初心者でも出来る1000万円のおすすめ資産運用方法とは?

1000万円のおすすめ運用方法

1000万円という高額資産を、ご自身で運用するのは難しいところ。

 

運用に失敗したらどうしよう。そんな思いから、なかなか1000万円の資産運用を始められない方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回はマネーブリッジ編集部が実際の投資経験、金融情報の分析から導き出した、2019年度に初心者でも簡単に始められる1000万円の効率的なおすすめ資産運用方法を紹介していきます。

 

2019年に、1000万円というまとまった資産の運用を考えている方は必見です。

 

では早速、初心者におすすめの1000万円資産運用方法を紹介していきます。

おすすめの1000万円資産運用方法3選

以下、資産運用初心者の方が1000万円以上の高額資産を運用する際におすすめの資産方法となります。

 

1、ヘッジファンド
2、不動産投資
3、投資信託

 

では、早速それぞれおすすめ運用方法の詳細を見ていきます。

1、ヘッジファンド

ヘッジファンドとは、お金を預けるだけで投資のプロが代わりに資産運用を行ってくれる投資方法です。

 

プロに運用をお任せできる点で後述する投資信託によく似ていますが、投資信託と異なり証券会社などを通して大々的に投資者を募集できない代わりに、投資信託より縛りのない自由で戦略的な運用が出来るのがヘッジファンドの特徴です。

 

では続いて、そんなヘッジファンドの気になるメリット・デメリットについて見ていきます。

ヘッジファンドのメリット・デメリット

ヘッジファンドのメリット・デメリットとしては、それぞれ2個ずつありますので、メリットから順に見ていきます。

メリット

ヘッジファンドのメリットは、

ヘッジファンドのメリット
  • 景気に関係なく利益追求ができる。
  • トータルコストが安い。

 

の2つです。

 

まず、1つ目の景気に関係なく利益追求ができる点。

 

既に述べた通り、投資信託は運用方法に強い縛りがかかっており、多くの投資信託は単純に景気の上がり下がりにあわせる運用方法を採用しています。具体的には、日本の平均株価である日経平均株価が5%を上がれば、投資信託も5%上がるように運用を行います。

 

以下の表は、インデックスファンドの騰落率(価格の変化)を表したものですが、見てわかる通り日経平均株価とほぼ同じ値動きをしていることがわかります。

 

※インデックスファンド:決められた指標(日経平均株価、TOPIXなど)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のこと。

 

インデックスファンドの騰落率(価格の変化)

ファンドの種類 1か月 3か月 6か月 1年 3年
Aファンド 4.95% 8.01% 2.44% 0.61% 39.25%
日経平均株価 7.97% 7.05% 1.54% -0.93% 33.54%

 

投資信託パフォーマンス

 

つまり、不景気になるとそれに比例して投資信託の運用成績も低迷します。あくまで景気の波よりも上回る事を目標としているため、最悪の場合運用成績がマイナスとなってしまう可能性も持ち合わせています。

 

その点、ヘッジファンドは運用方法の縛りが緩く、景気の良し悪しに関係なく利益を狙える自由な運用が出来ます。

 

一例をあげるとすれば、世界の株価が急落した2015年の8月。

 

ヘッジファンド型投資信託である野村アセットマネジメントのノムラ・グローバルトレンドファンドは米国平均株価である米S&P500が6%強下落した8月、多くの投資信託がマイナスを出す中、4.2%の上昇とプラスを出すことが出来ています。

 

ヘッジファンド値動き

引用:>>NIKKEI STYLE「波乱相場で健闘した投信 資産防衛の選択肢に 」(外部リンク)

 

このように、市場の下落局面でもリターンを狙いにいけるのはヘッジファンドならではと言えるでしょう。

 

そして、2つ目はコストの話について。

 

投資信託は資産運用を始めるタイミング以外にも、運用中、運用後の解約時など、複数回に分けて手数料を支払う必要が出てきます。

 

その点、ヘッジファンドは基本的に資産運用が上手くいった際の成功報酬のみ。仮に運用が失敗したら支払いは不要です。

 

手数料比較

投資信託 ・購入手数料
・信託報酬
・信託財産留保額
・運用成績に関わらず固定で発生する。
ヘッジファンド ・成功報酬 ・運用で出たリターンに対して発生。

 

ヘッジファンドの初期投資額は1000万円以上からと、1万円ほどの少額で始められる投資信託と比べると少々高めに感じるかもしれません。

 

しかし、無駄のない手数料体系、下落相場でのリターンを出せる自由な戦略が出来る点でも1000万円の資産運用先としては検討する価値があるでしょう。

 

では、逆にデメリットはどうなのでしょうか。裏の側面も見ていきましょう。

デメリット

ヘッジファンドのデメリットは以下の通りです。

 

ヘッジファンドのデメリット
  • 初期投資額が高め。
  • 国内で流通している情報が少ない。

 

まず一点目に関して、一口当たり約1000万円以上からというのは多少ハードルが高いと言えます。

 

また、国内には有益な情報があまり流通していないというのも、情報集めの観点からデメリットになり得ます。

 

ヘッジファンドに関しては有益な情報があまり市場に出回っていない点はネックですが、それでも国内に素晴らしいファンドはいくつか存在しています。

 

ちなみに当サイトには、国内のおすすめヘッジファンドを紹介している記事もありますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。

 

 

では、次は1000万円のおすすめ運用方法の2つ目を見ていきましょう。

2、不動産投資

次におすすめしたい1000万円の運用先は、不動産投資です。不動産投資はファンドへの投資と比較すると、その手堅さが最大の魅力であると言えます。

 

例えば、日本不動産研究所不動産投資家調査によると、都内ワンルームマンションの利回りは年利約4%程。

 

都内マンション利回り
参照:>>日本不動産研究所 第39回不動産投資家調査(外部リンク)

 

つまり、一度購入すれば借り手がいる限り半永久的に年4%程度の家賃収入が得られる事になります。

 

また1000万円以上のコストをかけられるのであれば、ローン等を組まずに不動産投資をスタートさせる事ができます。より手堅く運用する方法を考えているのであれば、不動産投資がおすすめです。

不動産投資のメリット・デメリット

こちらもヘッジファンドの時と同様、2つずつメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

まずは、メリットからです。

メリット

不動産投資をする上でのメリットを2つ挙げるとすると、以下の2つになります。

不動産投資のメリット
  • 安定的に収益が入る。
  • 売却益も狙える。

 

早速、順に見ていきます。

 

まず1つ目の安定的に収益が入る点ですが、前提として1000万円以上の資産があれば不動産という安定した現物資産が手に入ります。

 

住宅新報による「4大都市圏家賃調査」によると、東京圏のマンションの平均成約賃料はワンルームタイプが7万3131円。例えば、平均家賃が7万円10部屋あるアパートの場合は単純計算すると満室で月70万円、年間840万円の収入になります。

 

また、得られるのは家賃収入だけではありません。質の高い人気物件を手にする事ができれば、いわゆる売却益を狙って転売等も行う事が可能です。マンションの価格水準は、2010年以降は右肩上がりで、マンションの資産価値は高まっています。

 

不動産価格
参照:>>国土交通省 不動産価格指数(外部リンク)

 

※不動産価格指数:年間約30万件の不動産の取引価格情報をもとに、全国・ブロック別・都市圏別・都道府県別に不動産価格の動向を指数化したもの(参考:国土交通省 不動産価格指数)

 

では、そんな不動産投資のデメリットとは何なのでしょうか?

デメリット

不動産投資のデメリットは、現物取引ゆえに生じる「不確定さ」です。

不動産投資のデメリット
  • 売れ残った場合コストが発生する。
  • 1000万円では足りない場合がある。

 

現物を売買・賃貸する方法の最大の懸念は、売れ残りが発生する事です。つまり、不動産の借り手を見つけられなかったり、売りたい時に売却相手が見つからない場合などに、物心両面において予想外のコストがかさむ可能性があります。

 

以下、地域別に不動産の空室率を示したグラフになります。

 

空室率
参照:>>LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)見える!賃貸経営(外部リンク)

 

地域別に空室率を比較すると、東京都と福井県では倍以上の違いがあります。特に地方の物件の購入をお考えの方は、入居者集めに苦労する可能性も考えられます。

 

地域別空室率比較

東京都 14.5%
福井県 30.1%

 

また、都心であれば中古物件の平均価格も2,000万円を超えてくることから、1000万円では本当の良質物件は買えないのではないかという指摘も存在します。

 

~40m2中古住宅平均価格

千代田区 3,099万円
中央区 2,585万円
港区 3,112万円
新宿区 2,759万円
文京区 2,432万円

参照:>>中古住宅HOME4U 東京都の中古マンションの価格相場比較 [ エリア×面積](外部リンク)

 

そんな中でいわゆる「良い物件」を手にいれるのは簡単ではないと言えます。人の縁や地道なリサーチが必要で、不動産投資は特に目を養う必要があるでしょう。

 

続いて、1000万円のおすすめ運用方法の3つ目を見ていきます。

3、投資信託

最後は、おそらく皆さんが最も耳にした事があるであろう投資信託です。

 

投資信託は前述したヘッジファンドと同様に、ファンドを購入するだけで投資のプロに代わりに運用して貰える金融商品です。そんな中で投資信託は、 一口あたりの投資最低額は1万円程からと低く、一般の人にも投資しやすいというところにメリットがあります。

 

その意味では投資信託はより幅広い層が活用でき、日本では身近な存在のように思えますね。

投資信託のメリット・デメリット

では、投資信託についてもメリット・デメリットを見ていきます。過去2つと同じく、こちらも2つずつ理由を明記しています。

メリット

投資信託を資産運用方法として、採択するメリットは以下の2つです。

 

投資信託のメリット
  • 初期投資額が少ない。
  • 情報量が圧倒的に多い。

 

投資信託はヘッジファンドとは逆に、初期投資額が低いのが特徴でありメリットです。1万円程~、また毎月の積み立て投資から数千円から運用可能。また、楽天証券であれば月々100円から積み立て投資が可能ということで、1000万円以上の資産がない人でも利用する事ができます。

 

楽天証券
参照:>>楽天証券 100円から積立可能「投信積立」(外部リンク)

 

また、流通している情報も非常に多く、大手メガバンクなどでも軒並み投資信託を推奨する動きを見せています。初心者にも始めやすく、参入障壁が低い運用方法としては投資信託はおすすめできます。

 

では、デメリットはどうでしょうか?こちらも見ていきましょう。

デメリット

投資信託のデメリット
  • トータルコストが高い。
  • 景気に左右されマイナスもあり得る。

ヘッジファンドと真逆で、投資信託はマイナスが出てもプラスが出ても固定で手数料を支払う必要があります。また、先述した通り投資信託は景気にあわせた運用方法ゆえに、相場が下がれば運用成績がマイナスになる事もありえます。

 

可能性として、投資信託はこうした現実に直面するリスクが十分存在する点からは考慮できると良いでしょう。

 

よく似ている投資信託とヘッジファンド違いについては以下の記事にまとめましたので、宜しければそちらもどうぞ。

 

さて、1000万円のおすすめ資産運用方法3つのメリット・デメリットがそれぞれわかったところで、まとめの前に投資をするなら知っておきたい「運用で失敗しないコツ」を見てきましょう。

【おまけ】失敗しにくい投資の考え方

失敗しない投資の考え方

今回は、1000万円での資産運用におすすめの金融商品を紹介してきました。

 

資産運用を始めるからには、投資金額に限らず「失敗したくない」という気持ちが生まれるのは当然です。ここでは、資産運用で失敗しにくい投資の考え方について紹介します。

 

1つ目は、余剰資金で行うことです。

1、余剰資金で行う

まず、第一に投資は余剰資金、つまり当面使う予定のないお金で取り組む必要があります。

 

生活費を投資につぎ込むなんてことのないよう、自分が投資に使えるお金がいくらあるのか確認しておきましょう。具体的には、月々の生活費の1年分の金額は残しておくと安心と言えます。

 

2つ目は、長期的な目線で投資を行うことです。

2、長期的な目線で投資を行うこと

また、1000万円の資産を1年で10倍にするといった、短期間で資産を爆発的に増やそうとすることも避けたほうが良いでしょう。

 

例を挙げれば、2017年仮想通貨であるビットコインは1年で約13倍の値上がりを見せましたが、その後80%以上暴落することになります。

 

短期でまとまったリターンを狙おうとせず、分散投資でリスクを抑えながら長期的にじっくり、資産を育てていくのが安心でしょう。

 

以下、分散投資をそれぞれ1年間と5年間行った際の収益率の比較図になります。表を見てわかる通り、下の5年間投資になると収益の振れ幅は小さくなり安定していく傾向があります。

 

足利銀行
引用:>>足利銀行HP 分散投資のメリット(外部リンク)

 

1,000万円の高額運用であれば、なおさらじっくり長期的に安定した運用を心がけたいところです。

 

3つ目は、自分が理解できないものには投資しないことです。

3、自分が理解できないものには投資しないこと

日米欧金融資産
参照:日本銀行調査統計局 資金循環の日米欧比較(外部リンク)

 

日本の個人金融資産うち預金が占める割合は、52.5%とのこと。米国13.1%、ヨーロッパ33.0%と比べても、日本人の多くが投資に積極的ではないと考えられます。

 

金融に対する苦手意識が強いからか、金融機関の職員、投資が得意な友人が儲かると言ったからと専門家を頼りに投資を始められる方も多いよう。しかし、よくわからないものに投資をし、損失が出てしまっても回復させようがありません。

 

ネットで調べたり、投資が得意な人に聞いたりしてご自身が投資する商品についてだけでも、しっかり理解したうえで資産運用を行えると良いでしょう。

 

ここで紹介した3点は、資産運用を始める前も始めてからもずっと常に心に留めておけると良いですね。

 

最後にまとめです。

1000万円の資産運用方法はメリット・デメリット両面から吟味

今回はマネーブリッジ編集部が、主に1000万円以上の資産を保有している方に向けて、おすすめの資産運用方法を3つに分けてご紹介しました。

 

1000万円というまとまった資産の運用は、各運用方法をメリット・デメリットの両面から吟味し、慎重に選択できると良いでしょう。まずは、今回紹介した3つの運用方法から検討を始めてみても良いですね。

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