなります。日本で一番取引されている、ドル・円の通貨ペアでも0.3銭(0.003円)程と投資コストは最大限に抑えて運用できます。

また、株式投資の場合は市場が開いている平日の午前・午後の決まった時間でのみ取引可能となっていますが、FXの場合は平日24時間取引可能。また、先述したとおりレバレッジを使用すれば少ない資金で大きなリターンを狙えますし、通貨によっては持っているだけで金利を受け取れる(スワップポイント)通貨もあります。

リスク(デメリット)

FXはその値動きの大きさから、短期間でまとまったリターンを得られる反面、運用に失敗すれば大きな損失を被る可能性があります。また、レバレッジを使用することで損失が出た場合の損失率も高くなります。FX初心者の方は1~2倍の低レバレッジで、安全に運用を始められると良いでしょう。

FXは短期間で大きなリターンを得られる可能性がある反面、レバレッジのかけ方によっては元手以上の損失が発生してしまう可能性も含んでいます。一部海外FX業者では、ゼロカットと呼ばれる元手以上の損失が出ないシステムを導入している業者もありますので、実際に運用を行う際には上手に活用できると良いでしょう。

 

ゼロカット採用の海外FX業者一例

1、GEMFOREX(ゲム・フォレックス)
口座開設20万口座以上、完全日本語対応の手厚いサポートで、多くのFX初心者に選ばれています。ニュージーランドの金融ライセンスも保有している、安心の海外FX業者です。

2、XM(エックスエム)
日本で抜群の知名度を誇っているXM(エックスエム)も、日本語での顧客サポートの手厚さが評判の海外FX業者です。こちらは、セーシェルの金融ライセンスを保有しています。

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5、債券(ローリスク・ローリターン、為替の影響を受ける場合はミドルリスク・ミドルリターン)

自分で行う投資の中で一番手間がかからないのが債券です。基本的には満期まで持つことが一般的なので、一度購入したら放置できます。

債券とはいっても個人向け国債などの少額から購入可能なものから、ある程度まとまった資金で投資するものまでその種類はさまざま。そこで以下、代表的な3種類の債券をまとめました。

個人向け国債

個人向け国債

(引用)
・財務省「個人向け国債

 

1万円から購入でき、銀行や証券会社、郵便局など多くの金融機関で取り扱っていることから広く親しまれている個人向け国債。利回りは現状0.05%程と定期預金(0.001%程)を上回りますが、それでも3000万円預けたところでもらえる金利は年間1万円程度とそこまで多くないのが事実です。

国が破綻しない限りは実質元本が守られているので、絶対に元本割れをしたくない方には個人向け国債での運用がおすすめですが、利回りは魅力的とは言えないでしょう。

利付債と割引債

債券には毎年金利がつく「利付債」と、金利はつかないかわりに割引された価格で買える「割引債(額面より安い価格で購入できるため、値引き分が利益となります)」があります。利回りは発行体の信用度や、国の金利政策等によって異なりますが2%を超えるものも多く、比較的高いリターンを得ることができるでしょう。

割引債

債券は買付、売却時の手数料は基本的にありません。しかし、外国通貨建て債券の場合はレートの差による為替手数料がかかりますのでご留意下さい。

期待リターン(利回り)

0.5~2%程

メリット

債券は定期預金と同様、購入した後は満期まで待つのみとなり投資に労力はほとんど必要ありません。投資初心者でも、気軽に投資できる点は3000万円を国債で運用する大きなメリットであると言えるでしょう。

リスク(デメリット)

債券の場合、債券の発行体が破綻した場合は価値がゼロになってしまう可能性があります。

発行元が「国」である個人向け国債の場合はまだしも、発行体が「企業」である社債の場合はそれなりリスクを伴うことは覚えておくと良いでしょう。また、外国債券の場合は為替の影響を受ける為、為替レートを考慮した取引が出来ると良いですね。

投資に手間と時間をかけずに、定期預金より高利回りを得たいという方は、3000万円の資産を債券で運用することを考えても良いでしょう。

さて次は、プロの力を少し拝借する方法です。

一部プロに手伝ってもらう

以下、3000万円の運用を一部プロに手伝ってもらう運用方法を2つまとめました。

一部プロに手伝ってもらう運用方法

  1. 投資信託
  2. リート(不動産投資信託)

どちらの商品も、中身の資産の運用はファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが行ってくれます。手数料はだいたい1~3%程度が一般的で、株式やFXよりは少し高くなるでしょう。まずは広く親しまれている投資信託から見ていきましょう。

1、投資信託(ミドルリスク・ミドルリターン)

投資信託は株や債券を複数持ち合わせる商品です。運用のテーマや方針が気に入れば気軽に購入できます。中身の資産の運用は投資信託のファンドマネージャーが行ってくれますので、買いの注文依頼と売却依頼だけすればあとはプロにおまかせできます。

日経平均やTOPIXのような指標と連動するように作られたインデックスファンドから、アクティブファンドと言われる指標を超えるリタ―ンを狙うファンドまで種類は豊富です。一般的にインデックスファンドは手数料が安く、アクティブファンドは売買の回数が増えるために手数料も割高な傾向にあります。

株だけ、債券だけ、国内だけといったように投資対象を狭めたものから、複数の資産をちょっとずつ組入れたバランス型ファンドというものもあります。また、通常の投資信託とは商品性がかなり異なるので項目を分けましたが、次にご説明するリートも投資信託のひとつです。

期待リターン(利回り)

3~5%程

メリット

投資信託はファンドを購入するだけで、その後の運用はプロにお任せできます。投資や金融の知識がない投資初心者の方でも始めからプロの力で上手に運用できるのは嬉しいですね。

リスク(デメリット)

投資信託の一番のデメリットと言えば、利益・損失関係なく運用額に対して固定で手数料がかかること。運用が上手くいかずマイナスが出ても、手数料は固定で発生することを考えると、複数ファンドを比較・検討して可能な限り手数料が割安なファンドを選択できると良いでしょう。

投資信託の手数料

投資信託の手数料 いつ発生? 手数料
販売手数料 購入時 0%~3.0%
信託報酬 保有期間中毎日 0.1~2.5%
信託財産留保額 売却時 0~0.5%

投資信託は3000万円の資産をある程度のリスクを取り、かつ手軽に運用をしたいとお考えの方におすすめの運用方法です。

2、リート(REIT)(ミドルリスク・ミドルリターン)

リートは不動産を投資対象とした投資信託のことを指します。実物の不動産では、買付の費用が莫大であったり、不動産業者に足を運んで物件を選んだりする手間がかかります。いざ購入した後に入居者がいないと家賃収入は得られませんし、修繕費なんかも定期的にかかるので、利回りの割にリスクが高いと言えます。

リートは不動産の管理を投資家の代わりに行ってくれるので、投資家の負担はありません。オフィスや商業施設などの投資不動産から入ってくる賃料を投資家に分配する仕組みになっています。

リート

実物の不動産投資をしたとして、その不動産から賃料が得られなかったり、災害によって倒壊してしまった場合、マイナスはかなり大きくなります。しかし、そのリートは多くの不動産に投資しているため、1つが駄目になったとしても他の不動産で挽回することが可能です。このように、不動産で分散投資が出来るのはREITならではと言えるでしょう。

期待リターン(利回り)

4%程。

メリット

REIT(リート)法人の場合は、利益の90%以上を投資者に分配した場合、法人税が免除される仕組みになっています。通常の法人であれば、得た利益から法人税を引いた残りを投資者に分配しますが、その点REITの場合は税金が引かれない分多くの分配金が貰えることになります。

リスク(デメリット)

REITの投資先は「不動産」のみとなりますので、不動産市況が低迷している場合利益を出しづらい傾向にあります。また、REITも投資信託と同様に実際の運用は投資のプロが行う為、運用に手数料(信託報酬)がかかる点は3000万円をREITで運用するデメリットであると言えるでしょう。

3000万円での不動産投資に興味があるが、現実不動産の購入は気がひけるという方は手軽に不動産へ投資が行えるREITで運用を行っても良いでしょう。

完全におまかせする

最後に紹介するのは、自分で運用せず、最初からプロにまるまるおまかせしてしまうパターンです。預けた資産はプロの手によって運用されますので、売買の判断なども必要ありません。

ヘッジファンド(ミドルリスク・ミドルリターン)

完全におまかせする場合は、ヘッジファンドを投資先として選ぶことになります。ヘッジファンドは、投資信託のようにいろいろな資産を複合して持つファンドですが、下記の通りいくつか違いがあります。

投資信託とヘッジファンドの違い

投資信託 ヘッジファンド
投資金額 1万円~(中には100円から出来るものも) 一般的に1000万円~
投資家の人数 不特定多数 50人未満
運用の自由度 低い 高い(様々な投資手法でリターンを狙える)
収益目標 相対リターン(ベンチマークを上回る) 絶対リターン(ベンチマークは設けない)
手数料 購入手数料+信託報酬(保有中の管理にかかるコスト)+信託財産留保額(解約手数料) 成功報酬約20%程

ヘッジファンドは一般的に、1000万円以上からと少し敷居が高くなっています。また、投資家の人数を50名未満と限定しており、少数の顧客を相手する点は投資信託と大きく違うと言えるでしょう。

また、ヘッジファンドの一番の特徴としては、金融庁からの規制が投資信託ほど厳しくない為、運用手法の選択肢が多く投資信託より高利回りであること。3000万円をプロにリスク管理をしてもらいながら、可能な限り効率的に運用したいとお考えの方はヘッジファンドへ資産運用をお任せすることを考えても良いでしょう。

そもそも、投資に関する経験や知識が浅い場合にはプロにおまかせしたほうが良いケースが多く見受けられます。手数料を安く抑えるために自分で投資したら、失敗して大損なんてことにもなり兼ねません。投資の勉強や、分析などにも労力がかかっているので、ダメージも倍受けることにもなってしまいます。

期待リターン(利回り)

10%程。

メリット

3000万円の運用を一括プロにおまかせ出来る為、投資に賭ける時間と労力を節約できます。また、普段から億単位のお金を運用の経験してきたファンドマネージャーに運用をおまかせすることで、比較的高いリターンを狙うことが出来る点は資産運用にヘッジファンドを活用するメリットであると言えるでしょう。

リスク(デメリット)

ヘッジファンドも投資信託と同様、プロに運用をお任せできる代わりに手数料が発生します。ヘッジファンドの手数料はファンドによって異なりますが、一般的には成功報酬として20%程と手数料は一見割高に思えます。しかし、ヘッジファンドの場合は「成功報酬」となり、利益が出ていない場合はまとまった手数料は発生しないため、投資信託と比べると投資効率は良いと言えそうですね。

ヘッジファンドに関しては戦術の流出を防ぐ目的から、情報公開が積極的にされておらず、国内にどんなファンドが存在しているのかを把握するだけで一苦労。そこで本サイト内では、国内で運営を行うヘッジファンドをまとめたページを用意しました。ファンド選びの際には是非参考にしてみてください。

さて、ここまで3000万円の資産のおすすめ運用方法を見てきました。最後に、実際に運用を始める前にチェックしておきたい3000万円クラスの大金を運用する際の注意点を確認しておきましょう。

3000万円を投資する際の注意点

3000万円の資産ともなると、まとまった金額なので、少額で行う投資とはまた違った点に気をつけなければなりません。特に心がけたいのが、以下の2点です。

3000万円を投資する際の注意点

  1. 長期投資
  2. 分散投資

早速、3000万円を投資する際の注意点を1つずつ解説していきます。

1、長期投資

金額が3000万円ということから、短期であってもハイリスクハイリターンの投資を行った場合、大きな利益を生むこともあります。

レバレッジなどを使った場合、数日で本当に一生働かなくても良いぐらいのお金になるかもしれません。しかし、同様にリスクも高くなるわけですから、損失が大きくなる可能性もあります。

よってリスクを抑えつつ、長期的に複数の投資先でプラスを出したりマイナスを出したりしながら、結果的に保有資産がプラスになっているイメージで投資を続けたほうが安全と言えるでしょう。最低5年、可能であれば10年スパンでの投資計画でじっくり運用を行っていけると良いですね。

2、分散投資

先述したとおり、リスクを抑えた投資を行うならば「分散投資」が基本となります。しかし、分散投資と言っても何をどう分散すれば良いの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思うので、ここで「商品の分散」「時間の分散」の2つの資産の分散方法を解説していきます。

商品の分散

3000万円を1つの銘柄(株式)に投入したらどうなるでしょうか。極端ですが倍になることも、反対に半分になることも想定できます。

なくなってもよい3000万円であるなら、リスクのとり方は自由ですが、今後使う可能性の高い3000万円に適した投資ではないと言えます。投資対象を複数に分けて、値下がりリスクに対する対策をあらかじめ打っておくことが大切です。また、商品の割合だけでなく、時間も分散できるとさらにリスクを減らすことが出来ます。

時間の分散

あらゆる商品に分散したとしても、世界的な景気減速ですべての資産の価値が目減りすることも考えられます。ここで有効なのが時間の分散です。

わかりやすいように株式の場合で考えてみましょう。株価は常に動きますから、タイミングによっては天井と呼ばれる最高値で買ったり、底と呼ばれる最低値で買うこともあります。

時間の分散

底で買って、天井で売却できたらラッキーですよね。しかし、株価の動きは様々な要因によって上下しますので、100%予想が当たることはまず無いと言って良いでしょう。

株価が2000円の時に一度にまとめて購入し、その後株価が上がらないなんてことも十分考えられるのです。よって、買うタイミングを分ける時間の分散も有効に活用することで、「高いところで買ってしまうリスク」を回避することができるでしょう。

上記2点は運用額の大きさに関係なく、資産運用を行う際に常に心に止めておきたいポイントとなります。特に3000万円というまとまった資産の運用ともなれば、リスク管理には十分すぎるほど気をつけて、安全に資産を育てていけると良いでしょう。

まとめ

さて、ここまでの内容を踏まえ3000万円というまとまった資金は、よほどご自身の投資手腕に自信がない限りヘッジファンドのようなプロに完全おまかせする投資方法が一番安心だと言えるのではないでしょうか。

マネーブリッジ編集部では、以下おすすめ国内ヘッジファンドをまとめた記事も作成しました。興味のある方は、合わせてチェックして見てください。

ご自身で運用されるという場合は、最後に紹介した2つの注意点を踏まえ、十分すぎるほど慎重に運用を行っていけるとよいですね。

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