支出の見直しx積立貯金x資産運用で1000万の貯金は無理なく貯められる

1000万円貯める

貯金の目標としてまずは、1000万円を貯めることをお考えの方も多いのではないでしょうか?

筆者である私も貯金1000万円を目標に7年感コツコツ貯金を行い、結果的には念願の1000万円を貯めることに成功しています。

先に申し上げてしまいますと、毎月銀行にお金を貯めていくだけで貯金1000万円を達成しようと思うと、なかなか厳しいのが事実です。

しかし、貯金と並行して「運用」を行っていくことで、人によっては10年以内と比較的短期間で1000万円を貯めることが出来るでしょう。

ここでは、実際に貯金1000万円を達成した経験をもつ私が、10年以内に1000万円を貯める為に取り組みたい以下

  • 無駄な支出を見直しする方法
  • 無理なく続けられる積立貯金
  • 貯金を効率化できる資産運用

について、紹介していきます。

これから、10年以内に1000万円を貯金したいとお考えの方は必見です。

さてまず初めに、貯金を始める前の下準備についてお話していきます。

貯金の目標・目的をはっきりさせる

何をするにも、目標を立てるのと立てないのでは、その後の意欲に大きな差が生じてきます。

また、5年で1000万円を貯めたいのか、10年で1000万円を貯めたいのか。立てる目標により、目標達成に向けて起こす実際のアクションは大きく異なります。

したがって、まずは

  • いつまでに(目標達成期日)
  • 何のために
  • いくら貯金をするのか(目標額)

この3点だけでも、しっかり明確化しておけると良いですね。

筆者の場合は10年間で子供の教育費用1000万円を貯金することを目標に、30歳から積立貯金を始めました。

経済面での悩みの種が常に子供の教育費用でしたので、早く解決され精神的にも楽になりたいと考えたからです。

具体的には、自身の収入から毎月約10万円程を積み立てながら、更に資産運用での利益を重ね、約7年ほどで貯金1000万円の目標を達成することが出来ました。

家族構成 夫:37歳(会社員)
妻:37歳(主婦)
子:2歳
月の貯金額 10万円
目標達成までの期間 7年間
運用方法 投資信託・株式

金融メディアなどで、貯金だけを数年行っただけで1000万円を貯めることが出来たという方も見受けられます。

しかし、貯金だけで1000万円を達成しようと思うと、相当生活を切り詰める強い意思がなければ、なかなか成し遂げることは難しいのが事実。

したがって、1000万円を貯める目標を立てる際は、焦らず中~長期的(最低10年はみたいところ)に設定するのがおすすめ。

現在の生活レベルを急激に落とすことなく、無理なく貯金を進めていけますよ。

挫折防止の為に

また、立てた目標は紙に書いて見えるところに貼っておくなど、常に立てた目標を意識できるような工夫が出来るとより効果的です。

さらに、アメリカ大手銀行Bank of America(バンクオブアメリカ)の資料によると、大きな目標の他にご褒美として小さな目標を合わせて立てておくのもおすすめとのこと。

新しいスマートフォンや自分へのプレゼントなど、小さくて達成可能な目標を立てその都度ご褒美を受け取ることで、貯蓄への心理的な後押しになり結果的に貯蓄を習慣化することが出来ます。

参照:Bank of America 8 simple ways to save money(英語)

人間はこころが弱いもので、長期に渡り貯金を続けていると心が折れる瞬間が何度も出てくるでしょう。

貯金を継続するモチベーションを保つ工夫の一つとして、取り組んでみると良いでしょう。

年代別貯金額

続けて、1000万円を貯金する目標立ての参考に以下年代別の貯金額を見ていきましょう。

年代別貯金1000万円保有者数

参照:厚生労働省 国民生活基礎調査の概況

上記のデータから、年代別の貯金額を下の表にまとめてみました。

29歳以下 154.8万円
30代 403.6万円
40代 652.0万円
50代 1,049.6万円
60代 1,337.6万円
70歳以上 1,260.1万円

いかがでしょうか?なかなか意識的に貯金をしていかないと、20代、30代のうちに1000万円の貯金を作るのは難しそうですね。

また、ご自身の貯金額が大きく平均に足りていないという方は、貯金を始める前にご自身の消費のスタイルを見直す必要があるかも知れません。

上記はあくまでも平均値とはなりますが、貯金の目標立てを行う際の資料として参考にできると良いでしょう。

さて、貯金を始める前の下準備が終わったら、ここから本題。1000万円の貯金を作るための具体的な方法について紹介していきます。

筆者が1000万円の貯金を行う上で行ったタスクを大きく整理すると以下の3つとなります。

  1. 生活のムダの見直し
  2. 積立貯金
  3. 資産運用

まずは、1000万円を貯金するなら今日からでも取り組みたい、生活のムダの見直し方法について見ていきます。

支出の見直しで無駄を見直す

いくら意識的に貯金を行っても、出ていくお金が多ければなかなか1000万円というお金は貯まりません。

まず、貯金の効果を最大限に目に見える形で実感できるようにする為に、まずは日々の支出を見直し、出ていくお金を少しでも抑えられるようにしましょう。

とは言っても、これから1ヶ月1万円で暮らすといった極端な節約生活は貯金挫折の原因となります。

まずは以下2つの観点から、現在の生活レベルを最大限に落とさずに、無理なく日々の支出の無駄を少しずつ削ぎ落としていきましょう。

  1. 自分ルールを決めて無駄遣いを減らす
  2. 固定費の見直し

まずは、固定費の見直しを行っていきます。

1、固定費を見直す

固定費とは、毎月固定で発生する一定額の費用のことです。

具体的には、住宅ローン、保険料、携帯電話、光熱費、ケーブルテレビ(有料放送)など、毎月なんとなく支払っている固定費の中で見直せるものがないか1つ1つ確認していきましょう。

具体的にはまず、毎月発生している固定費を支払い金額とともに書き出し、

  • 不要なものは解約
  • 必要なものは、お得なプランへ乗り換え

を、検討します。

筆者の場合、何気なく契約していたケーブルテレビを解約しただけで年間7万円以上も節約することが出来ました。

随分昔に契約した住宅ローンなどは、乗り換えるだけで30~50%の違いが出ることも珍しくありません。

保険料も不要な特約を省いて再計算、携帯電話も格安SIMプラン等を使えばかなりお得になるでしょう。

固定費は変わらないと思って対策をしていなかった方は、是非一度確認だけでもされてみることを強くおすすめします。

2、自分ルールを決めて無駄遣いを減らす

固定費の無駄の見直しが完了したら、続いては日々の支出を意識的に削っていきます。

そこでおすすめなのが、自分ルールを決めて無駄遣いを減らすこと。

例えば外食は月に2回まで、飲み会3回まで、買っていい洋服は月に2着までなど、月単位での支出に関する「自分ルール」を設定してしまいましょう。

コツとしては、ご自身の興味関心とは比較的離れている分野から少しずつ見直しを行うこと。

ファッションに興味のある方が、月に購入できる服の着数を減らすとなるとなかなか続けにくいところ。

外食のペースを減らすなど、ご自身の興味関心が薄い分野から少しずつマイルールを設定し、お金を貯める楽しさを実感することから始められると良いでしょう。

貯蓄資産がどんどん増えていくにつれて、自然と貯蓄したい気持ちが生まれ、支出を抑えるマイルールもどんどん増やしていけるかもしれません。

支出は無闇やたらに削るのでなく、ご自身でじっくり考え「不要」と判断、納得できる部分に関してのみ行うのがポイントです。

さて、ここまでの内容で日々の支出は最低限に抑えられ、貯金の土台は完成したと言えますね。

続いては本題、無理なく1000万円を貯金する方法について説明していきます。

積立て貯金

貯金の方法にも様々ありますが、筆者がおすすめなのが「積立て貯金」。

毎月の貯金額を自身で決めるとなると、収入を貯金にまわしすぎて生活が苦しくなる。

また、消費欲に耐えきれず十分な貯金額を貯金できなくなったりと、貯金の挫折の原因となりがちに。

そういう意味では、毎月決まった金額を貯金に回す積立て貯金は大変に効率的と言えるでしょう。

そんな積立て貯金を行う場合にまず決めておきたいのが、毎月の貯蓄額。

単純に考えて、毎月の貯金額が多ければ多いほど目標達成までの期間は短くなります。

ここで以下、仮に10年間で1000万円を貯める場合、だいたいどのくらいの金額を毎月貯める必要があるのでしょうか見ていきましょう。

10年間で1000万円貯める

目標金額 1000万円
貯める期間 10年
想定される利回り 0.001%(預金金利)
毎月貯める必要額 84,000円

10年間で1000万円を貯める場合、必要な毎月の必要貯金額は約8万円

毎月約8万円をコンスタントに貯めていくことは、容易ではありませんよね。

年収が高い方であれば問題ないかもしれませんが、8万円と言うと都内ワンルームの家賃程しますから家計の大きな負担になる可能性があります。

そこで毎月8万円貯めるのは厳しいという人は、貯める期間を倍の20年に延長してみましょう。

20年間で1000万円貯める

目標金額 1000万円
貯める期間 20年
想定される利回り 0.001%(預金金利)
毎月貯める必要額 41,663円

20年間で1000万円を貯める場合、必要な毎月の必要貯金額は約4万円。

期間が倍になったので、単純に毎月貯める額が半分になりました。

銀行預金の金利がほとんどゼロに近い現在、なかなか思うより金利はつきません。

とは言っても、ボーナス期に多めに貯めるなどする工夫を行うことにより、目標達成期間はもう少し縮めることは出来そうです。

さて、ここまでの説明で、だいだい貯金だけで1000万円を貯めようと思うと、目標達成期間10年で月々8万円、20年で4万円ほどの積立貯金が必要なことがわかりました。

これくらいなら、毎月問題なく貯金できそう。

そう思った方は、もう少し欲張って貯金金額をアップさせても良さそうです。

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しかし実際は、毎月そんなに貯金に回せない、目標達成にそんなに時間をかけられないと思われた方が大部分なのではないでしょうか。

そんな皆様におすすめなのが、貯金に「運用」を組み合わせる方法です。

資産運用して効率化を図る

ここでは、上記で説明した積立貯金に資産運用を組み入れて、1000万円の貯金効率を上げた場合についてシミュレーションしてみます。

以下、運用期間10年と15年の場合についてそれぞれ見ていきますよ。

運用して10年で1000万円を貯める

目標金額 1000万円
貯める期間 10年
目標利回り 5%
毎月貯める必要額 64,399円

目標利回り5%で10年間運用を続けながら貯金を行えば、毎月の必要貯金額は約6万円弱。

これなら、共働きのご家庭や高収入な方であれば取り組めそうと思える範囲の金額ではないでしょうか。

5%で10年間運用

参照:金融庁 資産運用シミュレーション

ざっくり、月々約6万円ずつを貯金(運用)に回したとして、10年間で200万円以上(上図オレンジ部分)が運用益として計上される計算に。

この200万円は運用せず、貯金だけしていた場合は得られなかったものだと考えると資産運用の力の大きさを実感できますね。

さて続けて、さらに無理なく貯金を続けるために、運用期間を5年伸ばし15年の場合も考えてみます。

運用して15年で1000万円を貯める

目標金額 1000万円
貯める期間 15年
目標利回り 5%
毎月貯める必要額 37,413円

いかがでしょうか?目標利回り5%で15年間運用を続けながら貯金を行えば、毎月の必要貯金額は3万円台におさまります。

これなら、十分に取り組めそうですよね。

ざっくり、月々約4万円ずつを貯金(運用)に回したとして、15年間で350万円近く(上図オレンジ部分)が運用益として計上される計算に。

運用して15年で1000万円を貯める

参照:金融庁 資産運用シミュレーション

350万円ともなればちょっとした外車が買えてしまうような金額です。

今まで、貯金1本で資産を形成されてきた方も、これからは資産運用を並行して取り組んでいくことで、ずっと効率よく資産を育てていくことが出来そうですね。

目標利回り5%での運用可能商品

さて、上記では利回り5%で資産をまわしながら1000万円の貯金を達成する為に必要な月々の貯金額を見てまいりました。

年利5%で運用するとはいっても、投資初心者の方であれば「何でどのように投資すれば年利5%程で資産を運用できるか」疑問に思われるかも知れません。

年利5%での運用を見込める商品はたくさんありますが、投資初心者の方におすすめな商品はずばり投資信託です。

年利5%ほどであれば株式投資などでの運用も可能ですが、最低10万円程のまとまった最低投資額が必要。

また、株式投資の場合はご自身で購入銘柄から売買のタイミングまでを決めなければならず、投資初心者の方には投資失敗のリスクが伴いますね。

その点、投資信託であれば月々数千円の少額から投資が可能となっており、また信託商品を購入した後は丸々投資のプロが投資者の代わりに複数の投資先に分散して投資してくれます。

またその後の運用に関しても丸々プロにおまかせでき、投資初心者でも手間を掛けずにリスクを抑えた投資を行うことが可能な点で大変におすすめです。

さて、続けては貯金1000万円するための投資信託商品をより具体的に見ていきます。

1000万円貯めるための投資信託商品

投資信託と言っても、インデックスファンドに、アクティブファンドにとその種類は様々。

そんな中、長期的な資産運用でトータルリターン(コストも含めた上での利益)が高まりやすいという点から、以下2つの商品がおすすめです。

  1. インデックスファンド
  2. ETF(上場投資信託)

なんだか横文字や英語でなんだか難しそうと感じた方も、大丈夫です。

下記で1つずつ、わかりやすく紹介していきます。

まず始めに、現在日本に限らず世界で投資残高が大きく伸びているインデックスファンドからご紹介致します。

1、インデックスファンド(インデックス型投資信託)

インデックスファンドは、決まった指標に連動するように作られた投資信託のことを指します。

例えば、日本を代表する225銘柄の平均値を示す日経225に連動する投資信託であれば、日経225と同じ銘柄が似たような割合で組み入れられています。

インデックスファンド

インデックスファンドに関しては、日経225など公表されている決まった指標を追うだけで運用状況の良し悪しが判断できるので、比較的投資者でも解約時期を判断しやすいです。

また、基本的にはファンドを購入するだけでその後の運用は投資のプロに丸々お任せ可能。

投資初心者でも手間いらずで目標の1000万円を貯めることが出来る点で、大変におすすめな運用方法です。

1000万円を貯める為の運用は、基本的には金融商品購入後は放置するスタンスでいきたいとお考えの方はインデックスファンドの利用を考えても良いでしょう。

2、ETF(上場投資信託)

ETF

続けて紹介するのが、ETF(上場投資信託)。

ETFも上記で説明したインデックスファンドのように特定の指数に連動する投資信託ではありますが、1点異なる点を挙げるのであればETFは証券取引所に上場しています。

ETFは株式のように常に価格が動いており、リアルタイムでの取引が可能となっています。

よって、1日1回算出される基準価格で取引がされるインデックスファンドとは異なり、より頻繁に自由で戦略的な取引が出来るのが特徴です。

信託報酬(投資信託にかかる手数料の一つ)はETFの方が安いものが多いですが、上場株式と同じ扱いになるので買付手数料が発生する点は考慮して投資を行いたいところ。

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上記の内容を踏まえ、プロに分散投資をしてもらいながらも、ご自身でも積極的に投資に関与しよりまとまった大きなリターンを狙っていきたい方はETFがおすすめです。

ちなみに、上記2種類の投資信託は場合によっては証券会社のホームページ上にて口座開設~売買まで一貫して行うことがが可能です。

よってまずは、証券会社のホームページにて、様々あるファンドの中から、興味のあるファンドを見つけることから始められると良いですね。

さて、ここまで投資初心者でも比較的失敗しにくい1000万円を貯めるための運用方法を2つ紹介してきました。

以下、さらに効率的に1000万円貯めるために、もう1つ運用のポイントを紹介していきます。

NISAとつみたてNISA

資産運用をして出た利益には、通常20.315%の税金がかかります。

せっかく運用して得た利益から、税金が引かれてしまうのは仕方なくも悲しいことですよね。

しかし、実はNISA口座という特殊な口座内での一定額の売買においては税金がかかりません

これから、貯金1000万円の目標に向かい資産運用をはじめられる方は是非、NISA口座からの投資を行い非課税の恩恵を受けたいところです。

そんなNISA口座には、NISAとつみたてNISAといった複数の口座の種類があり併用は不可。どちらか一方の口座を選んで使うことになります。

NISAとつみたてNISAの違い

  NISA つみたてNISA
最大期間 5年 20年
ロールオーバー 不可
年間の非課税枠 120万円 40万円
非課税枠の総額 600万円 800万円
投資対象 株式、投資信託、ETF、REIT等 一定の条件を満たす投資信託やETF
投資方法 制限なし 積立て(定期的かつ継続的)

参考:金融庁 NISAとは

ちなみに、つみたてNISAは金融庁の厳しい基準を満たしたETFのみ取り扱いが可能となっています。

現在つみたてNISAで取り扱いされているETFはかなり少なく、選択肢が狭まっていると言えるでしょう。

ETFで運用する場合は、商品の選択肢も広がるため、通常のNISA口座を利用するのが良いでしょう。

まとめ

さて、ここまで貯金1000万円の貯め方について見てきました。

今回説明してきた、内容を理解・実践すれば今からでも十分1000万円を貯めることは可能です。

まず1000万円の貯金の目的(使い道)を明らかし、貯金1000万円の達成のイメージを明確化することから始められると良いですね。

また余談ですが、1000万円が貯まる頃には投資の腕もアップし、貯金した1000万円をさらに投資で増やしたいと考えるかも知れません。

本サイトには、1000万円の資産運用方法に関する記事もございますので、1000万円の貯金が貯まった際には是非また見に来てくださいね。

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